動画配信者VS歴代最強のしもべ 3
神社に到着した桜子がお社に入ると、布団で寝込む神様の姿がありました。
「うーん……うーん……」
「これは思ったよりも重症ですね。あの超超超、負けず嫌いな先生がこうも一方的にやられるなんて……」
桜子は冷静に状況を確かめます。
彼女には当然、神様の姿が見えます。
生まれつきスピリチュアル的な素質があったのですが、神様が英才教育を施したことで拍車をかけて頭角を現すようになりました。
「うーん……うーん……」
そして先ほどから魘され続けている神様。
「どうしたんですか先生? さっきからうんうん言ってますけど……。あ! もしかしてうん――」
「う〇こじゃない!!」
思わず飛び起きる神様。
「私まだうんまでしか言ってませんよ」
「じゃあ何て言おうとしたのよ」
「う〇こです」
「やっぱり、う〇こなんじゃない!」
「あ、そんなことよりご機嫌はどうですか?」
「最悪……。それから、できればこの状況だとご機嫌じゃなくてお加減を聞いて欲しいなあ……」
桜子は時折、日本語に乏しい時があるのです。
「お加減は?」
「そっちも最悪……」
「便意の方はもう大丈夫なんですか? オマル使いますか?」
「だから、う〇こじゃない!! まったく……今までせっかく下ネタ無しでやって来たってのに空気読みなさいよ! それに、神はう〇こなんてしないんだからね!! 分かった?」
「へえ。なんかアイドルみたいですね」
「なにその適当な返事。あなたが先に上げた話題じゃない……う! なんか急に気持ち悪く――」
口を押える神様。
「先生!!」
桜子は咄嗟にオマルを神様の口元へ当てます。
[ピーーーーー!!](自主規制)
嘔吐する神様に向かって桜子は微笑みます。
「先生、う〇こはしないのにゲ〇は吐くんですね?」
「やかましいわ!!」




