動画配信者VS歴代最強のしもべ 2
桜子の元へ1機のドローンがやって来ました。
「いらっしゃいませー」
桜子がほほ笑むと、ドローンは左右へ交互に回転します。
「なになに? 俺は客じゃないって? 分かってますよ。神様に何かあったんですね?」
ドローンは神様から預かった手紙を差し出します。
それを受け取り封を開ける桜子。
手紙にはこう書いてありました。
『ピンチ! 助けて桜子ちゃん~!! 神様』
「なるほど、相当ヤバそうですね。店長ー! 申し訳ないですが、しばらく休ませてくださーい!!」
桜子はバックヤードにいる男性へ事情を説明しにいきます。
「え!? うーん、そういうことなら仕方ないか……」
分社の一大事ということで、雇い主の男性はしぶしぶ承諾しました。
「ありがとうございます店長。それじゃあ早速出かけます」
「いってらしゃい。あ、でも由緒正しい大神宮で店長って言い方はやめてね。まあ、確かに私は君の雇い主だけども……」
桜子はバックヤードから出てくると、ドローンに向かって軽快な口調で言います。
「では参りましょうか、先生の使い魔さん。……あ、そうだ! せっかくだから御守り、買っていきませんか?」




