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ŪNDER WΦRLD  作者: 赤神裕
Scene 04:Rebel ―反逆者―
32/85

Extra 06:お茶会

みなさん、おはこんにちばんわ

それでは続きをお楽しみください

 目の前に座る貴方はお客様であり、大切な人であり、王子様であり、欠点を補ってくれる人。お湯を沸かして茶葉を入れたティーポットに少量注ぎ、茶葉を開かせるの。焦ったらだめなのよ。ゆっくりじっくり開かせるの。


 開いたら一度それを捨てて、ゆっくりとお湯を注ぎ入れるの。おいしくなぁれ、おいしくなぁれって心を込めながら。飲んでもらう人のことを考えながら。そして蓋を閉めて一分と半分。待つの。焦っちゃだめよ。待つのよ。


 蓋を開いて香りがしたら、ゆっくりとカップに注いでいくの。最後の一滴もポットに残さないように、しっかりと入れるのよ。はい、これで完成。必ず相手の目の前に、取手が聞き手を向くように置いて、その人が飲んでくれるのを笑顔で見送るの。


「おいしいですね」


「でしょぉ!」


 貴方はロヴェ。私の大切な家族なの。頼りない母かもしれないけれど、たくさん愛して、たくさん教えて、たくさん――。


読了お疲れ様でした

いかがでしたでしょうか


お話が気に入りましたらブクマや評価等々よろしくお願い致します!!

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