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私が大好きになって付き合った彼と私は結婚をする事無く別れる決断をした!

作者: 七瀬





“私が大好きになって付き合った彼と私は結婚をする事無く別れる決断をした!”



・・・丁度、2年前に今付き合っている彼と私は知り合った。

友達がたまたま連れて来た彼に私は一目惚れ。

私は彼に猛アタックの末、彼と付き合ってもらう事に成功!

それからは私は彼の為に、料理の勉強もオシャレにも力を入れた。

普段の私はノーメイクで上下ジャージ生活。

オシャレには程遠かった生活をしていたのだ!

でも彼の為ならなんでもあの時の私はできたの。




・・・そして、もうそろそろ彼との結婚も考えるようになったある日。

私は突然! 彼に飽きてしまった!

いや? 分かりやすく言えば、彼の嫌なトコロが蓄積していたモノが

込み上げてきて、もううんざりしていたんだと思う。

脱いだら脱ぎっぱなし、食べたら食べっぱなし、週に2,3回は平気で

朝帰りする彼にうんざりしていた。

それに彼と付き合って直ぐに同棲を始めたんだけど?

だんだんと“彼の本性”が見えてきたというか?

私がどんなに疲れていても、自分の欲望を優先する彼は夜寝ている時も

私に体を求めてきたの。

最初はそれも受け入れていたのだけど?

本当に仕事でクタクタに疲れてる時に辛い。

それに家の事は一切しない彼!

“亭主関白” と言えば、都合がいいだけのように感じる。

部屋の中が汚れていても気にしないし、私がしてくれると思い込んでいる。

それより何より、口喧嘩になった時彼が私に手を出す事がたまにあった。

口では勝てないと分かると? 彼がビンタを私にして黙らせるの。

それが凄く怖かったし嫌だった。

だから私は思い切って彼に別れ話を切り出したわ!



『・・・ごめん、私とね! 別れてほしいの。』

『はぁ!? なんでだよ、俺はお前と結婚を考えてたんだぞ!』

『ごめんなさい、でももう私が限界なの! 何も言わずに私と別れて。』

『嫌だね! 別れない! お前は俺と結婚するんだよ!』

『嫌よ! 私は貴方とは結婚しないわ。』

『“一番の理由はなんなんだよ、俺と結婚しない一番の理由を俺に

言ってみろ!”』

『・・・剥げてるし、暴力的だし、結婚はムリ。』

『・・・えぇ!? は、剥げてるのが原因になるのか?』

『あると思う! 私は剥げが嫌いだし、』

『そんな事聞いた事ないぞ! 本当は剥げスキだろうが、、、!』

『それが無理なんだって! そ、それにそれだけじゃないのよ。』

『そんな理由で別れる事は許さない! 俺と結婚するんだ! いいな!』

『そういうところよ、私の言ってる事を聞いてくれないじゃない!』

【バチッ】

『自分の言いなりにならなかったら手も出すのね? そういうところも嫌い!』

『・・・もうわかったよ、そんなに俺と別れたいなら勝手にしろ!』

『勝手にするわ、荷物まとめて出て行くから。』

『・・・・・・』

『今までありがとう、もう会う事はないわ。』

『そうだな! 勝手にしろよ!』

『・・・・・・』





・・・こうして私は彼と結婚をする事無く別れる事にした。

どんなに大好きな男性ひとでも結婚できないひともいる!

それが彼だっただけ。

次に付き合う彼とはもう同棲はしないわ。

見えなくていい所まで見えてしまい、幻滅してしまうから。

次に出会う男性とは? 私の事をもっと理解して、

一緒になんでもしてくれる男性を選ぼうと思うの!

“結婚を現実に考えられる彼がいいわ!”


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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