表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夏目  作者: 藤いろ
21/27

第21話

「めめめメメメメme目目目メメメ眼目めめめめめめめm~~~!!!!」

あ~明らかに人じゃないなぁ。というか周りの人達が気にも留めてないのは、もしかして見えてない?

「・・・・衣耶音さん下がってください」

カクシと一里塚が私の前に出る。

「アレ、何かは分かる?」

私は黒い何かを指差し聞く。

「式神の一種に思えますが、あんなふざけた物は初めて見ます」

カクシが説明してくれる。式神ってあれでしょ。陰陽師が使う手下的なものじゃなかったかな。という事は敵は陰陽師?

「メメメ眼目めめめ目目めめめ~~~~!!!!め!!!!!!」

気が付くと黒い物体の指のようなものがカクシの目隠しを貫いて串刺しにしていた。

「!?カクシ様!!!!」

「あああああ~~~~~!!!!!」

カクシの目の穴から指のようなものを引き抜き先端を見る黒い物体。

「???メめめめ、、めない?ない!ない!!!!」

「あ、あああ~ハァハァ!ふぅふぅ!」

「カクシ様大丈夫ですか!?」

目元を抑えうずくまるカクシ。駆け寄る一里塚。

その後の事はよく覚えていない。私は相当ブチ切れていたらしい。

「人のモンに何勝手に入れてんだ!!!!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ