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ユニーク賢者の異世界大冒険  作者: ハヤテ
第16章 決戦前

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最終話 そして、決戦へ

 お待たせしました、本編最終回です。


 翌日、次元艇セイクリアの前では、春風をはじめとした大勢の人達が集まっていた。緊張しているのか、皆、ゴクリと唾を飲んで表情を強張らせている。


 そして、暫くすると、


 「っ! 次元艇から何か来ます!」


 と、兵士の1人がそう叫んだの聞いて、その場にいる人達が一斉に次元艇セイクリアの方へと振り向くと、


 「……何だありゃ?」


 と、誰かが言ったように、次元艇セイクリアから無数の()()が出てきたのが見えた。


 それは、背中から白い翼を生やした白銀に輝く鎧を纏った騎士……いや、最早「天使」と呼べばいいだろうか。


 とにかく、その鎧を纏った天使達は、それぞれ手に槍と盾を構えて、一斉に春風達の方へと向かってきた。


 それを見た瞬間、


 「総員、戦闘用意!」


 と、ウィルフレッドの号令を受けて、セイクリア王国の騎士や兵士達が一斉に武器を構え、その後に続くように、


 「お前らも続け!」


 と、ギルバートの号令を受けてウォーリス帝国の兵士達も武器を構えて、最後にシャーサルから集まってきたハンター達も戦闘態勢に入った。


 そして、両者の激しい戦いが始まった。


 敵の天使達が次々と攻撃を繰り出してくる中、セイクリアとウォーリスの兵士、騎士達とハンターの連合軍の負けじと攻撃する。


 そんな激しい状況の中、


 「よし、俺達も行こう!」


 『おう!』


 と、次元艇セイクリアへの突入組である春風達も、フライング・カーペットに乗って飛び立った。


 そんな春風達を、

 

 「皆様、どうかお気をつけて」


 と、イブリーヌは静かに祈りながら見送った。


 天使達と連合軍の攻撃をすり抜けて、春風達を乗せたフライング・カーペットが、次元艇セイクリアの上空に着く。


 向かう場所は、王都の部分の中央にある王城だ。ウィルフレッドの話によると、この王城の地下に、次元艇セイクリアの()()に当たる「動力室」があるという。


 「……」


 春風がジッとその王城部分を見つめる一方、次元艇セイクリア内部では、


 「クックック、さぁ来るがいい」


 と、「光の神」を名乗るラディウスと仲間達、そして、春風達を裏切り、天使となった切嗣達が、今か今かと待ち構えていた。


 そうとは知らない春風は、目の前の王城を見てゴクリと唾を飲んだ。


 そんな春風を、


 「大丈夫だからね、ハル」


 「そうさ、君には僕達がついてるから」


 と、隣のリアナと水音が励ました。


 2人の言葉を聞いた春風は、


 「ありがとう」


 と、笑顔でお礼を言った。


 そして、真っ直ぐ王城を見て、


 「よし、行こう!」


 というと、フライング・カーペットを進ませた。


 (待ってろよ、悪党ども! まとめて俺達がぶっ飛ばしてやるからなぁ!)


 


 

 どうも、ハヤテです。


 以上を持ちまして、この物語はここで終了とさせてもらいます。


 詳しい謝罪につきましては、本日もう一本投稿しますので、そちらの方を読んでください。


 大変、申し訳ありませんでした。

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