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ユニーク賢者の異世界大冒険  作者: ハヤテ
第7章 襲来、「邪神の眷属」

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第141話 ランクアップ後のステータス


 周囲の人達が一斉に春風が指差した方を向く中、春風は急いで自身のステータスを確認すると、そこにはこう記されていた。


 幸村春風(人間・男・17歳) 職能:半熟賢者

 レベル:50

 ボーナスポイント:49650

 体力:10070

 魔力:10100

 攻撃:1607(1007+200+250+150)

 防御:2457(1007+250+400+300+250+150+100)

 知力:1160(1010+150)

 精神:2710(1010+500+400+350+250+200)

 器用:1110(1010+100)

 敏捷:1109(1009+100)

 運勢:1005

 魔力属性:風、火、水、土、光、闇、無

 状態異常:呪い(彼岸花の呪い)

 スキル:風魔術(10)、心技体、英知(10)、偽装(10)、気配遮断(10)、体術(10)、剣術(10)、抜刀術(10)、火魔術(10)、水魔術(10)、土魔術(10)、魔力感知(10)、魔力操作(10)、魔闘術(10)、気功術(10)、調合(10)、料理(10)、鍛治(10)、裁縫(10)、細工(10)、嘘発見(10)、交渉(10)

 専用スキル:魔術作成、魔石生成、魔導具錬成

 特殊スキル:異世界言語理解

 称号:異世界(地球)人、神(地球)と契約を結びし者、固有職保持者、呪われし者、おねにーちゃん、レギオンリーダー、銀2級ハンター

 装備:赤刀・彼岸花、銀甲・アガートラーム、格闘魔術師のローブ、格闘魔術師のインナー、格闘魔術師のゴーグル、格闘魔術師のグローブ、格闘魔術師のブーツ、封呪の包帯


 (色々突っ込みを入れたいけど、先ずはこれだな。何だよ『職能:半熟賢者』って!?)


 と、心の中で突っ込みを入れた春風は、直ぐに職能名の部分に触れた。


 半熟賢者(固有職能)……「力」をある程度使いこなせる様になった半人前の賢者。見習い賢者の時よりも少し強力な魔術、魔導具の作成を生み出し、意のままに操る事によって、戦闘、生産方面でも更なる活躍が出来る。


 (ハハ。ここまで来てやっと『半人前』か)


 職能の説明を読み終えた春風は、心の中でそう呟いた後、「ハァ」と小さく溜め息を吐いた。


 「もう! 何もないじゃん……って、ハルどうしたの?」


 春風が指差した方向に何もいないのがわかり、プンスカと起こったリアナにそう尋ねられた春風は、


 「あー、漸くこの世界に認められたところ……みたいな? 半人前だけど」


 と、若干気まずい感じで答えた。その答えを聞いて、リアナは幾つもの「?」を浮かべた。 


 そんなリアナに対して、春風はどう話そうかと迷っていた、まさにその時、


 「フ、ククククク……」


 『?』


 何処からか不気味な笑い声が聞こえたので、春風達は一斉にその笑い声がした方を向くと、


 「レイモンド様?」


 そこにいたのはレイモンドで、どうやら彼が声の主の様だった。


 「す、スマナイ。さっきのセリフがつい面白くてな」


 レイモンドはそう謝罪すると、さらに「クハハハ」と笑い出した。


 「あ、あの、レイモンド様?」


 様子のおかしいレイモンドに春風が尋ねると、レイモンドは笑いながら答える。


 「いやぁ、本当に凄いな君は。凄すぎて……、ますます()()()()()()()()()じゃあねぇか!」


 「! そのセリフ」


 何かに気づいたイブリーヌは、なおも笑い続けるレイモンドを睨みながら質問した。


 「あなた、レイモンド様ではありませんね!?」


 『え!?』


 イブリーヌのその質問に、レイモンド(?)は答える。


 「ああ、その通りだよ()()()()!」


 そう答えたレイモンド(?)は自身の首に手を当てると、何か呪文の様なものを唱えた。


 すると次の瞬間、レイモンド(?)の体が眩い光に包まれた。


 その後、その光が消えると、そこにいたのは1人の威厳に満ちた40代くらいの男性だった。


 『あーっ! あなたはぁっ!』


 男性を見て驚きの声をあげた鉄雄ら勇者達。

 

 その男性の正体を、彼らは知っていた。


 そしてそれは、イブリーヌも同様だった。


 男性はニヤリと笑いながら春風を見て口を開く。


 「改めて、初めましてだな」


 そう言われた春風は、真っ直ぐレイモンドだった男性を見て尋ねる。


 「敢えて聞きます。何者だ?」


 男性は答える。


 「ウォーリス帝国皇帝、ギルバート・アーチボルト・ウォーリス。お前を手に入れに来た男だ、()()()()


 


 

 遂に対峙した春風とギルバート皇帝。果たして、この後の春風の運命やいかに。次回、予定としては第7章の最終回になります。


 また、前回のランクアップのシーンの所で、入れるのを忘れた部分がありましたので、付け加えました。

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