教師いじめ事件に対して言いたい事がある
現状、システムとして非常にいじめが起きやすい環境になっています
その理由として『子どもからも嫌われるような実力のないDQN教師ほど昇進する』という理由があるからです
校長や教育委員会からして(もちろん例外はありますが)そういう集まりです
そういった体質を改善しなければ、色々とこれからも起こる事でしょう
以下、その理由を三つほど書き連ねていきたいと思います
1、昇進について
2、そもそも教員の傾向
3、責任から逃げる上司
1、昇進について
教員の世界では、昇進するのに試験を受けなければなりません。
これは、けっこう難しく『子供を放置して勉強する』か、十数年がかりで勉強するかの二択になります
ある程度までは十数年がかりの勉強でも至れますが、校長クラスになって来ると、ほぼ確実に『子どもを放置して勉強しています』
そのため、体育系(体育を専門とする教師の意味)の教師が非常に勉強する時間が取りやすく、校長等は7割方体育系の教師で占められています
余談になりますが、校長になるには、既に校長になっている人達の面接を受けねばなりません
体育系の校長は、同じ体育系の人を合格する場合が多く(それで自分の派閥に組み込む)それも体育系の校長が増える理由となっています
話を戻します
子どもを放置して勉強する事が必要になるという事は、当然ですがそれだけ教育に熱心な人ではありません
子どももさほど好きでは無かったりします
そういう人が上にあがり、教育方針を決めて現場を動かします
そうなれば色々現実との乖離が増えてきます
私の経験した事では、予算増やせばいいだろ、研究したら子どもの為になるだろと、無駄な研究会に入り、ひたすら研究研究で普通の授業が出来ず、準備もまともにできずに研究発表をまとめさせられ、毎日朝6時出勤、夜11時退勤を繰り返す羽目になりました
もちろん、終わらない仕事は家に持って帰り、土日出勤は当たり前です
そういう校長が非常に多く、現場はかなりのストレスに晒されていることが多いです
それだけではありません
教師同士の中で、昇進している者としていない者が出てくるわけですから、上下関係が出来るわけです
でも、『昇進試験の為に勉強していない人』の方が、『教える技術は優れていたり』『子どもから人気がある』というのは容易に想像できますよね
なので、上司ほど実力がない場合が多いのです(今回のいじめは違いますが)
そこで齟齬が生まれ、指導という名のいじめに繋がるわけです
昇進システムを見直さなければ、この歪みはどんどん膨れ上がっていくものと思います
2、そもそも教員の傾向
教師になる人は、学生時代も勉強が出来る方で、基本的にすっと大学に受かるような真面目くんがなる事が多いです
また、勉強を教える立場なので勉強内容を『分かって居なければなりません』
そのため、出来ない、分からないという感情が『分かりません』
私は仲良くなった事務員さんが、私だけに吐露してくださった言葉が今でも忘れられません
『出来る人たちだから気付かないんだよ。無意識に鼻にかけてるんだよ。下を見ないんだよ』
そう言われました。
そういう人たちが、自分の命令を一方的に聞かせることの出来る教室に入れば、無意識のうちに増長し、いじめに置いて一番の原因である『私は正しい』という感情が増幅され、固定されてしまうでしょう
例えば『教員の場所は職員室』で、『事務員の場所は事務室』。事務員は学校の職員ではないのでしょうか
これは言葉狩りと思われるかもしれません。実際私もその場に入るまではそう思っていました
ですが、違います。明らかに先生方は事務員の方を同じレベルの職員として見ていない場合が多いです
そんな事ないよという方もいらっしゃるかもしれませんが、無意識で分けてらっしゃることが多いです
これは、そんなことない!と仰る先生への質問です
あなたは事務員の方の仕事を手伝ったことがありますか?
同じ職場なのだから、仕事を手伝う手伝われは在ると思います。事務員の方の仕事、書類の提出や、荷物の移動等、行きがけの駄賃に出来る仕事の手伝いは多くありますよ
あなたはそれをやったことがありますか?
3、責任から逃げる上司
誰しも責任を取りたくないものですね
今回の校長、報告を受けるまで自分は知らなかったと仰っていますが、絶対あり得ません
教員の集まる部屋と、校長室は基本的にとなりで『ドアは開けておくように』という事が決まっています
ドアが開いているのにあんな大声ではしゃいで気付かないはずないでしょう
確実に校長は知っていました
知っていて、放置したのでしょう
基本的に、責任はたらい回しにされます
校長から副校長へ、副校長から主幹へ…………となっていきます
酷いときには、校長の仕事が『入って来たばかりの人間に回る事だってあります』
私は何度か回されました
要望書を読んで、回答の文章の試案を書く(実際にはそれが一字一句違わず掲載されました)というものです
それで自分だけ18時には帰るもんだからやってられませんよ、ホント
回答の文章の出来が悪くて更にクレームが入って来た時、それを書いた副校長が二時間くらい説教されてましたからね
そもそもお前の仕事だ
唯一擁護出来る事として、いじめている教師の方が強かったという事ですが、これは十分あり得ます
所属する研究会であったり、力の強いコミュニティに所属していたら、そういう教師の方が発言権が強いなんて事、結構ザラです
そういうわけで、教師の世界は色々と大きな歪みを抱えています
教師と接するお母さま、お父様
平教師は基本的にそういう歪みを持っていない方たちばかりです
上に行くほどDQN率は上がって行くと考えてください
なので、攻撃などは控えて協力してあげてくださいね
攻撃すると、子どもの成績はどんどん下がります(授業時間や手間が増えて準備がおろそかになる)
協力すれば、子どもの成績は上がります
どちらが得かは言うまでもないですよね
例え業腹であっても、子ども利になる行動を選択していただければ……と、もう辞めてしまった人間ですがお願い申し上げます
それでは
追記
つーか、本当にギリギリすぎる世界なんだよなぁ
だからメンタルやられまくって辞める人間が多すぎるっていう
なんで改善しようとしないのか…
外からの力が必要不可欠なんだろうなぁ(/ω・\)チラッ