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「殺戮の天使」最終回まで観た。ちょっと、遅すぎ。

作者: 秋葉竹

夏から放送していたから夏アニメになるのかな、『殺戮の天使』が16話で終わっていると知ったのは数日前。

その話のすべてを今日(大晦日ではなく、この文章を書いた日のことやね)見終えた。


オープニングの曲と、エンディングの曲が、凄く良くって、夏始まってから、12話くらいまでは、毎週欠かさず観ていた。

12話で終わらなかったので、あとは、すべてが終わってから、まとめて観ようと思っていた。

で、今クール分終了しているアニメが増えてきたので、ちょっと探してみたら、24話あるのではなく、16話で終わっていたと気づいて、あわてて昨日観終えたというわけである。


物語は、タイトルどおり、「殺戮」が、日常的に行われているとある閉鎖空間で、頭の狂っている人たちが繰り広げる殺人劇。

というあらすじで語ることができると思われる。

それを、狂っているが故に、異様に魅力的な登場人物たちがさまざまな殺し合いを行うという救いどころは、主人公の少女の『可憐さ』(でも、むろん、この主人公も、この物語の主人公だけあって、年端もいかない子供のくせに、人を殺すことや、自分を殺してもらうことをなんとも思ってないという人物像)だけ。


あと、少年のころから、殺人者になる、あるいは殺人者である、ことによってのみ、生きてこれたサブ主人公。


ふたりがその閉鎖空間を出ようと試みる話なのだが、ふたりがそこを抜け出したい理由は、ただ、少女レイチェルが、青年殺人鬼ザックに殺してもらいたい、というものだから、まるで救いのない話に聴こえるかもしれない。

現実には、観ている者たちは、その閉鎖空間をふたりが協力して脱出できたあと、ザックがレイチェルを殺そうとするとは、思えなくする描き方をしているのだが。


この話は、とくにネタバレ厳禁のアニメであると思われるので、自己規制をおこないこれで紹介は終わりますが、人間の暗部を描くアニメが多かったアニメのなかでも、出色の出来だったような。


先ほども書いたけど、オープニングとエンディングの哀しい曲たちに彩られた刹那的な閉鎖空間で繰り広げられる物語。人間の心の暗部を覗き込むのが好きなお客様(って、なにも、売ってまへんがな)にとっては、是非とも覗き込んでいただきたいアニメではあります。


1度、お試しいただければ、と、秋(私のPNのことね)は、秋は、縁もゆかりもないけれど、おススメしようと思うのです(これは、『とある魔術の禁書目録』シリーズの少女(幼女?)「ラストオーダー」ミカサの『ミカサは、ミカサは、……と、忠告を無視して、逃走を試みるのです』というような客観的風な喋り方のモノマネでした。あまりに中身のない文章になってしまって、読まれている方にもわるいなぁ、と、少し『サービス、サービス(ハート)』な気持ちで使ってみました)。

ちょっと、カッコが長すぎですけど。と。

秋は、秋は、比較的深い考えもなく、簡単に、反省するのです。





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