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第1回 愛のカタチ(再投稿)

高校に入ってすごく思うことがある。中学の時とは違って、時間が経つのがものすごく早いということだ。


私は今年、高校生になった。第一志望のとこに落ちて滑り止めの私立に、だが。

この小説を書くにあたって、言わないとならないことがある。

回りくどく国語の授業みたいに直喩だの隠喩だのなんだか知らないが、簡潔に言おう。


私は同性愛者ゲイである。


ここで衝撃のカミングアウトをしたわけだが、こんなヤツの話なんて聞きたくないって人は

ここらでブラウザバックを推奨する。まあ、嫌われたり、気持ち悪がられたりしてもいちいち怒ったりしないけど。


どうして小説を書こうと思ったか、それは…これ、言っていいのか分からないけれど、

…愚痴を吐きたいのだ。私は。と、言うのも

チキンな私はこの事を誰にもカミングアウトできてないからだ。


ということで、記念すべく第1回の今回は自分がゲイであることについてどう思うか書いていきたいと思う。


うーん…結論から言うと、私はこんな自分を変えたいと思っている。

テレビに出てる人や学校へわざわざ講演会をしている人たちは皆、


「私はゲイであることに誇りを持ってる」

みたいなこと言ってるけどあんなのはそうとう開き直ってる人じゃないと言えることではない。


私だって普通の恋愛がしたかった、と、書くとこちらの業界ではあまりよろしくないのであえて、

異性と恋愛がしたかった、とでも書いておこう。


ちなみにゲイやレズのような呼び方があるように、異性愛者にも「ヘテロ」という呼び方があるのでここではそれを使っていきたいと思う。


いいじゃないか、ゲイでも。「好き」のカタチにもいろいろあるんだよ。


と、テレビに出るような人はよくそう言うが、間違ってはないと思う。むしろ正しくさえ感じる。


しかし、残念なことに、私は変わりたいと思っている。ただ、思っているだけで、それが理性に勝っているか、と聞かれたらもちろん答えは「NO」だ。


私にだって好きな人はいる。…もちろん男だが。

こんな駄文をここまで一行一行丁寧に読んでくれている方は思ったかもしれない。

「結局お前どっちなんだよ」なーんて。


今は「変わりたい自分はいるが、本能には逆らえず、結局同性に恋をしている」と、そんな所だ。

こんな曖昧な書き方をして、何が言いたいんだ

と思うかもしれないが、これが今の私の語彙力の限界なのでどうか勘弁してくれ。


第1回はここまで。閲覧ありがとうございました。

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