表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

朝の1人騒ぎ

作者: シャエラン

朝、飛び起きた。


"はっ! 遅刻する!!"


そして、家の中を慌ただしく走り回る。

ご飯を食べてる余裕なんかない。

学校で食べることになるのだろう。

しかし、冷蔵庫の中身は水や紅茶だけ。

いや、誤解がある。

朝に食べれるようなものがない。

パンやご飯、玉子焼きなどのおかずがない。

朝食のことを考えながら、身の回りのことをやる。

着替え、歯磨き、髪を梳かしたり、学校に持っていくものの用意。

その他もある。

普通は前の日に学校の用意をするなどとは考えるなよ。

朝起きて時間ギリギリになりながらも急いで用意するような人間はいるのだから。

そして、準備が整って目覚ましを消そうとした。

何故か……。


滑った……。


急いで走ると滑ることもあるだろう。

でも、私が滑ったのは家の中。

もう一度言う。

滑ったのは家の中です。

床がピカピカでもツルツルでもない。

そんな床。

よく見てみると……よく見なくてもビニール袋があった。

滑った後の心境は、驚きだった。


(うわっ! こんなところにビニール袋……。 (うち)汚いな。 そこら中にビニール袋があるし……。 掃除しなきゃ、流石にヤバイだろう。 てか、ベタな展開を自分が経験するなんて……。)


また、いつまでもそのまま転んだ状態でいるわけにもいかない。

打った頭にたんこぶできたかもなんて考えながら鞄を持った。

そして、ビニール袋にふざけんなっと罵って家を出る。

物にあたっても意味ナインダケドネ。




後日、またギリギリの時間に起きた。

寝ているところが特殊で自分の部屋ではない私は、寝ていたところから飛び降りて走る。

今度は……。


ペットボトルに滑った。


……。


…………。


滑ったというより、踏み潰して滑った。


同じ滑っただけど、少し意味合いが変わらない?

まぁ、そんなことは置いておくとして……。


(なんでこんなところにペットボトルがあるんだよっ!)


こんな心情だった。

転んだ時に受け身をとった両手が痛い。

ちなみに勢いよく踏んづけた足も痛い。

いろんな意味でこの家が嫌になった。

ゴロゴロペットボトルは転がってるわ、ビニール袋が散乱してるわ。

もう、ほんと掃除したい。

朝からこんな衝撃は辛い。

朝からの衝撃は遅刻するかもしれないというものだけで充分。


そんなこんなで、ペットボトルにあたり、心が荒みながらも準備して、学校へ行った。



その日、私は家にゴロゴロと転がっているペットボトルを回収袋と言う名の大きなゴミ袋にいれ、ビニール袋を1箇所にまとめた。

ちなみにペットボトルはお店とかで回収されている場所に入れにいった。

リサイクルしてますよ、ちゃんと。



兎に角、朝は危険がいっぱいです。

気をつけてください。

私のように変な転び方をすれば、目なんか一瞬で覚めますよ?

驚きと痛みで……。

でも、外で寝ぼけてる時の事故は危険。

例えば、赤信号を渡るとかね。

赤信号を渡るのは危険ですから。

まぁ、私も急いでいるときはやってしまうようになりました。

何をとは言いませんが……。

くれぐれも、やらないように……。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ