表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
充実した異世界生活のために。  作者: 阿野のあ
1/1

生活を充実させようと私は今日も世界を駆けまわる

「起きよ、柳リノ」


その声で目を覚ますと、辺り一面真っ白な空間に髭を生やしたダンディーな男性がいた。


「ここはどこ?私はどうしてここに?」


確か私は病院のベッドで不治の病との闘病の末死んだはずだ。



「柳リノ、お主には今から異世界に行ってもらう」


「…はい?」



今なんて言ったこの人?


異世界?なにその中二病チックな言葉。意味わからない。



「ちょっと待って!全然状況がつかめないんだけど?」



「うむ、では最初から説明しようかの」



そうして、てか最初からそうするべきじゃないの?



「お主は闘病と末死んだ。その後お主の魂をこっちに呼ばせてもらった」



やっぱり私は死んだのか…

まぁあの地獄のような生活から抜け出せてよかったけど…



「なんでまた?」



「実はな、わしの世界は魔法と剣の世界なのじゃがな」



だろうな、いかにも異世界って感じ。



「その世界は様々な技術が進んでいなくてな、ぜひともお主にお主の世界の技術をこっちの世界に広めてほしいのじゃ」


なるほどどっかの小説で読んだ通りだな。



「理由はわかったけど、なんで私なの?」



「お主は小さいころから難病と闘ってきてろくに人生を満喫しておらぬと思ってな、それにお主には他の人よりも知識が豊富じゃろ?」



確かにずっと病院のベッドの上で暮らして来た。

ろくに外にも出れず、退屈しのぎにいろんなジャンルの本を読んでいた。

漫画や小説から料理本、なんかの図鑑まで読み漁ったからそこらの同年代よりは知識豊富だろう。



「どうじゃ、この際わしの世界で第二の人生を歩みというのは」



「わかった。自分に何ができるかわからないけどやってみるよ」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ