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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約10年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

ノーデッド・ノーライフ

 死のない人生に、真の生はないというお話?

 聖暦268年。西域の、かなり腐った国にて。
 例年通りの、聖地奪還の為の十字軍計画が持ち上がった。
 穢れの無い、宗教的に純潔とされる、加護によって守れられた子供達ならば、必ずや遠征を成功させる事ができる。
 そんなこじつけ甚だしいを、幾分も通り越した超理屈によって、多くの人間に支持されるこの行事によって。
 ただただ、生贄でしかない少年少女が戦いに赴き、傷つき死んでいく、そのような歴史が積み重なった行事。
 そのような破滅的な遠征を行わせる、そういう見せしめ娯楽的国家行事がまた行われるのだ。
 腐った野郎、平民や貴族、あらゆる人種が内心望みながら、表面では嘆きながら、行われる腐った風習。
 この遠征は、出征の時は華々しく、そしてその終わりの地獄が映える。
 絶望を色濃く、それも感動的に演出し、多くの人間の心の支えとなるのだ。
 奪還する聖地は、過去の聖都、エクスラシャペル、おまけにその周辺領域。
 今は沢山の魔物、それと同義に等しい蛮族に、狂気的な戦闘狂、怪しげな宗教団体や逸れ物の魔女や異端者。
 更には堕天使の類、悪魔や吸血鬼や淫魔等々、魑魅魍魎がばっこし。
 もっと言えば、犯罪者集団の隠れ蓑であり、他にも違法取引の奴隷売買、その他非人道的な研究もされている。
 そもそも、普通の遠征は無駄と看做され、平素計画すら、駄目もとでも立たないありさまなのだ。
 そんな中世の魔女狩りにおける、火あぶりの様な国家行事が過去、実際に存在した、そして存在し続けている。
 そんな死地に、年端も行かない子供たちを送り込む、ジークという男。
 そういう難事業ですらない、そもそもがデスマーチのような仕事をしている男の話等々。
 その果ての結末は、果たしてハッピーエンドか、バッドエンドか、それとも? そんな死と生に満ち溢れた人生等々の、沢山の人の物語で、ソレが満ち満ちた長編・短編集。

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