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魔女は黒髪がお好き  作者: 周
17/22

エピローグ:朝日の中

絡まり合う小指に光るのは、一対の指輪。

果たされた誓いの証。


「……バート……」

「はい?」

「バ・ァ・ト」

「ディア、どちらのバートを呼んでるの?」

「……意地悪を言うな」

「ふふふ。どうしました?」

「時を超えて逢いに来てくれて、ありがとう」

「ディアこそ。待っていてくれて、ありがとう」

「私を、愛しているか?」

「もちろん、愛していますよ。ディアナ」

「私も、だ」

「私も?何?きちんと言って下さい」

「ふふ。私も、愛している。アルバート」




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