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第2話 小さなポシェット

異世界に転生した仁は、冷静に自分が置かれた環境を分析する。

そして生きていくために発揮できる能力は無いか?と現状分析するのだが・・腰に結び付けられた革製のポシェットにとんでもない機能が備わっている事に気が付くのだった。


俺の服装と持ち物は・・中世の下町の子供が着ていそうな服と、腰紐に結んである薄い皮で出来たこの小さなポシェットのみだ・・他に持ち物は何もない。


言葉は理解できる。読み書きも大丈夫なようだ。

だが・・金はおろか、持ち物は他に何もない・・

あるのはこの小さな・・道具入れのような革のポシェットだけ・・


これは・・非常に不味い状況ではないだろうか?

食い物も寝泊まりするところも無い。何より無一文だ。

子供に対して支援や援助をするような世界でも無さそうだ・・


おもむろにポシェットに手を突っ込んだ。


な!!・・ど、どうなっているんだ?

ポシェットの中は、まるで底なしの広さがあるように感じる。

しかも、中に何が入っているか・・頭の中にその情報が浮かんでくる!!


中に少し厚めの小さなノートのようなものが見える。

そいつを掴んで、取り出してみた。


革製のダイアリーノート・・B5手帳のような大きさのノートだ。

それに鉛筆のようなペンが入っていた。


さっそくそれを取り出し、そのノートを開いてみる。

すると・・既に何かが書き込まれている・・・


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