表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/11

第1話 子供になっちゃったけど…どうすんの、コレ?!

葛城仁32歳。

彼はとある事故でこの世を去った。気がつけば魔法や亜人が存在するファンタジーな異世界だった。だが、仁の体は13歳、持ち物は薄汚いボロ服と小さな革製のポシェットだけ。金は持っていない、無一文だ。


呆然と立ち尽くす仁だったが、自信が事故に遭遇したことを自覚している。自分が異世界に転生したことをすぐさま理解した。


このファンタジーな異世界は、弱者には優しくない「サバイバルな世界」であること、早急にこの世界で「生きる術」を見つけなければならないことも同時に悟った。



俺は葛城仁32才。


とある国でレールガンの開発中にプラズマがバーストし、目の前がホワイトアウトした。気がつくと、目の前には切り立った岩肌に張り付いた大きな石造りの門がそびえていた。


 門の正面は半円状の大きな噴水広場があり、その広場を取り囲むように洒落た出店が並んでいる。

 そして広場の左右に大通りが走り、門の正面から街の塀門まで一直線に目抜き通りがに貫いている。

 通りの両側には中世の写真に出てくるような2~3階建の建物が並ぶ。


 渋谷の交差点のような賑わい・・

 盾や鎧で身を纏い、大剣や槍を持った連中・・??

 ウィッチハット(とんがり帽)の魔女の格好をした女性、背丈ほどの杖を持った聖女のような格好をした女性が歩いている??・・・な、何だここは??


「あれ?・・俺は・・太平洋・・軍艦の大砲で・・レールガン・・??」


「こら!ぼうず、そんなとこにつっ立てると通行人の邪魔だ!道の端に寄れ!」


「あ!す、すみません・・」


な、何だ??・・まるで異世界ゲームやアニメに出てきそうな連中がわんさか歩いている!!・・驚いた!・・ここはまるで中世の映画の中にのようだ・・


 しかし・・映画を見ている訳ではない・・夢の中に居る訳でもな・・明らかに現実!!


 理由は分からないが・・「輪廻転生」の「転生」が起きた?


 そして驚いたことに、32歳だった俺の体はどう見ても13~14才の少年の体になっていた・・


 とにかく何でも良いから情報が欲しい・・

 そこで、果物屋の売り子に声をかけた。


「あ、あの・・この街はなんという街ですか?」


「ええ?!・・どういう意味?・・ここはガデリーゼっていうダンジョンの街だよ・・」


「ガデリーゼ・・」


「ガルフゼン王国のレザム渓谷にあるダンジョンに作らえれた冒険者の街よ」


「冒険者の街?!!」


「ここのダンジョンは未だ誰も攻略した事が無い『底なしダンジョン』と言われていて、魔物やモンスターが豊富に湧くのよ。魔石やドロップ品も多くて冒険者にはすごく人気のダンジョンなの」


だ、ダンジョン?・・冒険者??


「ダンジョンなんて・・危険じゃないんですか?・・」


「勿論危険よ。怪我人や死者も多く出てるわ。でも、その危険に見合う十分な魔石やお宝が手に入るので、このダンジョンに挑戦する冒険者が後を絶たないの」


 後から分かったことだが、転生したこの世界は地球の2年半で1年だ。つまり、32歳の俺は、この世界では13才ほどの少年のになってしまった!


 そう、俺は・・ファンタジーの異世界に転生してしまったようだ・・!!


まったくの初心者です。

EVAやガンダムをリアルタイムで観ていた世代で陽キャオタクでしたが、ラノベを読んでいるうちに書いてみようと思い投稿しました。作中に昭和のボキャブラが出てきますがご了承ください。また、小説のような段落やインデントには拘っていませんので悪しからず。本業の都合上、投稿の更新は早くありませんので、気長にお付き合い頂ければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ