2人の約束
フ「ワシはログアウトすることは出来んがお主らのリストにフレンド登録は送っておいた
何時でもチャットしてくるが良いぞ!」
何故フレンド登録出来ないのかは分からないが、とりあえずフレイヤを置いて私達はログアウトすることにした
森に入ってドラゴンを狩り、マホさんの回復を待っている間に時間は21時にまでなっていた
最近ゲームやりすぎなんじゃなかろうか
フ『暇じゃ』
暇なのかよ
ゲームの中なんだからやることいっぱいあるだろうに
フ『ところでユウよ、マホとはどこまで行ったんじゃ?』
ユ「ブッ!何を!」
風呂上がりに飲んでた牛乳吹き出しちまったじゃないか
急にとんでもない質問してこないでくれ
フ『何って当然、男女の関係の事じゃ』
ユ「どこまでも行ってませんよ!!」
母「ユウ!夜遅いんだからうるさいよ!」
ユ「ごめんなさい母さん!
フレイヤのせいで怒られちゃったじゃないか」
フ『すまんすまん笑』
笑が全く反省してないんだよなぁ…
まぁ、とりあえず部屋に戻ってフレイヤの暇つぶしに付き合うか
フ『しかしマホもそういう関係を望んで無いわけではないと思うぞ?
ワシは女じゃから分かるが、マホのお前を見る目は女の目じゃったぞ』
ユ「どこまで信用出来ることやらね」
フ『しょうがないのう…
マホに直接聞いてきてやるわい!』
ユ「おい待て!」
チャット切りやがったあのババア
余計なことをしなければいいが…
すると公開ルームからチャットが飛んでくる
マ『あのー…』
フ『何モジモジしとるんだ!
女は度胸じゃぞ!』
メ『ユウもユウで男からハッキリ言えよ!!』
フ『よく言ったメイセイ!その通りじゃ!』
ユ「てめぇら次会ったら覚えとけよ?」
マホさん、わざわざこの馬鹿ども含めての公開ルームでチャットしなくてもいいと思いますよ?
マ『ユウさん』
ユ「な、な、何でしょう?」
フ『さてはこやつ童て』プツン
メ『しゃあないな、メイセイはクールに去』プツン
こいつら2人のチャット機能をミュートしてやった
いい気味だ
マ『明日ご予定ありますか?』
ユ「マホさんと向こうのエデンズサーバーには行けませんし、特に予定は入って居ませんが」
マ『でしたら今日のお礼も兼ねて一緒に買い物に付き合ってくださいませんか?』
ユ「今日の事は気にしなくて良いですよ?
でも是非行かせていただきます!」
マ『ありがとうございます!
明日10時頃、RIONのサーバーでお待ちしております!』
翌日9時50分
部屋のドアを叩く音
ユ「マホさん…あと5分…寝かせて…」
母「お母様だよ?」
ユ「お母様…お母様…!?今何時!?」
母「とっくに9時過ぎてるよ」
ユ「やっべぇ!!」
まずマホさんに謝罪
マホさんもこれから出るところだったからギリギリセーフ
そして身だしなみ
シャワーから服選びから全てを10分で終わらせる
両親に行ってくることを伝えドアを出ると家の前で
メ「おはよー!」
フ『どこまで進んだんだー!』
とりあえず出会い頭にメイセイは1発ぶん殴っといた




