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旭光の新世紀〜日本皇国物語〜  作者: 僕突全卯
第4章 宇宙戦争篇
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クーデター

2199年7月17日 地球 日本皇国 沖縄県那覇市 観光ホテル 


 沖縄本島に上陸した台風は夜間のうちに過ぎ去り、翌朝には沖縄の象徴たる青空が広がっていた。しかし、ホテルの駐車場を見下ろすと、辺り一面に暴風によって飛散したゴミやヤシの木の葉が散らばっており、ホテル所有の清掃用アンドロイドが片付けをしている。市街地では無人清掃車が出動し、道路に散乱したゴミや木の葉を回収していた。

 そんな中、地球視察団の面々は非常に疲弊していた。台風が夜通し奏でた雷鳴と暴風は、彼らの睡眠を妨害し、その精神を削っていた。


「早く母艦に帰りたい・・・」

「全くだ、チキュウがこんなに過酷な星だとは思わなかった」

「『コンチュウ』と言ったか。チキュウ人はよくあんな得体の知れないものと共に暮らせるな」

「昨日の『タイフウ』もそうだ。チキュウ人によれば、この島にはあれが年に4〜5回は到来するそうだ。冗談じゃない」


 ホテルの上層階に位置する朝食会場で、視察団に属する4人のキリエ人が集まり、愚痴を話し合っている。豊かな緑と水に覆われた理想の惑星「地球」、彼らがそう思い込んでいた惑星は、過酷な気候、奇妙な文化、未知の生物と未曾有の災害が跋扈する魔境だった。理想と現実は違った。


「だが・・・陛下はすっかりチキュウに夢中だ。私はこの星に移住など御免だがな」


 キリエ人の男はそういうと、ガラスのコップに注がれたミネラルウォーターを一気に飲み干した。彼らの会話を聞いていたロトリーは、眉間に皺を寄せて複雑な感情を抱いていた。


「・・・」


 視察団の先導役である外務官僚の庭月野は、朝食会場の入り口に立ち、客人たちの様子を伺っている。誰も彼も目の下にクマを作っており、まだ折り返しも過ぎていない地球訪問に疲弊している様子が見えた。


「目論見通り・・・」


 地球視察団の面々はすでに地球への渇望が薄れてきている。この沖縄訪問も、気象庁が予測した台風の襲来に合わせて、わざと遭遇する様に組み込んだのだ。国際連邦の真の目的は、宇宙漂流連合の上層部が抱く地球への理想を、絶望に塗り変えることであった。


「おはようございます、ニワツキノ様!」

「・・・おはようございます、クーラさん」


 その時、女王に付き従う侍女の1人であるライナ人のクーラが現れた。エルフの様な尖り耳を持つ彼女は深々と頭を下げる。2人は火星に降臨した女王府で初めて出会い、以降はこうしてお互いに挨拶を交わす様な仲になっていた。


「・・・昨晩の台風は大変でしたね、陛下は大丈夫でしたか?」


 庭月野はそれとなく女王の様子を尋ねる。女王が如何に疲弊しているか、それは地球側にとって重要な情報であった。


「えぇ、昨晩のタイフウには最初は驚かれていましたが、この惑星が生み出す自然の力に感銘を受けておられました。恥ずかしながら私を含む侍女は皆、部屋の隅に身を寄せ合い、怯えておりましたが・・・」

「・・・そ、そうですか。それは良かった」


 クーラはどこか気恥ずかしそうに答える。庭月野のスマイルがわずかに歪んだ。


(目に見えて分かるほどに、彼らは肉体的にも精神的にもかなり疲労している。だが想定外なのは・・・女王は思いの外楽しんでいることだ)


 日本政府の目論見通り、地球視察団の面々は地球の環境に疲弊している。しかし、日本政府にとって予想外だったのは、彼女らのトップである女王ライザが、地球を楽しんでいることだった。彼女は昨日の台風すら自然の神秘として楽しんでいる。このままでは、彼女らの地球移住計画を阻止できない。庭月野は焦りを覚えていた。


「昨日のタイフウ、他の侍女たちはとても怯えていましたけれど・・・やはり、私はこの星に住みたい・・・」

「・・・!」


 そんな彼の精神を揺さぶるかの様に、クーラは緑あふれる星に対する羨望を吐露した。苛烈な自然災害を経験しても、彼女が抱く地球への憧れは変わっていなかったのだ。


「私たちの母なる星『ライナ』は1000年前、突如として宇宙から降り注いだ災害によって恒星系ごと滅びました。偶然にもライナが属する恒星系に、宇宙漂流連合の調査艇が派遣されていたため、我々の祖先はキリエに救済され絶滅を免れました。後にキリエの方々の調査によって、それが『ガンマ線バースト』だと明らかになったのです」


 ガンマ線バースト、それは超大質量の恒星が一生を終えてブラックホール化する時に発生すると言われる、宇宙で最大のエネルギーを発する物理現象である。1つの銀河で数百万年に1度しか発生しないとされるが、放射線の一種である膨大な量のガンマ線が指向性に放出されるため、それが天の川銀河内で発生し、なおかつ直撃した場合、地球にも大きな影響を与えると言われており、4億5千万年前に発生した大量絶滅は、天の川銀河内で発生したガンマ線バーストが原因であるとも言われている。


 惑星「ライナ」は、滅亡時点での技術水準は18世紀末の地球と同等であり、当時のライナ人はガンマ線バーストの存在も知らなければ、それから逃れる術も持ち合わせていなかった。

 そんな折、種族絶滅の危機に颯爽と天から現れ、数多のライナ人を救い出したキリエの救済活動はライナの中で神話化され、1000年を超えた今もライナがキリエへの忠誠を誓っている理由でもあった。


「こんな催しを開いて頂いたのです。きっとチキュウの首脳は・・・私たちを迎え入れることに前向きになってくださっているのですよね?」


 ライナは親にすがる幼子の様な表情で、日本政府の使者である庭月野に問いかける。彼女は地球と連合の間で移民協定が結ばれることを、心から信じていた。


「・・・ええ、勿論」


 庭月野は柔和な笑みで応える。それはまるで渾身の演技で観客を魅了する役者の様であった。


〜〜〜


エッジワース・カイパーベルト 冥王星付近


 女王不在の「宇宙漂流連合」は現在、エッジワース・カイパーベルトに浮かぶ「冥王星」の近傍に停泊していた。艦内のコロニーでは130億・12種族の人民がいつも通りの日常を過ごしている。


 彼らの漂流の起源は太陽系より遥か彼方の地、天の川銀河じょうぎ腕に位置する「ガイシテス恒星系・第5惑星」から始まった。その惑星こそが、キリエの母なる惑星「大キリエ王星」の所在地であった。

 アルザウォール王家による政祭一致の政治体制が執られていた大キリエ王星は、1300年前の時点で22世紀末の地球よりも遥かに進んだ科学力を有していたが、それは人々が気付かぬ内に自然環境を徐々に蝕み、気づけば居住が不可能になるほどの深刻な環境破壊に至っていた。

 そしてキリエ人は母なる星を捨てる決断をした。それが宇宙漂流連合の起源である。以降、同様に星を無くした種族を救済しながら当てのない銀河漂流の旅を続けてきた。


 そして理想の惑星を見つけた彼らは、地球人類の領域である「太陽系」に侵入してきた。そして今、コロニーの中心に位置する「女王府庁舎」では、少し騒ぎが起こっていた。


「第4惑星の女王府から連絡、チキュウに上陸した視察団からの連絡が途絶えたとのことです」

「・・・何?」


 連合の最高統治機関である「女王府」は現在、女王の座乗艦である「ミーナン」へ移設され、本来の女王府庁舎には、留守を守る複数人の役人と通信要員が残るのみである。

 現在、日本を訪れている視察団は、火星の女王府を介して、連日母艦へ定期通信を行っていた。しかしこの日、その通信が所定の時刻になっても母艦へ届けられなかったのだ。


 その代わり、火星の女王府からは「現在、視察団が上陸しているニホン国はタイフウという自然災害の襲来を受けており、その影響かと思われる。8時間後まで待て」という通信が届いていた。

 だが、異常事態であることには変わらず、女王府の通信室ではこの一件をどう処理すべきか議論が起こっていた。


「・・・やはり『行政部』に連絡すべきでは?」

「しかし、マズナーの女王府から緊急性は無い可能性が高いと・・・」

「ですけど、万が一ということもある・・・何せ、チキュウは言わば敵地」


 女王府の重役たちは女王と共に火星へ降り立っている。故にこの一件の最終判断を何処へ委ねるべきか、彼らはそれを議論していた。

 そんな中、現状、母艦女王府のトップとなる男、通信室長のサルヴァ・ラ=オイトが口を開く。


「女王府より続報を待てと指示を受けている以上、大事にすべきではない。それに他種族に対して隙を見せることになる・・・」

「・・・確かに」


 サルヴァは現状の判断として、事態を他機関へ通達しないことを決定する。キリエが傘下に抱えている11の種族に余計な情報を与えたくないというのが理由であった。部下の男たちもその言葉に頷く。


「・・・」


 だが1人だけ、この空間に異分子が紛れ込んでいた。通信員の1人である彼女は周囲にバレないように、ある短文をどこかへ送信する。




宇宙漂流連合 母艦 コロニー中心部 行政部庁舎


 「女王、音信不通」・・・女王府に潜ませていた「鼠」から伝えられたその一文は、盟主への挑戦を企てていた者たちにとって千載一遇の好機であった。女王府直下の行政機関である「行政部」庁舎の一室で、1人の男が不敵に笑う。


「・・・フフフ、女王不在・・・これで我々が連合政府の指揮権を得る大義名分ができた!」


 彼の名はガンヴォ・レ・マンシ、12種族の1「カリアン」の首相であり、「行政部」のトップに立つ12首長の1人である。そもそも行政部とは、連合を構成する12種族が選出した代表者が集い、女王府が定めた政令や議会が定めた法律を執行する行政機関である。

 表向きは盟主であるキリエ以外の11種族は平等だが、実際には明確なヒエラルキーが存在しており、その中でも「カリアン」は12種族で第2位の地位を占める種族であり、青い肌を持つヒューマノイド型の宇宙人であった。


「ええ、これで生ぬるいキリエから、チキュウ移住計画の舵取り役を奪取できます!」

「女王不在となった今が好機!」


 ガンヴォの部下たちは一斉に沸き立っている。彼らはカリアンの上層部に属する者たちだ。元より彼らはキリエに対する対抗心が強い種族であった。そしてついに、絶対的盟主に対して反旗を翻す時が来たのである。


「奪取・・・? フフフ、違うな、奪取ではない。・・・チキュウ人により暗殺された女王陛下の意思を引き継ぎ、仇敵チキュウ人を滅して130億の同胞たちを理想の星へ導く・・・! それが、我々カリアンの使命」


 あくまでも女王の意思を受け継いだ行動であり、そこに連合の盟主と成り代わるための大義がある。ガンヴォはその建前を部下たちに強調する。


「・・・これは失礼、確かに・・・我々は敬愛する女王陛下の代行者。ガンヴォ様の崇高な志と陛下への曇りなき忠誠には感服する次第です・・・」


 部下の男はそういうと、わざとらしく頭を下げる。周囲の者たちも、このやりとりが茶番であることは分かりきっていた。彼らに女王への忠誠などない。彼らの心にあるのはキリエへの反逆と地球への野心だけであった。


「すでに『連合保安局』の部隊を女王府庁舎の周辺に配置しております。後はガンヴォ様のご命令があれば・・・」


 簒奪の大義名分と準備は整った。あとは命令を待つばかりである。


「・・・チキュウ人による女王陛下の暗殺を隠匿しようとした、腐敗した『女王府』に代わり、本日をもって我々『行政部』が連合の統治を取り仕切る! 女王府を制圧せよ!」

「仰せの通りに!」


 命令はすぐさま、母艦コロニー内の各地に展開している治安部隊へと伝えられる。この時、おそるべき陰謀が幕を開けた。




宇宙漂流連合 母艦 コロニー中心部 女王府庁舎


 女王府の直下に位置し、連合の行政を司る「行政部」は、12種族の代表者が集まる合議制の行政機関だ。盟主「キリエ」以外の11種族は表向き平等とされているが、実際には明確なヒエラルキーが存在しており、行政部は事実上、連合第2位の種族「カリアン」が牛耳る組織であった。

 連合の全人口でカリアンは最多の割合を占めており、連合の運営や治安維持、母艦の操業はカリアン人に依存している面が強い。この状態が長きに渡って続いた結果、ガンヴォたち上層部の心に女王への反骨心が芽生える結果となっていた。


 故に「行政部」に属する治安組織「連合保安局」もカリアン上層部の影響力が強く働く組織となっている。そして今、行政部の命令を受けた保安局の職員たちは、数多の警備アンドロイドを引き連れ、女王府へ乗り込もうとしていた。


『女王府庁舎を制圧せよ!』


 保安局局長のクラップ・デ・ロシーは現地に出動している職員に命令を下す。彼らによって配置されていた数多の警備アンドロイドが起動し、女王府へと迫っていく。

 連合母艦の居住スペースであるコロニー内には広大な都市が広がっており、「女王府」はその中心に位置する高さ180メートルの建造物である。建物の敷地内には参賀を行う際に一般市民が集まる大広場があり、人工の植物で彩られていた。

 現在は女王不在のため、敷地を仕切る巨大な門は閉められている。だが、その門の前に無数の無人戦闘車とアンドロイドが集められていた。


ド ド ドカアァ・・・ン!


 横一列に並ぶ無人戦闘車の砲門からエネルギー弾が放たれ、女王府の正門を吹き飛ばしてしまう。空いた大穴から保安局のアンドロイドが雪崩れ込んでくる。

 爆音はコロニー内に響き渡り、女王府の役人も周辺の住民たちもすぐに異変に気づいていた。




女王府庁舎 通信センター


 正門破壊によって、女王府庁舎内には緊急アラートが鳴り響いている。侵入者への自動迎撃システムも既に無効化されていた。


「・・・一体何なんだ!?」


 通信室長のサルヴァ・ラ=オイトは動揺を隠せない。すると彼の部下が血相を変えて駆け寄ってきた。


「ほ・・・! 保安局の反乱です!!」

「な、何だと!?」


 サルヴァは狼狽する。連合の治安維持を司るはずの組織が反旗を翻したというのだ。警備システムも破壊された今、彼らに対抗する術はなかった。

 その直後、通信センターの扉が破壊された。轟音が鳴り響き、煙が舞い上がる中、通信センターの職員たちは咄嗟に身を屈めることしかできない。


「・・・サルヴァ・ラ=オイトだな?」

「・・・誰だ!?」


 唐突に名前を呼ばれたサルヴァは、声のした方へ目を向ける。煙の向こうには警備アンドロイドが横一列をなしていた。その間から1人の青い肌をした男が現れる。保安局の隊服に身を包んだカリアン人の局員だった。


「お前たちには女王陛下の危機を隠匿した疑いが掛かっている! 全員大人しく投降せよ!」

「女王陛下の・・・危機?」


 サルヴァは疑問符を頭上に浮かべる。だが、保安局員は問い詰めるように言葉を続けた。


「とぼけるのはお勧めしない。チキュウ視察団からの定期連絡が途絶えていることは分かっているのだ。これはチキュウ人によって、視察団が襲撃されたということに他ならない!」

「・・・何故そのことを? いや、それに関してはマズナーの女王府より、チキュウ特有の災害の影響だと伝えられている。陛下の身に危機があったと決まった訳ではない!」


 サルヴァは女王府の命令で様子を見ていたことを説明する。だが、カリアン人の保安局員は聞く耳を持たなかった。


「言い訳は取り調べで聞く。大人しく同行して貰おうか・・・」

「・・・!」


 サルヴァは顔を歪める。しかし、他に選択肢はなかった。この時、連合の最高統治機構はその主導権を失ったのである。




宇宙漂流連合 母艦 コロニー


 女王府で発生したただならない事態は、すでに民衆が察知するところとなっている。そして不安を覚える民衆に対して、行政部からの緊急速報が届けられた。街頭のバーチャルディスプレイは、猛々しいアラートと共にガンヴォの顔を映し出す。


『連合全住民の皆さん、行政部筆頭代表のガンヴォ・レ・マンシです。本日は皆さんに悲しい事実をお知らせしなければなりません』


 ガンヴォは一呼吸おくと、声を震わせながら口を開く。


『チキュウ視察中の女王陛下は・・・チキュウにて現地の官吏により暗殺されました! すでに視察団とも連絡がつかない状況です。しかしながら、女王府はチキュウとの交渉が拗れることを恐れ、その事実を隠匿しようとしました! 我々『行政部』は女王府の裏切りとも呼べる行為を弾劾し、事実上の機能不全に陥った女王府に代わり、宇宙漂流連合の暫定的統治権を行使することをここに宣言致します!!』


 ガンヴォは自らが率いる「行政部」を、女王府に代わって宇宙漂流連合政府のトップへ据えることを宣言した。それは最高権力機関である女王府への、明確なクーデターであった。


『我々は亡き女王陛下の意思と無念を引き継ぎ、連合全住民のチキュウ移住計画を継承することをお約束いたします! そして、彼の様な暴挙に出たチキュウ人に対して、宥和政策をとることなど最早できません! 陛下の無念を晴らすため、我々はチキュウとの正式な開戦を宣言いたします! 女王陛下の仇敵、チキュウ人を滅して・・・あの『奇跡の惑星』を我々の新たな故郷とするのです!』


 ガンヴォは地球への宣戦布告を宣言する。地球人類を一掃して地球を新たな故郷とするため、ついに宇宙漂流連合が真の力を露わにしようとしていた。

 地球人類史上最大の危機がついに訪れようとしていたのである。

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