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翡翠拳  作者: 東武瑛
7/15

高の優勝

龍と高の試合が始まった。

お互い、慎重に様子を伺う。

高は間合いを詰めて行った。

龍は飛び上がり、二段蹴りを出す。

高がかわす。

龍は連続して後ろ廻し蹴りを出し高を追い詰める。

高が突きを出すと龍の腹部に当たった。

強烈な突きで龍は胃液を吐いた。

ふらついた龍に高が足刀を放つと龍はダウンした。

「それまで」蔡が言い、高の勝利が決まり、高は優勝した。

龍は立ち上がり、高に近寄り、「強烈だったぜ」と言い、会場から去って行った。

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