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翡翠拳  作者: 東武瑛
2/15

伊と高

男が酒店で食事をしていると二人の青年が店に入って来た。

二人は酒と料理を注文し飲み始めた。

「明日の大会は一問の名誉のため、負けられない」

「ウム。その通りだ」

そこに男達がやって来た。

「いたぞ。アイツだ」

男達は一人、食事をしていた男の席に向かった。

「おい、お前。この街であんな事して只では済まんぞ」男達が言った。

男は箸を置いて「どう済まないんだ」と聞いた。

「つまり、こうゆう事だ」と言いながら男達は男に拳脚をふるい攻撃して来た。

男はテーブルから飛びのくと構えた。

男達の拳脚を受け流し、攻撃を返す。

その有り様を二人の青年は見ていた。

男の拳脚が男達にヒットしていく。

「これはたまらん」と男達は逃げて行った。

二人の青年は男に声をかけた。

「素晴らしい腕前。明日の大会に出るのですか」

「大会。知りませんね」男が答えた。

「是非、出場すると良いですよ。賞金も出ますし」二人は言った。

「ほう。そうですか」男が言った。

「御名前は、我々が推薦します」

「龍と言います」

「龍さん。じゃあ明日、会場でお待ちしてます。我々は伊と高と言います」そう言って二人は店を出て行った。

「大会ね」そう呟いて龍は二階に上がって行った。


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