表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集

地下室への道

作者: 蒼山詩乃

ただ僕らの夢は消えてゆく

ただ僕らの体も消えてゆく

ただ君の声も失ってゆく

ただ、ただ可哀想だという


暗がりで見せた夢の続きを

まだ見たこともない姿を

教えてほしいの

私はずっとここにいるからね


抱き合ってゆく未来をただ描いて

汚い妄想の中で溺れてゆくだけ

まどろみに潜む悪魔が

笑って殺してゆく


地下室から漏れた水は

ただの痛みを表して

言葉を失うのはこれで

何回目なのかな


曖昧な夢の続きで眠るの

零れた水槽には金魚が一匹

まだ地下へ行く勇気はない

ここで痛がりましょう

転換期。何気に三か月放置していた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ