あかしや橋のあやかし商店街① 【続編連載中】

第二幕 ~冬の訪れと雪女~

[二幕 主な登場人物]

【主な登場人物】

■菖蒲(あやめ)‥妖怪の町(商店街)で付喪神(つくもがみ)が憑いている骨董屋を営む女主人。

しかし、その正体は未だ明かされていない。

■宮前真司(みやまえしんじ)‥妖怪が見える目を持つ男子中学生。

菖蒲(あやめ)に出会う前までは、自分のこの目と人間以外のあちらのモノが嫌いで前髪で目を隠していた。

今は、少し自分にも妖怪にも心を許したが、中々前髪を切る事が出来ずにいる。

■雪芽(ゆきめ)‥雪兎の絵が描かれている陶器の付喪神(つくもがみ)。

強い想いから作られ大事にされたので、そこそこ力のある妖怪に生まれた。人の姿に変化出来る。

周りからは"お雪(ゆき)"と呼ばれている。

■白雪(しらゆき)‥温かいものが好きな変わった雪女。

雪芽(ゆきめ)の親・お姉さん的存在、はたまたは娘的存在で雪芽(ゆきめ)を愛している。当の本人も優しい心の持ち主。