マプクブルーム・コルクシファイブ連邦
――地に足を、空に心を掲げる双翼の島嶼国家――
1. 概要
マプクブルーム・コルクシファイブ連邦は、人馬族 と 鳥人族 が共存する合議制国家である。
本土は湿潤な島嶼地帯に広がり、北東の山岳から南方の湿原まで多様な環境を持つ。
両種族は大地と天空を象徴とし、統治は 「双翼評議会(Twinwing Council)」 が担う。
2. 人馬族文化
【居住と生活体系】
主に島中央~北東高地「アレンステップ」の草原地帯に暮らす。
クラン単位で放牧・交易・儀礼を行う半遊牧社会を形成している。
【伝承と芸術】
・祖先の旅路を語る叙事詩「蹄跡の記憶」を代々継承する。
・赤土染め革、樹脂皮膜、石灰岩彫刻など、大地由来の素材を重視する。
【信仰と世界観】
「大地の息」を崇め、踏みしめた土地には魂が宿ると考える。
夜には星を読み、進路を定める「星走りの儀」が行われる。
3. 鳥人族文化
バーディアンは環境により三系統に分化している。
【1. 水棲系・アクアバーディアン】
南部湿地「ヴェルド沼原」周辺に定住し、木上・水上を組み合わせた集落「フローティング・ネスト」を築く。
水音と声を重ねた通信歌「ウェーブソング」を独自文化とする。
【2. 猛禽系・タロンバーディアン】
北東の「クラウドピーク山脈」に住まう山岳種。
雲形・風流から兆しを読む「風紋読」を儀礼として重視。
狩猟・滑空術に秀で、しばしば“空の守護者”と呼ばれる。
【3. 健脚系・ランバーディアン】
西側平原に多く、羽が退化している代わりに俊足を誇る。
風の力を利用する滑空走法を持ち、交易・通信を担う「走翼使」の主要層でもある。
4. 国土と地域構成
【北】クラウドピーク山脈
霧深く高山が連なる聖域。タロンバーディアンの居住地。
【中央】アレンステップ
ケンタウロスの放牧地帯。最も広い陸域。
【南】ヴェルド沼原
湖沼・湿地が広がる地域。アクアバーディアン文化圏。
【西】エアスパイン海岸
風が強く岩礁の多い沿岸地帯。ランバーディアンが多い。
【首都】モーンバラ
地上層(ケンタウロス市場)と空中層(バーディアン巣群)から成る二層都市。
5. 政治体制
【中央統治】双翼評議会(Twinwing Council)
・陸の代表「大地長」
・空の代表「風守」
両者による合議制。
国家理念は法典「風と大地の掟」により 自然との共生 に置かれる。
【地方自治】
・ケンタウロス領「ステップ州」
・鳥人族領「スカイリング州」
州政府に高い自治権が付与されている。
6. 信仰と思想
共通の祖霊信仰として「エル・ウォンガ(風の祖霊)」を祀る。
風は記憶を、大地は命を司るとされ、
教義は 「地に足を、空に心を」 の一句に収斂している。
7. 文化・祭礼
【代表祭礼】
・「ウィンドアンドホーフェスティバル」
空中舞と疾走儀礼により両族が共演する大祭。
【生命儀礼】
・「フェザーハッチ」
鳥人族の卵の孵化を祝う重要祭。
【食文化】
大地の肉料理と沿岸の貝料理を組み合わせた食体系が発展。
香草焼き肉、貝蒸し薬草添えなどが代表的。
【芸術】
羽飾り仮面による舞、土絵による物語詩など、空と大地の象徴を両立させた芸術が盛ん。
8. 国際関係
北東の Ironpeak Hegemony と鉱石・羽工芸品の交易を行う。
南海を越えて Eldoria へ巡礼・文化使節を派遣しており、
外交理念は一貫して 中立と自然共存 に置かれている。




