世界概要
エーテル世界 ― “七つの声が奏でる大陸”
「命は流れ、理は響き、そして祈りは世界を繋ぐ。」
― 古代詩篇《創世交響(Genesis Cantata)》
世界の理
この世界は、**エーテル(Aether)**と呼ばれる生命流によって構成されている。
それは物質・魔力・魂の源であり、大地の血潮として循環する。
炎や氷、風や影――すべての現象は、エーテルが発する波動「共鳴(Resonance)」の響きにより生じる。
この世界には七つの属性波が存在し、それぞれが異なる文明を象徴している。
その七波が奏でる調和こそ、世界を支える「エーテル交響(Aether Symphony)」と呼ばれる。
七つの共鳴波と文明
属性波 代表文明 象徴理念
光波 サンストーン・カリフェート 秩序・真理・統一
闇波 エルドリア帝国 意志・契約・静謐
氷波 フロストファング・ドミニオン 調和・対立の美
龍波 桜花幕府 誇り・精神・自然との一体
自然波 サイラスウッド・コンコード命・理・機構の共生
鉄波 アイアンピーク・ヘグエクルク王国沈黙・鍛冶・記録
風波 マプクブルーム連邦自由・流転・再生
七つの文明はそれぞれ異なる信仰と文化を持ち、
その思想の違いが大陸の均衡を形作っている。
七大文明の概要
サンストーン・カリフェート
“光の律動”を掲げる神政帝国。
太陽神ソル=アレオンを信奉し、光と香の儀式で世界を清める。
鏡と光で築かれた都市群は「砂上の聖域」と呼ばれる。
理念:秩序と真理の統一。
フロストファング・ドミニオン
氷と火の二族が統べる北の連邦国家。
火母ウルカムと風父スレアを双柱として崇め、
氷嶺の祭典「双焔祭」で対立と調和を祈る。
理念:対立の中にこそ美がある。
エルドリア帝国
闇精霊ノクトルを守護神とする血統国家。
契約と記憶を重んじ、闇の儀式「沈月の饗宴」で祖先と誓いを交わす。
理念:光は暴き、闇は守る。
桜花幕府
龍の血を継ぐ者たちが統べる東方の島国。
武士と修道僧が共に政治を担い、龍と桜を象徴とする。
龍舞・武礼・茶道を通じて誇りを重んじる文化を持つ。
理念:誇りと美の調和。
サイラスウッド・コンコード
森と機械が共生する聖王国。
宝樹エル=ヴァルナの加護の下、機構と自然を融合させた文明を築く。
金属の祈祷機構“聖機兵”が国家を守護する。
理念:理と生命の共鳴。
アイアンピーク・ヘグエクルク王国
鉄と影を信奉する山岳の王国。
影神イル・ナハトを祀り、沈黙を最大の美徳とする。
黒鉄の祭典「鉄影祭」は国の象徴的な儀式。
理念:沈黙こそ、最も雄弁な祈り。
マプクブルーム連邦
ケンタウロスと鳥人族による南方の連邦国家。
風祖霊エル・ウォンガを信仰し、風の自由を何より重んじる。
草原に浮かぶ天空都市と風歌の文化を持つ。
理念:流転と再生の風。
生命体系と種族観
エーテル世界の生物は、物質と魔力の両面に属する存在。
その形は、環境中のエーテル濃度によって常に変化・進化する。
区分 概要 例
純生種 自然発生した生命体 ウルフ、ハーピー
変異種 魔力により進化・変形 マナスライム、炎獣
霊属種 精霊・龍脈の意志体 森霊、龍精
機械属種 機構と信仰で生まれた人工生命聖機兵
神格種 七波の原初に宿る創世存在属性神、古龍
通貨と価値の哲学
世界共通通貨は**「エーテル貨(AEL)」**。
その価値は金属の重さではなく、魔力安定率(MPA)と祈り指数(PR)で変動する。
通貨名 使用国 特徴
ソル金貨(SOL)サンストーン光を蓄える神聖貨
フロル銀片(FLR)フロストファング氷結魔石を加工
ノクス血晶貨(NXC)エルドリア血と契約の象徴
櫻葉(OUR)桜花幕府龍脈の紋が刻印
ヴァルナ銅輪(VRN)サイラスウッド生命循環の象徴
影鉄牌(HGL)アイアンピーク黒鉄と影の合金貨
ウィンドペル(WPL)マプクブルーム音を奏でる羽貨幣
貨幣は単なる取引の道具ではなく、信仰の器とされる。
使用者の祈りや感情が宿り、取引は魂の共鳴とみなされるのだ。
大陸経済圏と商環
大陸は三つの商圏に分かれる。
商圏名 構成国 主な交易品 性格
太陽環サンストーン・桜花・サイラスウッド香料・光鉱・絹・龍刀神聖商圏
影環エルドリア・アイアンピーク・フロストファング鉄・血晶・氷石闇商圏
風環マプクブルーム中心蜂蜜・薬草・風織布自由交易圏
哲学は「祈り循環経済」――
金が巡れば魂が巡り、世界が再び調和するという思想に基づく。
七律の理(Symphonic Law)
名称 意味 守護文明
光律 正義と秩序 サンストーン
氷律 対立と調和 フロストファング
闇律 記憶と沈黙 エルドリア・アイアンピーク
桜律 美と誇り 桜花幕府
機律 理と生命 サイラスウッド
風律 自由と流転 マプクブルーム
龍律 誠と霊脈 桜花幕府(龍族圏)
これら七律が交わることで、世界は均衡を保ち続ける。
創世神話 ― Genesis Cantata
太初、七つの声が虚空に響いた。
光は秩序を、闇は記憶を、風は歌を。
大地は力を、氷は静謐を、鉄は形を、龍は息吹を与えた。
その調べこそが――エーテル。
そして命は祈り、世界は交響を奏で続ける。
理念 ― 世界の和音
「異なる声こそ、世界の和音。」
光と闇、風と鉄、龍と氷。
異なる理が響き合うことで、この世界は存在する。
それが――エーテル世界の真理である。




