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◆花いちもんめの章

勝って嬉しい花一匁

負けて悔しい花一匁


隣のおばさんちょっと来ておくれ

鬼が恐くて行かれません


お釜をかぶってちょっと来ておくれ

お釜がないので行かれません


お布団かぶってちょっと来ておくれ

お布団やぶれて行かれません


あの子が欲しい

あの子じゃわからん

この子が欲しい

この子じゃわからん


相談しましょ

そうしましょ


*****


「アオサちゃ~ん!!」


 理香は八重歯が見えるくらいに大きく口を開けて、アオサの家の玄関の戸をがんがんと叩いた。


「助けてぇ!!」


 理香は戸を叩き続ける。


「アオ…………」


 そのとき、乱暴に戸が開いた。


「うっさいわねっ!!昼寝してたのに起きちゃったじゃないのっ」


 アオサはかなり不機嫌そうだ。しかし理香はかまわずに、アオサの服の裾を掴んだ。


「あのね、アオサちゃん、相談にのって!依頼料は…………あとで払うから!」


「…………はあ?」


「友達が行方不明になっちゃったの…………みんな!!」


「みんなぁ!?」


 アオサは辺りを見回す。


「そういえば、いつもの悪ガキどもがいないわねぇ…………」


 アオサは目を閉じて考える。


「えーと、私が昼寝を始めたのが1時…………で、今は4時。あんたらもしや、私が昼寝してて遊びを注意されないのをいいことに、何かで遊んだね!?」


 理香はびくっとする。図星だった。


「だって…………アオサちゃんが怒り狂って出て来たら面白いだろって、たかしくんに言われて。それで遊んでたら…………いなくなっちゃったの」


 アオサの額に、ぴくぴくと怒りマークが浮き出る。


「ふーん。じゃあそのたかしってのは、天罰を受けたのよ。私を馬鹿にしたから」


 真面目に話を聞かないアオサの服の裾を強く引っ張って、理香は必死に訴えた。


「そうじゃないの!遊びの途中で…………みんなが少しずつ、消えていっちゃったの!アオサちゃんは不思議なものが見えて、変わった依頼を受けてくれるんでしょ?…………お願い、なんだか変なの!!目の前にいたはずのみんなが、いなくなって…………だから…………」


 理香は泣く前兆のように顔をゆがめた。ようやくただ事ではないと気づいたらしいアオサは、急に真剣な顔つきになった。


「…………聞くだけ聞くわ。その前に名乗りなさい」


「理香、です」


「ふぅん」


 アオサはそれだけ言って、理香を家の中に入れた。理香は小さな和室に通され、畳にじかに座った。


「で、報酬は?」


 いきなり言われたのがそれで、理香はたじろぐ。


「あ、あのぅ…………その」


 勢いで払うと言ってしまったが、理香にはわずかなお小遣いしかない。口ごもってしまう。


「…………いいわ。あとでたかしの家からふんだくってやるから」


 相当根に持っているのがわかった。しかしそれはつまり、たかし達を見つける気があるということだ。


「じゃ、正直に話しなさい。あんたらがやった遊びを」


 理香はごくりと唾を飲み込む。


「…………花いちもんめ、です」


「花いちもんめ?」


「私たち、ついさっきまでこの家の前で花いちもんめをしてたんです。そしたら…………いつのまにか人数が減ってて。最初は9人いたのに…………。最初は気のせいだと思っていたけど、次に気付いたときにはもう5人になってて。他の子は『きっと勝手に帰ったんだ』って言ってたけど、次に気付いたら…………自分一人になっていたんです」


 アオサの目が見開かれる。


「神隠し…………?」


 アオサがぽつりと呟く。しかしすぐに首を横に振った。


「違うわね。色々と違う」


 アオサは何やらぶつぶつと独り言を言っている。


「…………んーとさ、みんなは消えたのに、なんであんただけ残ってるの? 実はみんなあんたが嫌いで、一人ぼっちにして意地悪してるだけなんじゃないの?」


「ち、違うもん! みんな仲よくしてくれ…………てる、と思う…………」


 必死に否定した理香は、急に歯切れが悪くなる。

 アオサの片方の眉がつりあがった。


「…………あんた、一人だけ選ばれなかったね」


 理香の体が硬直する。


「あんた、一回も『理香ちゃんがほしい』って言われなかったでしょう」


 アオサの目は、理香の泳ぐ目をとらえた。


「じゃあいいじゃない。きっと意地悪する悪い子を天狗がさらっていったのよ」


「…………みんなは意地悪じゃないの! みんなは私を遊びに誘ってくれたもん!!」


 理香は必死に否定を繰り返す。その様子は、はたから見ると少し異常なくらいだった。


「…………はいはい。わかったから」


 理香はアオサから視線を外した。

 アオサはそのまま話し出す。


「…………で、一人だけもらわれていかなかったあんただけが消えずにすんだわけか。間違いない。これは」


 理香の視線が、アオサに少し寄る。


「鬼にもらわれていったのよ」


 理香はアオサと目があった。


「お、鬼に…………?」


 アオサは座布団の上で座り直す。


「耳の穴かっぽじってよぉく聞きなさい。私は以前から、いろいろな遊びをあんたらに禁じてきた。…………もちろん、花一匁も」


 理香は頷く。たかしはそれを知っていて、あえてアオサの家の前でやろうと言ったのだ…………花一匁を。


「大事なことを教える。この歌は、人買いの歌なの」


「人買い?」


理香はピンとこない単語に首を傾げる。


「人買いっていうのは、貧しい家の子を買っていき奉公をさせるの。親は家が貧しくて、仕方なく子どもを売らなくてはならなかった」


 アオサが、少し悲しそうな顔をする。

 理香も暗い気分になる。昔そんなことが行われていたなんて知らなかった。


「…………で、それを踏まえた上で歌ってみる。ほら、あんた歌って」


「えっ? ええと…………勝って嬉しい花一匁、負けてくやしい花一匁…………」


「まずはここまで。『勝って』は『買って』となり、人買いが子どもを買ったことになる。『花』は子供のこと。『一匁』は、とても安い値段ということよ」


 人買いは、子どもを安く買えて嬉しい。


「『負けて』は、『値段をまける』ということ。子どもを値切られたのね」


 親は、子どもの値段をまけさせられて悔しい。


「次も歌って」


「んと、隣のおばさんちょっと来ておくれ、鬼が怖くて行かれません…………あれ、『鬼』?」


 アオサがふっと笑う。


「そう。おばさんが来られないのは、『鬼』がいるから。つまり…………『鬼』は『人買い』のことよ」


 となりのおばさん、ちょっと来て。

 人買いが怖くて行かれない。


「そのあとも、おばさんをいくら呼んでも色々と理由をつけられて来てくれない。そうしているうちにも、子どもは売られていく」


 理香はぞくりとした。いくら自分がまだ子供でも、それが恐ろしいことだということは本能でわかった。


「最後は…………遊びの目的そのものね。欲しい子を、相手のチームから品定めする。じゃんけんに負けると、その子は相手のチームにもらわれる。…………人買いが子どもを品定めして買っていくという恐ろしい行為を、あんたら子どもは遊びでやっているのよ」


 一瞬、アオサの鋭い視線が理香にむけられた。しかしすぐに視線は横にそれる。


「…………確かにあの遊びは楽しいわ。だけど、絶対にしてはいけない。歌に秘められた意味もそうだけど、この遊びは特にやばいわ」


「そういえば、さっき『鬼にもらわれた』って…………まさか!」


 理香は、はっとした。


 にわかには信じ難いことだったが、不思議なもの…………霊や鬼といったものが見えるというアオサの言うことでは、これしか考えられなかった。


「そうよ、『鬼』。歌の中では、人買いは『鬼』とされている。あんたは、鬼にもらわれていない。だって、誰にも選ばれていないんだもの。しかし、他の子たちは選ばれ、そしてもらわれてしまった。それは『鬼に買われた』ということよ」


 アオサは急に立ち上がった。アオサの後ろにある仏壇から数珠を取り出す。


「そうとわかったら、早くしないと!長い間鬼の近くにいたら、命の保障はできない」


****


 アオサは薄汚れた健康サンダルをつっかけ、走り出した。理香もあとに続く。


「鬼ってどこにいるんですかぁ!?」


 アオサは振り向かずに怒鳴る。


「いいから来なさい!!」


 二人はひたすら走った。そしてたどり着いたのは、有名な霊場・恐山だった。


「…………ったく、入山料もあとできっちり頂くからね、待ってなさいよ、たかし!!」


 アオサは舌打ちする。まだまだ根に持っているのがわかった。理香は子供っぽいアオサに少し呆れつつ、あたりを見回す。


 荒涼とした岩肌。敷き詰めるようにならんだ地蔵。

 くるくる廻る、色鮮やかなかざぐるま。立ち込める硫黄臭…………。


 アオサはずかずかと奥にむかって歩いていく。

 地面に降り立っていた数羽のカラスが、ばたばたと飛び立ち道を開ける。


 行く先には、恐ろしいほどに真っ青な色をした湖があった。まだ子供の理香は、あの世について考えたことはなかったが、ここが「生者の居場所ではないこと」は何となく感じ取った。


「あの…………まさか湖の中にいるとか…………?」


「用があるのはカルデラ湖でなくて、こっち」


 アオサが指差した先には、石の山があった。

 よく見ると、その山のまわりに石が散乱している。


「あんたも青森育ちなら知ってるでしょ? 『人は死んだらお山さ行ぐ』って。死んだ人はみんなこの山に集まるの。もちろん、子供も同じ。特に、親よりも早く死んだ子供は、償いのために石を積み続けなければならないの。…………これがそれ」


 理香の背中が急激に冷えた。――つまり、幽霊が積んだ石の山ということだ。


「だけど、その石積みは一生終わることはない。…………この石の山、崩されてるでしょ。何故かわかる?」


「わかりません」


 理香は即答し、首を横にふる。


「石を積み終わりそうになったころに、やってくるのよ…………『鬼』が」


「え…………!?」


 意外なところで出てきた『鬼』に、理香は驚きを隠せない。


「その鬼は意地悪でいたずら好き。石を積み終わりそうになると、その山を崩しにくるの。何度でも、執拗に…………」


 理香は周りをよく見る。するとあちこちに、崩された石の山があるのに気付く。


「じゃあ、これ全部…………!?」


「そう。『鬼』が現れて、石の山を崩したのよ」


 あたりを漂う硫黄の匂いをかき混ぜるように、気持ちの悪い風が吹いた。

 アオサは数珠をぎゅっとにぎりしめた。


 するとアオサはしゃがみこみ、石の山を積み始めた。


 理香はその行動の意味がわからず、後ろで立ち尽くす。石の山が、あと少しで積み終わる……。


 その時、アオサは立ち上がった。


 空は曇っている。風は少し強い。


 無数のかざぐるまがカラカラとたてる音だけが支配するこの場所に、アオサは立ったまま動かない。

 ただただ、かざぐるまの音だけがする。


 アオサは身じろぎすらしない。


 理香は不審に思い、アオサに声をかけた。


「…………あの、アオ」


――ガラガラッ


その瞬間、無数の何かが落ちるような音がした。


アオサがさっと身構える。


「…………え?」


 理香が音のした方を見ると、アオサの足元の石の山が崩されていた。


「…………きゃあっ」


 理香は思わず尻餅をついて後ずさる。


「出たわね鬼っ!!」


 アオサが、数珠で崩された石の山を叩いた。理香は、小さな石の山を凝視する。


 しばらくするとそれはぼんやりと姿を現し始め、やがて完全に見えるようになった。


 理香は自分の目を疑った。石の山の横に、見たこともないようなグロテスクなものがいた。


 腹が出ていて全身シワだらけ。肌は赤茶色で、身長はアオサの足の長さくらい。

 それはどう見ても……この世のものではなかった。


 理香は初めて見る異形のものから、視線を外せない。


「あんた、子供達をどこにやった?」


 アオサはそれに向かって話し掛ける。

 それは、大きな目玉をくりくり動かすのみで、声は発しない。


「あんたがやったんじゃないの?」


 ただ目玉を動かす。


「あんたでしょ?…………このへんでガキんちょに興味ある『鬼』なんて、あんたくらいよ」


鬼は知らん顔をして、しわだらけのまぶたで瞬きをする。


「正直に答えなさい…………答えろ!!」


 アオサがしびれを切らして叫ぶと、それは一瞬びくっとして、うしろを指さした。それは、あずまやだった。


 よく目を懲らして見てみる。

 すると、その後ろにかくれた小さな影が、複数見えた。


「…………あんた、あれで全部?まだ隠してたら、この数珠で撲殺するから」


 アオサが鬼を睨む。その鬼はぶんぶんと首をふって、突然霧散したように消えてしまった。


「…………ふん。私に逆らおうなんざ一億光年早いって」


 アオサはぺっと唾を吐いた。


 理香はアオサを見つめたまま呆然としていた。理香の持つ知識では、鬼というのは人を食べたりする恐ろしいものだったはずだった。

 

 理香の視線に気付いたアオサがふりむく。


「……あいつは、逃がしても大丈夫。幸運にもあの鬼は、ただのロリコンだから。子供に嫌がらせするだけで、私なんかが脅せばすぐに怯む」


 アオサの言葉に、理香はとりあえずほっとした。


「今回子供をさらったのがたまたまあいつでよかったけど、私がここに来たのはただの私のカン。もし違ってたら、あいつとは別の人肉大好き鬼を相手にしないとだったかも」


 カンがあたったからだろうか、アオサも少し緊張がとけた様子だった。


「そうだ、みんなは?」


 理香は立ち上がってあずまやの方へ駆け出した。アオサも歩いてあずまやに近づく。

 そこには、8人の子供が眠ったまま積まれていた。


 理香は、子供達の顔を確かめる。


「あっ、未久ちゃんに大介くん、たかしくんもみんないるよ!」


「たかしぃ!?」


アオサが一瞬にして理香の隣にワープしてくる。


「どいつ!? どいつがたかし!?」


 理香は勢いに圧倒され、あわあわと日焼けした肌の少年を指さす。


「こっこの子!!このスポーツ刈りの子っ」


 アオサは、一番上に積まれたたかしの顔をまじまじと見つめ、次の瞬間、卓球のスマッシュのようなすさまじいビンタを食らわせた。

 たかしは10メートル先にふっとばされた……と形容したくなるくらいの、かなりの勢いで、地面に叩きつけられた。


 目覚めたたかしは、わけがわからずにポカンとしている。理香は開いた口が塞がらない。


 アオサは怒り心頭な様子でたかしに詰め寄る。その目は据わっていた。


「たかしぃ…………」


「げっ…………アオサ!! な、何怒ってるんだよ? ていうか、ここどこだよ!?」


「あんた、私を怒らせようと家の前で花一匁で遊んだそうじゃない。その結果、あんたはこわーい鬼に恐山まで連れてかれたのよ。そんで私は、あんたをこうして救いに来たの。あんたの望み通り、こうして怒ってやってるのよ?」


「…………ひぃい、ご、ごめんなさーいっ!!ごめん、ごめんっ」


 アオサのあまりの怖さに、たかしはぺこぺこと頭を下げてひたすら謝った。


「たかしくん!!」


 理香が呼ぶと、たかしが理香に気付いた。


「お前、なんでここに!? そういえば、こいつらも……。お前も連れて来られたのか?」


「ううん。あのね」


「この子はね、あんたらが花一匁でこの子を欲しいと言わなかったから、連れて来られなかったの。それで私にあんたらを探してくれって依頼に来たのよ」


 たかしの顔が驚きに変わる。


「なんでだよ……。おれたち、わざとお前を選ばないで、最後にひとりぼっちにさせるつもりだったんだぞ。なのに何でそんなことを……」


 理香はたかしに笑いかけた。ちらりと八重歯をのぞかせて。


「だって…………たかしくんたちが私と遊んでくれて、嬉しかったから。たかしくんたちが、まだ引っ越して来て間もない私が嫌いで、私をいじめようとしてたのはわかってた。でも、目的が何でも、わたしはみんなと遊ぶのが好きだったの」


「理香、おまえ……」


 理香の笑顔につられて、たかしの顔もしだいに笑顔に変わった。


「……おまえ、変なやつだな!」


「ちょいとたかしサン。あんたにはまだ話があんのよ」


 たかしがぎくっとする。


「はなし…………?」


「そう。まず、あとであんたの家に案内しなさい。報酬と入山料はきっちりもらうから」


「はぁ!? なんでおれ?」


「それはね、たかしくんがアオサちゃんを怒らせちゃったからなの……」


 理香は苦笑いする。


「あと、花一匁は超危ないから禁止! 私を怒らせて遊ぶのはもっと禁止!!それと……」


 アオサは、数珠を持ったのとは反対の手で理香の頭をぽんと叩いた。


「この子をいじめるのも…………禁止!!」


「…………え?」


 理香とたかしは同時に言った。

 たかしは照れ臭そうによそを向いて、小さく頷いた。


「……わかったよ」


「そうそう。手のこんだ仲間外れはよくない。あんたも男なら、自分を助けに来てくれた子にこれ以上何もするんじゃないわよ。これからはみんなで仲良く縄跳びでもしなさいな」


アオサはそう言って、二人に背を向けた。元来た方に歩き出す。


「…………あっ、報酬は!?」


「もう疲れたから寝るわ。あんたら、うちの家の前で騒がしく遊ぶんじゃないわよ。そのせいで起きたらぶん殴るから」


理香とたかしは顔を見合わせた。


「…………へっ、上等だ!!」


 一瞬、アオサが、空を見上げた。先ほどまでの勢いも、迫力もない、静かな表情で。

 その瞳が少し悲しげだったのを、理香は一瞬だけ、視界の端にとらえた。

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