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終点

作者: 尚文産商堂

いよいよここが終点だ。

長い長い山登りの道。

そう考えると、いろんな絶景に出会えたことがうれしくなる道だった。

ただ、目指していたのは頂上ではない。


前人未踏ではないが、めったに人が立ち入れないところにあるというその絶景を見に行きたいと思ったのは、ついぞ1ヶ月ほど前の話だ。

そのころ、ちょうど会社が清算に入ってしまって、無職になったことをきっかけに、遠出をしたいという欲求がむくむくと現れていた。

それでせっかくだから、ということでこの旅行を計画した。


登山道から少しずれ、けもの道のような、それでも地図には乗っている道を歩く。

少しばかりの岩場と、とんでもない崖と、手すり代わりの鎖をたよりにしていくと、その絶景の光景にたどり着くことができた。

少し息も荒いが、疲れていたことすら忘れてしまうこの場所のことを、終生忘れることはないだろう。

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