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エゴとプライド

 一つ一つを積み重なることが努力で、努力の先に想像力を持てるかが才能なんだと思う。


 「鬼滅の刃」に出てくる"透き通る世界"に近い感覚を体感したことがある。


 テスラが、機械構造を透けて見えるために、未来からきた人間だと思われたような、全能感。


 それを味わうのが気持ちいい。心地よい。

 ただし、社会的に役立つかは全くの別物で、それが発揮されるのであれば才能であろうとも、発揮されなければ途端に自慰行為になってしまう。




 コホン。




 普通になれ、と他人が命令する。

 その強迫観念を押し付けてくることを心配と呼ぶ。


 資本主義からくる宗教というべきか。


 銭を稼げ、というのが老人達の主張。

 これを間違いだと断言するには、条件が足りないと思う。


 かつて私が、母親から「あの子から注意するよう言われたわよ」というように。

 埋めつけられる、プライドを刺激するようなトラウマが、世の中の人間の大半にあるのだと思う。


 いじめであったり、虐待であったり、失恋であったり。

 つまり、社会からの爪弾き、弾圧。

 こういうことをテーマにすると極端な考えを垂れ流しているようで気が気じゃない。


 ブックマークが増えたのを確認したときにはその恐怖感が増した。

 強く賛同されても、激しく否定されても気持ち悪い。

 「こういう考えを持ってる人もいるんだな」程度の感想に押し留めて欲しい。


 とはいえ、読んでくれるのは素直に嬉しい。

 ありがとうございます。


 叔父さんからは安定した銭稼ぎのために企業就職を勧められて「勝手なことをゴタゴタ抜かすな」とヒステリーを起こした。

 友達から誘われたディズニーランドは行くまでの費用がやたら掛かるにも関わらず、どんなタイムスケジュールで動くのか分からないままに、断りを入れるかも面倒になり、関わり続けるのにも嫌気がさした末にLINEをブロックした。


 そんな自分勝手になった私だが、これまで彼女らと友達だった事実から、去年まではそうでなかったという、言い訳をね、させてもらいたい。


 自分が分からなくなるのが、無性に苛立たしい人間なのだと思う……いや違う。


 普通になれなかったことを後悔している、欠落人間なのだ。


 それがどうしても許せなくて、普通になれるように擬態を続けていたのだけど、結局のところ擬態しているという事実のとおり、普通ではない。


 変人とか天才に憧れはするけれど、私の場合は偏屈な社会不適合者なだけだ。


 ……そう思われるのをずっと恐れている。

 年上の人間からの値踏みされるような視線が嫌いだし、年下の人間からの期待と嘲りが揺れ動くような視線に被害妄想をかきたてられる。


 舐められたくない、という傲慢さは、幼い頃よりずっとある。

 裕福な家庭で、社交的な自分がそれなりに能力を発揮できていた幼少期から、一転して何も成し得ていない凡人以下に成り下がった。

 というより、自分だけ成長しないままに周りとの差に絶望しているのが現在だと思う。




 ケホン、前置き終わり




 プライドに支配されると、否定から入る。

 これが駄目、あれが駄目。

 こうするべき、ああするべき。


 ……こう見ると悪いことじゃない気がする不思議。

 というか、普通の人はこうやって、やるべきことを他人視点でこなして行くんだと思う。


 今の普通の人、の定義は非常に広くて多様性に富んでいるのは目を逸らす。

 大多数に属する人、つまり組織に所属できるような社会性を獲得している人。


 私がまあ、その片隅でひっそりと息をさせていただいてる現状にあるとかないとか。

 〜〜っ! だまらっしゃい!!!


 いやこれ日記風な自分語り風な作風なんで、変な考察はやめていただきたい。

 殺すぞ。

 ちっ、反省してまーす。


 なんでこんな落書き帳にブックマークしたのかが理解できない。

 変態め。

 絶対感想とか書き込むなよ。

 私は平和主義で臆病なんだ。

 一方的な虐殺が平和になると信じてる。


 よし、こんなもんでいいだろ。




 うーーーーん、どう話すべきかをずっと脱線させられていてる。

 どれだけ上手くやっていけているか、を積み重ねられるかが、自信の源になるんだと思う。


 ずっと自信なんかない。

 エゴが出来上がっては崩壊させられるんだから、育ちようがないともいえる。


「人の言うことなんか気にすんなよ」


 という言葉が嫌いだけど、それは、なんというか。

 私に優しくない言葉だよね。

 もっと噛み砕いた言葉にして欲しい。


 人のことを気にしないためには前提条件がいるんだよ。

 自信の獲得だよな。

 これが欲しくて、足掻いてもがいて、変な自分をとっぱらって、なにもない自分を作り上げたなのに。


「お前って何が好きなの?」


 って聞かれて答えられない自分が嫌になった。


 いや、答えられるよ。答えられるけどさ。


 宇宙飛行士になりたいって言うじゃん。


「じゃあそのためには、⚪︎⚪︎しないとね」


 みたいな言葉が予想できるじゃん。

 ずっとこんな感じよね。

 反撃の言葉が来るのを恐れている。


 というか、これを原動力に努力するんだなぁって知ったのが最近の出来事。


 私は、次のイベントに進むための努力ができないままに、周囲を妬んで恨んで、頭から罵倒の言葉を追い出すために頭を空っぽにしたかった。

 酒とか、恋愛とか、パチンコとか。


 なんでもいい、自分で考えたくなかった。

 自分の考えに自信がなかった。

 自分の考えを否定されることが嫌になった。


 それをさあ、知ってか知らずかズカズカと土足で踏み込んできては、どうするのどうするのって。

 知らんわぁ!!!


 逆に聞きたいけど、あんたはそんな御大層な考えを持って行動してきたのかよって言うと。


「話を逸らすなっ!!!」


 って答えないんだから、大人ってやつは狡いぜ。

 羨ましいよ。

 そんなことを考えずにただ努力が出来た君の過程が。


「俺だって大変だったんだ」


 なんて、言いたいもんだわぁ。

 それを言われたら何も言い返せないじゃん、禁止カードだって分からないかな。


 私なりに積み上げて来たものは、たぶんおそらくあるのかもしれないけど、意識的な成果を持ち合わせていない。


 せいぜいが、多少拗らせた自己防衛だ。

 けれどそれこそが、最近になって獲得したもの。


 誰かを嫌うって難しいのよ。

 いや嫌う必要があるのかっていうと難しいんだけど、自信がないわけじゃん。

 自信がないと、人を嫌うことも難しいんだ。



 だって相手の言うことは全部正しいんじゃないか。



 私の言うことは全部間違ってるんじゃないか。



 さて、君は自分の間違いを世界に主張できるかな。

 でから人間が、愚かしくも羨ましくて、賢く見えるのが最近だよ。

 頭の病気かな。


 もちろん、拗らせてるなーーーって人もいるんだけどね。

 被害者意識の塊なんかは、よく問題を起こしているとも思うし、私もその予備軍であることに戰慄してる。


 他人の言葉で戦う人間は、偏った思想集団にいることでこれまでの正義を疑わなくてはいけない。

 怖いよなぁ。

 自分の所属する集団が、ある日突然に異常者の集まりとか言われたら、そんなことないって主張するしかないじゃん。


 間違ってることを理解しながら、笑われるのを覚悟で必死に主張する、裏側を想像しちゃうとさぁ。


 笑えないんだわ。

 私に敵はいない。

 けど、私が私であろうとするなら、何かに所属してしまえば敵ってのは生まれてしまう。


 共生関係になれれば一番いいんだけどね。


 主張がぼやける。



* * * * *



 結論として、言いたいことは。


 自分の主張と自信は、積み上げることが大事なんだよ、と言いたい。


 情報量を増やす必要がある。

 裏付けがあるとよい。

 体験になるともっとよい。

 類似した考えを持つ人を参考にして、その先へと到達しなければいけない。


 それが個性になって、自信になる。

 そうでないと揺らぐんだ。


「お前って、一体これまで何をしてきたの?」


 ってさ。

 怖いよね。


 もちろん、それがクリアできる人間なら当然のことなんだと思うじゃん。


 じゃあできない人間は間違ってる?

 劣勢遺伝子?

 生きるべきじゃない存在?


 失礼、極端な考えなのは承知している。


 だから、私は自信が欲しい。

 継続と、過程が欲しい。


 遠い結果までの道のりを築いて、納得させなきゃいけない。


「お前は私が間違ってたっていうけどよぉ!!! 私のやり方が正解なんだわ!!!!」


 なんてね。

 あほらし。


 人に間違いを指摘されて、普通の人間になるためのプライドはもう役に立たないゴミになったのは、自分に諦めがついたから。


 それでも生き続けるために、エゴを積み重ねて主張するための材料を作り続けている。


 死にたいなぁ。

 気付けば100話ですね。

 100,000字達成の時に考えてた諸々は、難しいなあと痛感しております。


 更新を続けてると、なんだかんだと読んでくれる人がいて嬉しい一方で、なにを思っているのかはよく分からないままです。

 排他的なのでね、感想を送られるのに怯えているので答えは分からないまま、多分読み続けている人は少ないのかなぁ。


 似たような文章をずっと、微妙に入り口を変えて描き続けているのは、自分の中で形にしたい言葉としてハマっていないというか……ご容赦願います。


 大雑把にそんな感じ。

 元気にやってます。

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