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僕とミライの傑作小説  作者: cry-me
9/94

キャラクター5

[5]



「せっかく作ったストーリーを無茶苦茶にされたら困りますよ!」

「そもそも、自分で作ったキャラに無茶苦茶にされる時点で色々とそのストーリーに問題があると思うんだけど、そこまで自由に動くキャラはある意味財産よ、ストーリーなんて破たんしたら別のアイディアを練ればいいのよ、むしろ与えた困難を軽々と突破されるんだったら、より凶悪な困難を、乗り越えられる限界まで試せばいいわ」

「酷い奴ですね、作者って」

「貴方の事だけどね、作者は常に登場人物達に冷酷に加虐性を発揮させなくては駄目よ、逆境も困難も苦労も無い物語にドラマは生まれないわ、そして読者は作者の生み出した数々の難関に打ちひしがれ、時に敗れ去り、苦悩するキャラの姿を見て感動したりするのよ」

「……もし乗り越えられなかったら?」

「そうね、安易だけど、そのキャラをその時点で殺す」

「酷いっ!?」

「でもただ殺すんじゃないわよ? 死ぬ時に主人公とかにそっと攻略の鍵とかヒントを残したりするのよ、そして主人公達がその遺志を受け継いで、試練を乗り越える! これこそがドラマチックなのよ!」

「え、でもそんな自由気ままなキャラが乗り越えられない障害を、どうやって?」

「それこそ、別の角度からのアプローチとか、死んだ奴のお蔭で弱体化してたり、思いを受け継いで新たな力が覚醒したりとか、まぁ色々よ、そこは悩みながら考えなさい」

「それこそ結構ご都合主義じゃ?」

「ちゃんと伏線張ったり、予兆を出しておけば大丈夫よ、こっちだって魅力的なキャラ一人犠牲にしてんだから、そのぐらいの展開は許されてもいいんじゃない?」

「そう言うもんですか」

「まぁその辺は作ってみない事には何とも言えないわね、大丈夫よ勝手にキャラが動き出したなら、物語は勝手に出来ていくから」

「何と、ミライさんくらい便利なんですね!」

「まぁ私もある意味勝手に動いてるわけだしね?」

「え?」

「こっちの(メタ的な)話よ」



[続く]


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