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プロローグ

俺には特別な人間ではない。名前は上の名は佐藤、下の名は一郎とかなり普通だ、しかも一郎に至っては家族以外に言われたことはない。身長は高くもなく低くもなく、やせ型でもなくかと言って太っているわけでもない。

ただ一点人とは違うことがあった、俺は昔から霊に好かれた。そんなの嬉しくもないし、役立つわけでもなくいらないものだ。街に行けば、そこは霊がうじゃうじゃ居て、気持ちが悪くなった。小さい頃は吐いたこともある。いや、マジでいっぱいいるんだって、人間よりも。

まあ、慣れたもんでおかげで十六年間正しく生きていけたはずだ。小学校、中学校と進み高校生になった。だがそんな高校一年生の冬、俺はやばいのに憑かれた。ふらりと立ち寄ったある神社で、そいつに憑かれた。そいつはその神社の神様というやつらしく、俺に取り付いた挙句、俺の事を守ってくれていた守護霊さんを追い出しやがった。

そいつに憑かれてから俺の人生は少し変わった。少しじゃないな、かなり変わったと思う。

変わったものがいい事なのか悪い事なのか俺にはよくわからない。だが、言うならば必要だったのだろうと思う。

これが非日常かただの日常かはよくわからない。まあ、どうでもいいか。

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