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時姫  作者: 久保坂かの
7/8

優しい人

今回、吃驚するほど短いです。

ご了承ください。

行灯の鈍い光に照らされて影を伸ばす。やわらかい空気の中、遅めの夕餉ゆうげが始まった。

「「「いただきま~す!!!」」」

お箸を一斉に手にとって、そのまま手を合わせる。

口いっぱいほうばったのは、やはり冷たいご飯である。しかし、心の中はほっこりとしていた。あぁ、こんな生活がずっと続けばいいのに・・・。

正直に言って、タイムスリップとか時姫に選ばれたこととかは、現実味がなくて宙に浮いているような感じで、なんか、驚きの連続だ。でも、都和子さんも夕ノ介も、それはそれ、あれはあれ、と割り切っているようで、なんだか嬉しい。「時姫修行だからここにいてもらってもかまわない。」じゃなくて「私だからここにいていい。」っていうのが、「特別だ」って言ってもらえているみたい。知らず知らずのうちに頬が緩んでいた。

「?どうした?」

夕ノ介の力強い声。まるで、全てを包み込むような。

「なぁに、瑠菜ちゃん?」

都和子さんの綺麗の声。まるで、全てを洗い流すような。

「都和子さんと夕ノ介はとっても良い人だなぁ、と思って。」

私の声。まだまだ巣の中の雛みたいだが、たしかにそこにいる。それを主張しているような。

「なに、急に?」

私からしてみれば、急に、ではないが、都和子さんは吃驚びっくりしている。

夕ノ介は、と横を見ると苦笑いしている。

質素だが華やかな夕餉ゆうげであった。



・・・あ、結局夕食作ってない。。。



すみません。

展開おそくて・・・。


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