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時姫  作者: 久保坂かの
4/8

いきなりですが・・・

またまた新キャラです!!

あと、3,4人は出る予定です♪


「カレー粉、パ~ン、チョコレート、お魚ソーセージ、ケチャップ、それから、ベーコン・・・」

都和子さんと夕ノ介が仕事にいってしまった後、結局私はこれっといってすることがなかったので、現代へいせいから何をもってきたのか調べることにした。

制服のポケットに入っていたポケットティッシュにハンカチ。歴史の教科書、生物の教科書、携帯している乙女の必需品の鏡とくし。その他もろもろ。広げてみて、まず思うのは、多いな、ということだ。狭い室内がさらに狭くなり、足の置き場もない。

「この食材早いとこ使っちゃおうかな。もうすぐ夏だし・・・」

とーふハンバーグとか?オカラもいれて。

「ありきたりすぎ?」

一人で呟く。

そのときだった。だれもいないはずなのに、背中に気配を感じたのは。


『ひさしぶりね』

頭の中に声が直接響いてきた。この世のものとは思えない不思議な声。まるで、ずっとまえから知っているようなきがするような・・・。

思い切って後ろを振り返った。そこには、見知った姿があった。黒猫だった。ただし、直立二足歩行・・・・・・の。

「もしかして、クロリン!?」

平成においてきた飼い猫のクロリンだ、絶対に。間違えるわけがない。返事を聞く前に

「会いたかったよ~!!」

と抱きついていた。

『ちょっと、苦しいじゃない。』

そう言われてもかまわなかった。今はただ、こうしていたかった。


「ねぇ、なんで立って歩いているの?なんで言葉が通じるの?なんで江戸ここにいるの?」

この質問をクロリンにしたのは、あの再会からしばらくして都和子さんと夕ノ介が帰ってきたときのことだ。だって、単純に疑問でしょ?自分がなんの因果か知らないけど、タイムスリップとかリアルにしちゃってるだけでも驚きなのに、その上、飼い猫がいきなりしゃべりだして、歩いたのだから。

答えは実に簡単だった。

『それはね、わたしが普通のただの猫じゃないからよ。』

そりゃそうだ、って、えぇぇぇぇーーー!!

コメントとかよろしくお願いします。

あんまりキツイのはできるだけひかえめで。

へこむので・・・。

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