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大学生(野手)

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57/88

山里宝 21歳 ★★★★☆

山里宝 21歳 ★★★★☆


《基本プロフィール》

山里宝 21歳 右投右打

身長174cm 体重78kg

守備位置:遊撃手

経歴ー松陽中-神戸国際大付高-亜細亜大

《総合評価》★★★★☆

「堅守・野球脳・パンチ力を兼ね備えた、大学No.1遊撃手」

山里は、亜細亜大の主将を務める右打ちの遊撃手である。174cm・78kgと遊撃手としては大型ではないが、軽快なステップワーク、柔らかいハンドリング、深い三遊間から一塁へ送れる強肩を備える。守備の完成度、試合状況の判断力、攻撃面での勝負強さを高い水準で持つ、実戦型のショートである。

ドラフトでは上位〜中位での指名が想定される。中日スカウトからは「野球脳の高さ、野球のうまさが戦力になる。走攻守がそろう選手」と高く評価されている。


《簡単な球歴》

中学時代:兵庫県高砂市出身。松陽中では軟式野球部でプレーし、内野手としての基礎を築いた。小学校入学前から野球を始め、早い段階から守備の適性を育んできた。


高校時代:神戸国際大付高では2年時に春夏連続で甲子園へ出場し、夏の甲子園ではベスト8まで進出した。強豪校で内野守備と勝負どころでの対応力を磨き、高校卒業後は亜細亜大へ進学した。


大学時代:亜細亜大では1年春にリーグ戦デビュー。下級生時から内野守備で経験を積み、4年時には主将へ就任した。厳しい競争環境の中で守備力を高め、チームの中心選手へ成長した。


3年秋は打率1割台に苦しんだ一方で3本塁打を記録し、打撃面で長打を意識した取り組みを始めた。4年春には確実性を取り戻し、青学大戦で鈴木泰成から本塁打、東洋大戦では1試合2本塁打を放つなど、強豪相手にも結果を残した。


4年夏には大学日本代表として国際大会に出場し、打率.286、2二塁打、7打点を記録。秋は主将・1番・遊撃手として亜大をけん引し、立正大戦で2安打2得点、青学大戦では先頭打者本塁打を放った。プロ志望届を提出し、最後のシーズンでリーグ優勝を目指している。


《強み・アピールポイント》

最大の魅力は、遊撃守備の完成度である。軽快なフットワーク、打球に入る際のリズム、柔らかいグラブさばきを持ち、深い位置からでも素早く正確な送球を投げられる。大学4年生の遊撃手では「頭一つ抜けた存在」との評価もあり、プロでも遊撃手を継続できる可能性が高い。


野球脳と試合運びの上手さも大きな武器である。主将としてチームを率いながら、1番打者として攻撃の起点を作る。状況に応じて打撃と走塁を変え、守備でも投手や二塁手との連係を主導できる。中日スカウトが「野球脳の高さ、野球のうまさが戦力になる」と評価した点は、即戦力内野手として重要である。


打撃面では、小柄ながらパンチ力を持つ。リーグ通算8本塁打を記録し、4年春には強豪・青学大の鈴木泰成から本塁打を放った。引っ張るだけでなく、下半身の強さと体の回転を生かしてセンター方向にも強い打球を打てるため、プロでも打撃を伸ばす余地がある。


国際大会での勝負強さも評価できる。大学日本代表では全4試合に遊撃手として先発し、全試合で打点を記録した。限られた試合数でも安定した守備を見せ、14打数4安打、7打点を残して優勝に貢献したことは、大舞台への対応力を示している。


《弱点・課題点》

課題は、打撃成績の継続性である。3年秋は打率1割台に終わり、4年春以降に長打力と確実性を伸ばした。プロでは木製バットへの対応を継続し、速球や高精度の変化球を相手にしても、出塁率を安定して残せるかが問われる。


また、174cmという体格から、プロでどれほど長打を安定して出せるかは未知数である。大学では本塁打を打てるが、プロでは無理に長打を追うよりも、遊撃守備を基盤に、コンタクト、出塁、進塁打、右方向への打撃を磨くことが重要になる。


走力は一定水準にあるものの、岡田啓吾のような突出したスピード型ではない。1番として起用されるなら、盗塁成功率、一歩目のスタート、走塁判断をさらに上げ、得点へ直結する走塁を身につけたい。


プロでは、遊撃守備をすぐに評価できる即戦力型の内野手である。まずは守備固めと内野のバックアップから一軍へ入り、打撃で出塁できるようになれば、レギュラー遊撃手争いへ加われる。守備の強さと野球脳を土台に、打撃の安定感を高められれば、長く一軍で起用されるショートになれる。

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