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2026年NPBドラフト候補選手紹介!⚾️︎  作者: pipi
大学生(投手)

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50/88

吉川凌平 22歳 ★★★☆☆

吉川凌平 22歳 ★★★☆☆


《基本プロフィール》

吉川凌平 22歳 右投右打

身長186cm 体重89kg

守備位置:投手

経歴ー白井中央ボーイズ-習志野高-千葉商科大


《総合評価》★★★☆☆

「最速156km/hと長いイニングを投げ抜く力を併せ持つ、千葉県大学リーグの大型右腕」

吉川は、最速156km/hの直球を武器とする千葉商科大の本格派右腕である。186cm・89kgの恵まれた体格から角度のある直球を投げ下ろし、カットボール、ツーシーム、フォーク、スライダー、複数のカーブを操る。球速だけで力押しするタイプではなく、多彩な球種を内外角へ投げ分けて打者を打ち取れることが特長である。


ドラフトでは、中位〜下位での支配下指名が想定される。地方リーグ所属ながら、156km/hの直球、長いイニングを任せられるスタミナ、変化球の豊富さは明確な魅力である。一方で、球速が常に150km/h台に乗るタイプではなく、全国レベルの打者への継続的な対応力はプロ入り後に問われる。即戦力の完成度より、先発としての伸びしろを買うタイプの候補である。


《簡単な球歴》

中学時代:千葉県船橋市出身。中学時代は白井中央ボーイズで硬式野球をプレーし、投手として基礎を築いた。


高校時代:習志野高では2年春からベンチ入りし、3年夏は背番号11で出場した。ただしチーム内では3番手投手の位置づけで、千葉大会準々決勝で敗退。最速も139km/hにとどまり、当時は全国的なドラフト候補ではなかった。


大学時代:千葉商科大は入学当時、千葉県大学リーグ2部に所属していた。吉川は大学でフィジカル強化とフォーム改善に取り組み、球速を大幅に伸ばした。3年秋に最速156km/hを記録し、スカウトの注目を集めると、同年12月には大学日本代表候補の強化合宿にも参加した。


3年時、チームが1部へ昇格した年には13試合で6勝5敗、91回1/3を投げて防御率1.58を記録した。4年春は5試合すべてで先発し、40イニングで40奪三振、防御率2.03。打線の援護に恵まれず2勝3敗だったが、開幕の中央学院大戦では6回12奪三振を記録した。


4年秋にはプロ志望届を提出。入れ替え戦では敬愛大を相手に147球で9回を完投し、12奪三振、最速156km/hを記録して1部残留へ導いた。さらに東京情報大戦では5安打12奪三振の完封勝利を挙げ、NPBスカウトの前で強いアピールを見せた。


《強み・アピールポイント》

最大の武器は、186cmの長身から投げ下ろす最速156km/hの直球である。角度があり、打者の手元で力を感じさせる球質を持つ。高校時代の最速139km/hから17km/hも球速を伸ばしており、フィジカルと投球技術の両面で成長余地を残す。


長いイニングを投げ切るスタミナも魅力である。4年春は全5試合に先発し、40イニングで40奪三振を記録。入れ替え戦でも147球を投げて9回完投、12奪三振を記録した。中日スカウトからも「投げるスタミナがあるし、体のバランスもいい」と評価されている。


変化球の種類と使い分けも強みである。130km/h台中盤のカットボール、ツーシーム、130km/h近いフォーク、120km/h台中盤のスライダー、2種類のカーブを持つ。秋の東京情報大戦では平均141.6km/h、最速147km/hの直球をベースに、多彩な変化球を内外角へ散らして完封した。直球が最速域まで出なくても、試合を組み立てて抑えられることを示した登板である。


また、地方リーグから大学日本代表候補合宿へ進んだ上昇度も評価したい。NPB11球団に加え、メジャー球団のスカウトも視察するなど、プロ側は156km/hの出力だけでなく、大型右腕としての将来性を注視している。


《弱点・課題点》

最大の課題は、球速と投球内容の再現性である。156km/hは大きなアピール材料だが、秋の完封試合では最速147km/hだった。試合を作れる点は長所である一方、プロでは常時の直球の強さをどこまで高め、登板ごとに維持できるかが問われる。


地方リーグでは長いイニングを投げる実績を残しているものの、全国の強打者を相手にした経験は限られる。プロ入り後は、球威で押す投球と、変化球で打たせて取る投球のどちらを軸にするかを明確にし、各球種の配分を整理したい。


プロでは、まず先発として育てる価値が高い。186cmの大型右腕で、150km/h台後半の出力、変化球の多さ、スタミナを兼ね備えるためである。直球の常時球速と制球を改善できれば、将来的には一軍ローテーションを担える可能性を持つ。短期的にはロングリリーフを含めた起用で実戦経験を積ませ、能力を引き出す形が理想となる。

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