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大学生(投手)

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45/88

馬場拓海 21歳 ★★★★☆

馬場拓海 21歳 ★★★★☆


《基本プロフィール》

馬場拓海 21歳 右投右打

身長184cm 体重88kg

守備位置:投手

経歴ー諸富北小 - 諸富中(佐賀フィールドナイン)-福岡大大濠高-日本体育大


《総合評価》★★★★☆

「見えにくい変則フォームから151km/hを投げ込む、右打者に強い実戦派右腕」

馬場は、トルネード気味の動きからサイド気味のスリークオーターで投げる、日本体育大の変則右腕である。最速151km/hの直球を持ち、打者から球の出どころが見えにくい。右打者の内角へ食い込む直球と、外角へ逃げる2種類のスライダーを軸に、空振りと詰まった打球を同時に狙える投手である。


ドラフトでは上位〜中位での指名が想定される。変則右腕として明確な武器を持つ一方、先発としての安定感と、左打者への対応には課題が残る。プロでは、まず中継ぎとして短い回で直球とスライダーを生かす起用が現実的であり、変化球の精度が上がれば先発も視野に入る。


《簡単な球歴》

中学時代:佐賀県佐賀市で育ち、諸富北小2年時に軟式野球を始めた。諸富中では佐賀フィールドナインに所属し、投手として硬式野球を経験した。


高校時代:福岡大大濠高では2年春にセンバツ甲子園を経験した。高校時代は絶対的なエースではなかったが、投手として全国大会のマウンドを経験し、日本体育大へ進学した。


大学時代:日本体育大では1年秋にリーグ戦デビューを果たした。当初は救援中心だったが、3年秋に先発へ転向すると8試合に先発し、リーグの最優秀投手に選ばれた。


4年春はチームのリーグ優勝に貢献し、大学野球選手権にも出場した。4月に左太ももを痛め、選手権の慶大戦では約2カ月ぶりの公式戦登板で4回6失点と苦しんだ。しかし、その後は状態を上げ、大学日本代表選考合宿で2回完全、3奪三振と好投して代表入りを果たした。9月にプロ志望届を提出している。


《強み・アピールポイント》

最大の武器は、打者がタイミングを取りにくい独特の投球フォームである。トルネード気味に体をひねり、低い位置から腕を振る。球の出どころが見えにくいため、最速151km/hの直球は表示以上に速く感じられる。右打者の内角へ食い込む直球は、詰まらせる球として有効である。


スライダーは2種類を使い分けられる。大きく横へ逃げる球と、鋭く曲がる球を持ち、右打者の外角へ投げることで直球との組み合わせが生きる。直球とスライダーの軌道が異なるため、打者は内外角の両方を意識させられる。


184cm・88kgの体格も魅力である。変則フォームの投手でありながら、フィジカルの土台があり、最速151km/hを出せる。大学代表選考合宿では、2回完全、3奪三振に抑えた。大舞台でも自分の球を投げられることは評価できる。


《弱点・課題点》

最大の課題は、左打者への対応と変化球の制球である。右打者には直球とスライダーの組み合わせが有効だが、左打者に対しては内外角の使い分けと、落ちる球の精度をさらに高めたい。チェンジアップやフォークを安定させれば、打者の左右を問わず抑えやすくなる。


また、変則フォームは大きな武器である一方、リリースポイントがずれると制球が乱れやすい。大学野球選手権の慶大戦では、故障明けの影響もあったが、変化球が甘く入り本塁打を浴びた。疲労時でも下半身を使い、同じ腕の振りで投げる再現性が必要となる。


左太ももの故障歴もあり、プロではコンディション管理が重要になる。短い回で出力を生かす中継ぎから始め、体の状態を整えながら投球の安定感を高める起用が合う。直球とスライダーの質を維持できれば、右打者を抑える勝ちパターンの投手になれる可能性がある。

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