第四話 試練と陰謀
ミオが「アタシのファンクラブを守るため、試練やるよ!」と突然宣言。試練は「シンクロ回転バトル」。2×2のミオと3×3の俺がペアで、同じタイミングで面を揃えるってやつ。
「簡単でしょ?アタシ、リズム感バッチリだし☆」
「…キューブにリズム感とかあんのかよ。」
バトル開始!だが、ミオ、めっちゃズレる!
「ミオ!右回転、右!左じゃねえ!」
「え、どっち!?テヘッ☆」
テヘじゃねえ!ギャグみたいなミス連発で、俺とミオ、ズタボロ。悠真は腹抱えて笑ってるし、レイは「新入り、ダンス下手すぎ!」と煽ってくる。
なんとかミオと息を合わせ、ギリ勝利。ミオが「やったー!タカシ、最高のパートナー!」とスリスリしてくるけど、俺、疲労困憊。
試練クリアで、ミオのファンクラブ(謎のキラキラキューブ集団)から情報ゲット。メガミックスキューブは、キューブ界の「色の多様性」を嫌い、全部をグレー単色に染めようとしてるらしい。
「色がなくなったら、俺の六色も…!」
「アタシのラメも消滅!許せない!」
ミオ、キラキラ光りながらマジギレ。悠真も「単色とかダサすぎ。ぶっ倒そうぜ」と拳を握る。
レイが「ハハ、敵のセンス悪すぎ。行くぞ!」と気合い入れる。なんか、ミオのギャグっぽいノリも混ざって、チームのテンションがカオスだ。
アジトに突入すると、グレー一色の不気味な空間。メガミックスキューブは、10×10の巨大キューブで、ステッカーは全部グレー。声はロボットみたいに無機質。
「色は無秩序。単色こそ完璧。」
「ふざけんな!俺の六色は魂だ!」
バトル開始!メガミックスの攻撃は、色を吸い取る「グレー波動」。俺の赤いステッカーが薄くなり、ミオのラメがくすむ。
「タカシ、負けないで!アタシのキラキラ、守って!」
「…お前のキラキラ、どーでもいいけど、負ける気はねえ!」
悠真が「キューブ!あの波動、回転で跳ね返せ!」と叫び、レイが「コアの隙を狙え!」とフォロー。ミオは「アタシの愛のキラキラパワー、注入ー☆」とギャグ全開で応援。愛って何だよ。
メガミックスのグレー波動がヤバい中、俺は閃いた。
「ミオ!お前のキラキラ、反射板みたいに使えねえ!?」
「天才!さすがアタシのパートナー!」
俺とミオ、シンクロ回転でグレー波動を反射!波動がメガミックスに直撃し、コアが露出!
「悠真、レイ!今だ!」
「オラァ!」
悠真の気合いとレイの回転パンチ(?)で、コアに直撃!メガミックスが「単色…完璧…」と呟きながら崩壊。キューブ界に色が戻り
キラキラ空間が復活。
ミオが「タカシ、悠真、レイ、最高ー!」とスリスリ攻撃。
「やめろ、くすぐってえ!」
悠真は「ハハ、ミオ、元気すぎ!」と笑い、レイは「ガハハ、キラキラうぜえ!」と突っ込む。なんか、ギャグと熱さが混ざった変な絆が生まれてる。
キューブ界を再び救い、俺たちは元の世界へ。ミオは「また呼んでね、タカシ♡」とウインク(どうやって?)して見送ってくれた。
学校の屋上、悠真が俺を手に持ってニヤリ。
「なあ、キューブ。次は何色で無双すんの?」
「…お前と一緒なら、六色で十分だろ。」
レイのテレパシーが響く。
「新入り、ミオのキラキラに負けんなよ!」
「うるせえ!次はお前も連れてくぞ!」
ステッカーはボロボロだけど、俺の六色は輝いてる。ミオのキラキラも、ちょっとだけ悪くねえ。
第2章 完
続く