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決着と水晶と神委託

 コスナー捨て身の攻撃も、ボリトールを追い詰めることはできても倒すまでには至らなかった……。

 毒は確かにボリトールを苦しめたが、コスナーにも相当なダメージを与えていた。

 倒れたコスナーにとどめを刺すべく、ボリトールは聖光斬撃ホーリースラッシュを打とうと剣を抜いた。ぜいぜいと荒く息をつきながら振り上げたその剣だったが……。

「……ん、なんだ……聖光斬撃ホーリースラッシュが出ないぞ?」

 剣は光を発しなかった。いつもなら意識することなく、体を動かすがごとく、唱えるだけで自然にスキルを発動できた。

 なのに、魔法が発動する手応えさえなく、なんの音もしなかった。大上段にかまえた剣は、なんの変哲もない、匠の鍛えた名刀との謂れのない、量産品のただの剣だ。一度戦を経験すれば、刃こぼれでもう使い物にならない、ごく普通の剣である。

(どういうことだ? 俺はMPを使っていない、魔素は十二分にあるはずだ。毒のダメージが残っているせいか……)

「ならば、聖光竜巻ホーリートルネード!」

 だがこれもなんの反応もない。体の周囲に激しい風は起きなかった。風は、どこかあさっての方向の草を揺らしているそよ風のみ。風が起きなければ、その風に乗っての高速攻撃も不可能である。

「こっ、これも出ないのか! なれば聖光星雨ホーリーコメット! 聖光熱撃ホーリーブラスター!」

 いくつもの光魔法を続けざまに唱えるも、なにも発動しなかった。唱えれば唱えるほど、傍目からは滑稽に映った。

 額に浮かぶ汗の玉は、さっきの毒を受けたときとは違う、精神的な焦りによるものだった。

 ハッとして、

「ひ、ヒール! ……っ! ひ……ヒールすらも発動しないだとぉ?」

 声が震えた。どの魔法スキルも使えない。自分の身になにが起きたのか理解できなかった。スキルが使えないなどということは、これまでただの一度もなかった。いったいなにが原因なのかとボリトールは考えを巡らせるが、これだと思い当たるものがない。

 ボリトールにとって、魔力のスキルは己のすべてであった。

 それがまったく発動しない。

 人間、生まれながらに多少なりとも魔法スキルは存在している。それがまったくないとなれば、もはや最底辺の人間であった。

 ボリトールは愕然とした。しかし、それを他者に見透かされるわけにはいかなかった。

 ――俺は勇者なのだ。

 この世に二人といない、絶対的な存在なのだ。鏡面倍化ダブルトレースでもって神をも凌ぐ力を手に入れたはずなのだ。この世のすべては俺の思いのままであり、誰もが俺の前にひずまずかなければならないのだ!

 その高いプライドが、狼狽している姿を見せるわけにはいかないと、虚勢を張らせた。

「きさま、なにを仕掛けた!」

 鋭い目つきでコスナーに怒鳴った。なにか原因があるとすればコスナーだろう。確信があるわけではなかったが、他になにがあろう。

「おれのしたのは最初の服毒だけさ……」

 コスナーはやっとのことで身を起こした。発する声も弱々しい。

「コスナーさん!」

 ケートがじっとしていられなくて駆け寄った。これ以上放置していたら毒が回って手遅れになる。ボリトールが魔法攻撃できない今ならばと、すかさずコスナーに解毒の魔力をかける。

「嘘をつくな! それでスキル発動ができないというのはどういうわけだ!」

 ボリトールは苛立つ。コスナーにとどめを刺すことよりも、己のスキルのほうが気になっていた。

「どうやらその様子だと……こちらの策が……うまくいったな……」

「なん……だと……!」

「おれが毒竜の毒を注入した場所は、ここさ……」

 鳩尾を撫でるコスナー。

「ここは所謂スキルスロットのあるとされる場所……スキル、経験値、魔法紋章などが記憶され、蓄積されるところだ……そこを直接猛毒で汚染させたんだ。つまり、スキルスロット自体が毒で朽ち果て、 たとえHPを回復し解毒しても、被毒で朽ちたスロットはスキルクリスタルや経験値ごと崩れ落ちる……」

「なにっ……」

 驚愕に目を見開くボリトール。

「おれも800近く寄与してもらった竜のスキルがひとつ残らず朽ち崩れて見事に一つも残っちゃいない。本当に無能力者になった……」

 駆け寄ったケートがコスナーの解毒を続けているが、毒が強すぎて、なかなか解毒しきれない。まさしく、肉を切らせて骨を断つ、という闘いだった。そんなことまでして一騎打ちに挑んだコスナーを労るように、膝枕に乗せて介抱する。

「ボリトール……おまえは鏡面倍化ダブルトレースでおれの倍の毒を受け続けたんだ……結果、スキルスロットがどうなったかもう理解できるだろう?」

「ば、バカな……! 俺は勇者だ! 光の加護を受けた選ばれし者だ!」

 ボリトールは剣を強く握り、覇気を発動させようとするも、やはりなんの反応もない。

「嘘だ……嘘だ! 俺のスキルがすべて消えたというのか!」

 動揺に眼が揺れ動く。

「お互い、さながらレベル1からやり直しだな……」

 コスナーは弱く笑う。すべてのスキルがリセットされたが、惜しいという気持ちはまったくなかった。

「やって……やってくれたな、コスナーああああ!」

 声を震わせ、目を剥いて、ボリトールは手にした剣を突き出し、コスナーに斬りかかった。魔法はなくても、剣で刺せば殺せる。

 が、パチン、と結界で弾かれた。ケートがあらかじめ結界を張っていた。

「なっ!」

 弾き飛ばされ、割れた石畳に腰を打ち付けた。

「丸腰の相手に剣で斬りかかるのは卑怯ですよ」

 ボリトールを睨みつけるケートからは覇気が出ていた。

 地竜のあねさんと風竜の爺さんも、おもむろにコスナーの元へとやってきた。

「そうじゃな。もう決着はついたようなもんじゃ。レベル1の勇者など、魔剣士以下じゃからのぉ」

 風竜の爺さんの口調は穏やかだが、ボリトールの心には死刑宣告のように響いた。

ぬしに、毒まみれにした借しがあるでな。たっぷりと礼をさせてもらわんとな」

 地竜の姐さんは忘れてはいなかった。

「おいおい、レベル1じゃぞ。お主にかかればひとたまりもない。――ん? まてよ……おお、そうじゃそうじゃ。勇者には神速再生が備わってるから、いくら殺されても瞬時に再生するんじゃった……な?」

 勇者には光の巫女の加護により、肉体の再生能力を与えられている。たとえ首を切り落とされても即時に元の体に再構成されるのである。もっとも、いつまでも生き続けられるかといえばそうはいかないが。老いた体を再生しても若返るわけではないから、いずれ多臓器不全を起こすかして寿命を迎える。体力の衰えとともに、感染症にもかかりやすくなってしまう。そこは普通の人間と変わらない。

 ただ、今のところは不死身だといえるだろう。

「なるほど、ということは殴り放題じゃな。これは愉快じゃ。いくら殴っても死なないのなら、思う存分いたぶらせて貰おうぞ――」

 地竜の姐さんは底意地悪く、ニヤリと笑った。

 いくら再生能力があるといっても、痛覚がなくなるわけではない。

「なあに、心配はいらん。骨を砕かれてもハラワタを引きずり出されてもちちんぷいぷいで即再生じゃ。よかったのぉ♪」

「ひいっ……!」

 ボリトールはぐしゃぐしゃの顔で怯える。これまで数年かけて築き上げてきたすべての能力が失われてしまったのだ。その喪失感はすさまじかった。光の魔力で抵抗もできず、ただいたぶられるのは恐怖でしかなかった。

「助けに誰もこないところを見ると、仲間をみな使い捨てたようですね……。そのことも後悔しつつ、これまでの報いを受けるのですよ!」

 ケートが追い打ちをかけるように言った。

 尻もちをついたまま、ボリトールは立ち上がれなかった。不様にも剣をやたらと振り回し、

「く、来るなぁ……!」

 と、叫ぶしかなかった。

 風竜と地竜、二人がかりで迫った。眼が異様な光を帯びていた。

「ひいいいいやあああああ~!」

 ボリトールの悲鳴は、虚しく城跡にこだました。勇者の矜持はもうどこにもなかった。



 不意に空が光った。

 上空から降りてくるのは、光の巫女――御使みつかいカミュであった。

 静かに地上に降り立つ直前で停止。少し宙に浮いた状態で、

「相当な無茶をしたね。あれだけあったスキルも、全部犠牲にして」

 一部始終を見届けていたようだった。そのうえで、このタイミングで出てくるところが、いかにも御使らしかった。

「なんてことないさ……」

 ケートのヒールですっかり解毒され、体力を戻したコスナーは、晴れ晴れとして意に介さない。

「――おれはもともと無能力者だったんだし。竜たちのスキルも、ボリトールをなんとかしたくて借りていたもの。それがかなったのだから問題ない」

「これで僕も世界を作り変えずにすんだよ」

 そんなことを言い放ち、カミュは視線を変えた。

 己の血溜まりで染まった石畳の上で倒れてのびているのは、ボリトールだ。地竜の姐さんは手加減したというが、生身の人間相手にはその威力は強すぎて、何度も失神していた。

 凄まじく体を破壊されてもきれいに修復されているから体には傷ひとつ見当たらず、見た目にはどんな残酷な責め苦を受けたのかわからないが、激痛から受けた精神的ダメージは大きかった。

「うっ……」

 声にならない声をあげて意識を取り戻したボリトールは、ぼんやりと眼の焦点が合わない。体じゅうの痛みは修復と同時に消えていたが、耐え難いほどの激痛は精神を疲弊させていた。

「こやつはどうします? 巫女様」

 風竜の爺さんが問う。

「今はレベル1に戻っていても、普通に経験値を積み重ねていけばまたスキルを獲得し、やがては強くなり脅威になる……こやつの性根がそう簡単に改心するとは思えぬが……」

 地竜の姐さんはそこを危惧していた。いっそ殺せてしまったら……と、重ねてきたその罪の重さを思う。

「まえにも言ったように、一度光の加護を認めた者から、それを取り上げたり止めたりすることはできない。無論、命を奪うこともね」

 そこが問題なのだった。心情的には殺してもあきたらない、のであるが。

「じゃあ、こいつはおとがめなしですか?」

 風竜の爺さんは、それはそれで納得がいかない。

 カミュは、ボリトールの前にふわりと降り立った。

「ただ、世界を作り直すのと同様、命を紡ぎなおすことはできる」

 薄く開いた目が御使をとらえた。

「だ、誰だおまえ……どこのガキだ! ……ひっ、く、来るな!」

 朦朧としていて今頃カミュの存在に気づいて目を見開いた。ダルシントン公国の大教会の祈念場では光の巫女の姿は見ていなかったから誰かはわからない。が、全身から発するオーラと神々しい光は、眼の前の子供が人を超えた何者かであるのを示していた。力を失ったボリトールにとっては恐怖を感じる対象にしか見えなかった。

 巫女の手が金色に光った。

 人を超越した存在がなにをしに現れたのか、ボリトールには嫌な予感しかしない。

「なんだ? やめろ! きさま、なにをする気だ! ひぃっ、……ち、近づくなぁ!」

 上体を起こし、反射的に手で払おうとしつつ逃れようとするが、恐怖で足腰が立たない。

「勇者に選ばれし者……」

 カミュが呼びかける。

「くっ、来るな! 来ないでくれ!」

 ボリトールの顔は引き歪んだ。もはやなんの魔力も持たないただの人間に抗う術はなく、体を引きずりながら後退あとずさるしかない。

「光の御霊にその身を捧げよ……」

「いっ、いやだ! いやだあああ! ぐぎゃああああっ!」

 ボリトールは悲鳴を上げた。裏返った断末魔の声であった。体が光の粒に包まれ、圧縮され小さくなっていく。本来のボリトールであれば「聖光結界ホーリーフィールド」で苦もなく防げるだろうが、レベル1となってしまった今は、そんなスキルを持たない。いとも簡単に、巫女の放つ「聖光還元ホーリーレスト」に飲み込まれた。

 光がおさまると、握り拳ほどの大きさの水晶光球が宙に浮いていた。

 勇者のコアクリスタルである。しかしその色はドス黒い瘴気のようなものが中で渦巻いていた。邪悪な魂が殻を突き破ろうかという勢いで蠢くさまは、醜悪そのものであった。

「ひどいものだ。この者は負の感情と卑しさ、邪さに魂が埋もれている……」

 カミュは空中に浮かぶ玉を見つめる。

「巫女様、勇者をコアに還元したということは、それを持って天界へ?」

 コスナーは訊いた。

「いや、僕らは魂に干渉できない」

「意外となにもできないんですね、光の御使様って……」

 ケート、怪訝そうな面持ちでつぶやく。

 カミュはそんな皮肉に動じることなく、

「コスナーと言ったね。これを君に託すとしよう」

「え? なんでおれなんですか?」

「君は勇者に匹敵する800以上もの竜のスキルを得ながら力に溺れたり、他者を見下すような特権意識を持たなかった。君の傍にこの汚れたクリスタルを置いてやれば君の魂の影響を受けて、クリスタルが浄化されるはずだ」

「でもおれ、なんの能力もないですよ? それにもうスキル全部消えちゃって……今じゃレベル1の見習い鍛冶屋ですし」

「それは関係ない。コアの性質はレベルや職業に左右されない。君ならこの災厄の尻ぬぐいができるのではないだろうか?」

「いや、そもそもの原因はあんたら神様のしでかしたミスでしょ! 散々いままで戦って、尻ぬぐいさせられてんですけど……この上、除染処理まで引き受けろって……光の神様って……」

「では、後は任せるぞコスナーとやら。よろしくどうぞー」

 光の巫女は有無を言わせなかった。

 えっ、ちょっとちょっと……とコスナーがまだなにか言いかけるのも構わず、御使カミュはそそくさと天に帰っていった。一瞬の光とともに消え去ると、痕跡さえない。言うだけ言うと、もう用はないとばかりに――。



「はぁ……なんか最後にすごい爆弾置いて行かれたような気がする。もし逆に、ボリトールのコアにおれが汚染されたらどうすんだよ」

 カミュの言ったような資質が自分にあるようには思えないコスナーだった。

 空中に浮いているクリスタルコアは、触れるのも躊躇ためらわれるほど禍々しかった。これを浄化する……? できるのか?

 コスナーは恐る恐る手に取った。ぞっとするほど手のひらに冷たいのは、ボリトールの心の温度だろうか。

 この世のすべてに対する復讐心、怨恨心、嗜虐性、支配欲――ありとあらゆる負の感情が強すぎて、こんなものを所持しつづけていたら、こっちまで精神が侵食されてしまうような気がした。

「そのときは私が止めるのです!」

 指をポキポキ鳴らすケート、

「私にはまだ竜のスキルがありますからね。コスナーさんが悪鬼に堕ちた時は余裕で殺せます!」

「え? 冗談ですよね、ケートさん……」

 さっきのボリトールへの容赦ないリンチを見た後では、それがすごくリアルに響いた。

「こうなったからには仕方がありません。私はコスナーさんの生涯監視役を拝命するのです!」

「おっ、ということは」

 風竜の爺さんが手を打った。

「おお~! おめでとうなのじゃ」

 地竜の姐さんが後を受けた。

「なにがめでたいんだよ、しくじったら殺されるっていうのに! それに生涯って……クリスタルコアの浄化にそんなに時間が……?」

 コスナーは意味がわからない。

「こやつ、よくわかってないようじゃの。困ったやつじゃ」

 風竜の爺さんが、やれやれ、と首を傾げる。

「じゃあ、私が時間をかけてじっくりわからせてあげます」

 ふっふー、と微笑むケート。

「それはいい考えじゃ。コスナー、この世界の運命がかかっているのじゃから、どのみち逃れられぬぞ――」

 地竜の姐さんは、最後通牒のように言った。

「――人生転機のきっかけなんて案外あっさり決まってしまうものじゃ。しっかり尻に敷かれておれ」

 バシン、とコスナーの肩を叩く。

「だいじょうぶですよ。コスナーさんなら、きっと悪に染まったりしません。それに――」

 ケートはコスナーに腕をからませる。

「私の竜の能力でならコスナーさんを支えていけます。クリスタルコアが浄化されたあとも」

「あとも……?」

「そうです。なにせ『生涯』ですから」

 ニコニコしているのは、ボリトールに勝利した喜びばかりでなく。

「えっ、えっ、えっ……? それは……えーと……」

 クリスタルコアよりも先にケートに取り込まれてしまったようだった。

「ともあれ、これでようやく終わったの。あとは二人に任せれば大丈夫じゃろう。さてわしは帰るか。ずいぶんと孫を待たせておるでの」

「いろいろあったが楽しかったぞ。なにかあったら呼んでくれ。すっとんで駆けつけるでな」

 二人は竜の姿に戻った。

 首を空へと向け、地面を蹴ると、巨体が宙に浮かんだ。

 重さを感じさせないような垂直上昇。

 見上げていると、傾きかけた太陽を背に、二匹の竜は飛び去っていった。

 二人だけが残った。

「とりあえず、町に戻るのです! もう勇者の扇動能力も消えてるからコスナーさんが罪人として石持て追われることもないはずなのです」

「いろいろあったなぁ……何度も死にかけたし、辛いこともあったけどやっと終わったか……」

 過去を振り返ろうとするも、結構ひどい目の連続だったのでやめる。なんのかんので勇者相手に連戦連敗の積み重ねでしかなかった。最後の最後で決着がついたが、ぎりぎりの勝利といえた。しかしそれで戦いは終わったのだ。

「とりあえず、鍛冶職人の仕事のできる物件を探すか」

 地竜の錬金術も習得できなかった。見習いの身で、たいした技術があるわけでなかったが、なんとか暮らしていかないと。

「物件探しは明日でいいですよー。今日はとりあえず祝勝会&慰労会といくのです~! 飲むですよ~」

 いえ〜い、と右手を突き上げる。

 ――飲む?

 雲海マルキューでの破楼飲はろおういんが思い出された。

 コスナーは、手にしていたクリスタルコアに、

「だとさ……。ボリトール、おまえも付き合え」

 ポケットにしまい、フィンドル城下の都に向かうケートに引きずられるようにして歩き出した。

 コスナー、レベル1。町の鍛冶屋からリスタートである。



【完】


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