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15/19

15、帰るまでが遠足

改めて確認しておこう。さっきシンバードを倒した時にレベルアップしたらしいし。


「〈ステータス〉」



リク フルオカ (古丘 陸)


【種族】 人間(16歳)


【レベル】 29


【生命力】1200/1400


【魔力】1345/1500


【魔法属性】無属性


【スキル】 [ステータス閲覧][儚幻][遇ノ智庫][算術 レベル8][高速思考 レベル3][苦痛耐性 レベル3] 


【魔術スキル】 [生命魔術 レベル3] [魔力回復速度上昇 レベル3][炎魔術 レベル3][魔力操作 レベル1] [風魔術 レベル1]


【特殊スキル】 [全言語理解]


【祝福】 [下位天使の祝福] [%#の&=]


【称号】 [異世界からの旅人] [唯一の魔術師] 




 レベルが3上がって、【魔力】【生命力】共に少しずつ上がっている。



[風魔術]

 風を操る魔術。

  レベル1 〈風弾〉 (風の塊を打ち出す、必要魔力60)

 

 

 さっきのは〈風弾〉だったらしい。しかしレベル1だとなんというか心許ないな。レベル3の[炎魔術]はなにが使えるんだろうか。レベル2までしか確認してない。


 

 [炎魔術]

 炎を操る魔術。

  レベル1 〈火球〉 (拳大の炎を打ち出す、必要魔力45)

  レベル2〈熱刃〉 (炎でできた刃を飛ばす、必要魔力100)

  レベル3〈蒼刃〉 (より高温の炎でできた刃を飛ばす、必要魔力240)


 

 やっぱり使える魔術は増えていた。内容はあまりレベル2と変わらなそうだが。

 

 いっそのことさっきの緑の鳥が使ってた水の魔術らしきものを覚えて炎魔術を使うか? いや、それだと圧倒的に魔力が無駄だ。敵が目の前の一体だけとも限らな…………


(周囲に敵は!?)

〈いません〉


 危なかった。これで敵がいたらかなり焦った。


 とにかくどちらにしろ水の魔術は覚えておいて損はないはず。冒険中に水分不足で危機なんて冗談じゃない。


「確か……『ピピピョォーロローー』」


 ポタッ、ポタッ


 雨が少しずつだが降ってきた。


「よし、成功し………」


 思わず言葉が止まった。ゴソッと体の中から熱が抜けていく感覚がする。脱力して転びそうになるくらい一気に魔力が抜けていった。おかしい、今までこんなことには……まるで初めて魔術を使った時みたいに………


 水魔術だとしたら同系統の炎や風の魔術のような消費魔力だろう。まさか、水魔術じゃない?



【スキル[空操ノ魔術]を獲得しました】


 



「〈ステータス〉」



リク フルオカ (古丘 陸)


【種族】 人間(16歳)


【レベル】 29


【生命力】1200/1400


【魔力】250/1500


【魔法属性】無属性


【スキル】 [ステータス閲覧][儚幻][遇ノ智庫][算術 レベル8][高速思考 レベル3][苦痛耐性 レベル3] 


【魔術スキル】 [生命魔術 レベル3] [魔力回復速度上昇 レベル3][炎魔術 レベル3][魔力操作 レベル1] [風魔術 レベル1] [空操ノ魔術 レベル1]


【特殊スキル】 [全言語理解]


【祝福】 [下位天使の祝福] [%#の&=]


【称号】 [異世界からの旅人] [唯一の魔術師] 



[空操ノ魔術]

 天気を操り、気候を変え、季節を意のままに動かす。

  レベル1〈天気操作〉(半径1mの天気を5分変える、必要魔力1100)



「は?」


 水魔術じゃないことはなんとなくさっきのアナウンスからわかった。しかし、『季節を変える』魔術だなんて誰が思うだろうか。まだ天気を操るしかできないがそれでも驚きは強い。そもそもの話、消費魔力が大きすぎて使い辛過ぎる。その上、効果範囲がたった半径1m。

 

 レベル1だと5分天気を変えるだけ。いや、すごい効果だがやはり使えない。

 

 今回は消費魔力が1100だったからよかった。しかし、もしこれが魔力枯渇レベルの量だったら。


 まだ警戒が足りなかった。ここは自分の常識の通じるところじゃないんだ。注意して、石橋を叩いて、鑑定で調べてもまだ足りないんだ。


 

 とりあえず依頼のルーヒ草自体は採集できたから、街へ戻るか。




ガザッ


 帰っている途中、10分くらい歩いたところで真後ろから音がした。まるで木をかき分けるような………


「なんだ!?」

「グギャ!(シネ!)」

 

 なんだ? またゴブリンか!? それともまた別の魔獣が出てきたのか?


 「ギュア!(毒!)」


 は? 毒ってなにが……


「いっ!」


 切り掛かってきた。なんで剣なんか持ってんだよ! ギリギリで避けたけどちょっと切られた。なんだこいつ。ゴブリンみたいな見た目だけど肌が紫色だ!


「ッ!」


 は? まずいまずいさっき斬られたところが恐ろしく痛くなってきた。これが毒か!? 絶対にこんなに痛むほど深い傷じゃないだろ! まずはともかく倒さないと! 


 ここは土が剥き出しになってるか方向を間違えなければ炎も使える!


「〈蒼刃〉!」

「ギャ!」

 

【レベルアップしました】

【称号[毒使い]保持者の討伐を確認しました】

【一部のスキルが譲渡されます】

【スキル[鬼毒]を獲得しました】


 倒せたが今はそれどころじゃない。これがどんな毒かわからない。致死性なのか、痛いだけなのか。


「〈治癒〉!」


 ……ダメか? 傷口は治ったけど痛みがひかない。どうする? 急いで街に戻るか? いやそもそも街へ戻ったところでどこでみてもらうんだ。その上大体ここから1時間はかかる。


「【魔術スキル】、〈ステータス〉!」




【魔術スキル】 [生命魔術 レベル4] [魔力回復速度上昇 レベル4][炎魔術 レベル4][魔力操作 レベル2] [風魔術 レベル2] [空操ノ魔術 レベル2]



 スキルレベルが全部上がってる。おそらくさっきのレベルアップに合わせて上がったんだろう。それより重要なのは[生命魔術]だ。俺の予想だと医療系は全部ここ。ということは解毒があるかも知れない!



[生命魔術]

 生命を操る魔術。

  レベル1〈癒し〉 (軽傷の回復、必要魔力110)

  レベル2〈治癒〉 (軽い病からの回復、必要魔力100)

  レベル3〈解毒〉 (軽い毒の解毒、必要魔力180)

  レベル4〈検査〉 (対象の健康状態の把握、必要魔力500)




 あった! レベル3の解毒だ。だけど軽い、毒しか消せない。今の俺がどれくらいの毒に侵されているのかが分からん。とにかくやるしかない。


「〈解毒〉!」


 1秒、2秒、3秒……。痛みが消えた! 


【スキル[毒耐性]を獲得しました】


「成功!」


 よかった、これで俺が毒で死んだら悲しすぎる。いや、死んでいたら悲しいかもわからないが………待てよ? 『軽い』毒を治癒する〈解毒〉で治ったということは、そんなに慌てるような毒じゃなかったのでは?


 ………気にしない気にしない。無事治ってよかったとしよう。新しいスキルも手に入れたし。







「疲れた〜〜!」


 ようやく宿に戻ってこれた。あの謎ゴブリン相手に戦った後は特に敵も現れることなく無事帰還できた。


 依頼が終わったら報告をしなきゃいけないという話だったが期限が別に今日までというわけでもないはず。いまは感覚的にだが6時位。早すぎる気もするがもう寝る。動く気力がない。

 

 明日は報告に…‥‥……


 主人公の使った魔術の必要魔力の合計を計算しようとしても[魔力操作]の効果で微妙に正確に計算出来ません。


 次回投稿は10/24の予定です。

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