表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/26

悪夢、再び

 誤字報告いただきました。ありがとうございます。たくさんあったみたいで、今思うと「こんなに未熟な文章を晒してたのか……」と恥ずかしくなりましたw

そういうわけで、見つけたらどんどん教えて欲しいです。お願いします(_ _;)

「「「「「「えっ…!?」」」」」」


 周りの声に首を傾げるしかない『少年少女』。しかし


「ま、魔法剣士…?あの指名手配中の……!?」


周囲全ての人間の気持ちが集約されたその言葉に、ただの『少年少女』でなくなった二人(ゲインとリス)が反応した。


「………ッ!!?」

「ま、まずいよ…!」


(なぜ急に魔法が……!?)


 このとき起こった事象は単純だった。バレないように、魔法で姿を自分達だと認識されないようにしていたゲイン達。この二人は、互いの魔力が干渉し合って互いはきちんと正しく認識していたが、周りの人間は魔力でゲインの魔法に干渉していなかったためバレていなかった。だが、あるモノが二人を襲った。そう、あの()である。波の正体は密度の高い魔力が波状に放たれたモノだった。干渉する魔力が強ければ魔法を一部無力化するに留まらず、魔法そのものを破壊することもできる。つまり、リスが行っていた事が大規模で行われただけの事だった。

 そして、ゲインもすぐにそれに気が付いた。


(あんな強く広く魔力を放てるやつなんて限られてるぞ……!例えば―――)


――――ズドォンッッ!!!


 激しい衝突音。そして、そこから現れたのは


「よぉ。一昨日は随分と愉快なことしてくれたなぁ?ちょっとお礼をしに来てやったぜ」

「やっぱりお前らか――――クソ勇者どもがああぁぁァァアッッッ!!!?」


 怒りの沸点をこえてなお気化して天空へ昇っていく水蒸気のように、ゲインの感情は昇り高まり溢れ出し、そして暴れだす。

 そして勇者達にとっては、雑魚に手痛い仕打ちを与えられた『悪夢の権化』、ゲインにとっては怒りと憎しみと悲しみと、その他諸々の感情全てが乗った自分の半身ともいえるソレ――


すなわち、あの"黒"もまた、確かな攻撃意思を持って、勇者達と民衆と、そしてリスの前に姿を現した。


 久々の勇者登場!○ね、このやろー!

 ふざけた奴に一矢報いたい方は評価や感想をくださると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ