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最強の魔王が異世界に転移したので冒険者ギルドに所属してみました。  作者: 羽海汐遠
リラリオの魔王編

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第六章前半の補足と訂正

※加筆修正を行いました。

 第六章前半の補足と訂正


 ▼『エリス』

 ★『レイズ魔国の女王』


 ソフィがリラリオに飛ばされた時代に出てくる『レイズ魔国』の女王『シス』の()()に当たる人物。レアがこの時代に跳んできたことで、大きく人生が変わった魔族の一体。


 元々は最上位魔族であり、戦力値は2200万程だった。戦死する直前の戦力値は6400万で『青』の練度は2.1まで上がっていた(青を纏った状態のエリスの最終到達戦力値は1億3440万)。


 レアがリラリオの世界に来ることがなければ『ラルグ』『レイズ』『トウジン』、三大魔国の頂点に立っていたであろう存在である。


 聡明にして膨大な魔力を持っており『ラルグ』と『トウジン』に大きく離されていた『レイズ』魔国を再び蘇らせて三大魔国へと立場を戻した女王である。


 だが、レアが『ラルグ』魔国の王となった事で『レイズ』が全魔国のトップになる歴史は生まれなかった。


 彼女の得意な魔法は『終焉の雷(エンドライトニング)』。


 彼女がこの時代で初めて見た『(ことわり)』の『超越魔法』が、レアの『終焉の雷(エンドライトニング)』だったため、何としても自分も覚えたいと、思った事がきっかけで練習した魔法である。


 当初こそ暴君であったレアを嫌っていたが、頼られていく内に徐々にレアと接する時間が増えていき、レアが本当は寂しがりで温もりを求めていると悟ったエリスは、支配者としての尊敬をレアに持ちつつ、自分の娘である『セレス』と同様に可愛がるようになる。


 ▼『ラクス』

 ★『ディアミール大陸の魔人』


 魔人の王シュケインが『レア』が率いるヴェルマー大陸に戦争を仕掛けたのがきっかけで、レアと出会う事になった幼き魔人。


 戦争により故郷をレアに滅ぼされたラクスはレアを恨むようになる。


 レアが『ディアミール』大陸に来た時、荒んだ目でレアを睨んでいた事で、そのレアに気に入られてヴェルマーへ連れられて復讐の機会を得る。


 レアを憎み倒そうと浴室へ乗り込んだり、寝室へもぐりこんだりしたが、結局レアに撃退されて、『流石子供の考える事』と笑われて、顔を真っ赤にした過去を持つ。


 レアと修行を続ける事になったことで、他の魔族達に嫉妬されてイジメにあうが、それを止めた魔族、エリスに大きく感銘を受けてそれ以降は『()()()()』という言葉を使わなくなる。


 徐々に魔族達に認められ始めたラクスは、影で国のNo.3と称されていたが彼自身はそんなつもりはなく、内政はレアとベイドにすべて任せて、あくまで自分は客分という立ち位置を最後まで貫き通した。


 物語が進むにつれて徐々にレアを恨む気持ちは無くなり、最後にはレアに恋をするようになる。


『リラリオ』の世界におけるレアの過去終盤。龍族によってレイズが滅ぼされてしまい、そのレイズ魔国の女王だったエリスが戦死したとき、ラクスは人生で二度目の涙を流す。


 レアとの別れの最後、愛するレアに『セレスをお願い』と頼まれたラクスは、レアの言葉を真摯に受け止めて、セレスを生かす事だけを考えて、レアが居なくなった『ヴェルマー』大陸に報復にやってきた同胞の魔人達を相手に『ラクス』はたった一人で最後まで戦い続けて、セレスを次の時代まで生かす事に成功するが、最後の一体である『イーガ』という魔人と相打ちとなり、海辺に打ち上げられたラクスは『ミールガルド』大陸で一人の女性に介抱される事になるが、意識を失った時に記憶を失ってしまい、これ以後『ラクス』は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


 そのままレアとセレスに再び出会う事はなく『ミールガルド』で一人の『人間』として家庭を築きその生涯を終える。


 ・最終戦力値は2億5500万(『スクアード』を有する状態)。


 ▼『レア』

 ★『レア編の物語の主人公』


 レパートの世界の魔族。幼少期の頃に両親に捨てられて、世界に憎悪を向けて生きていた時『大魔王』フルーフによって拾われる。


 拾われた当時のレアはまだ『下位魔族』だったが、フルーフに育てられていく内に才能が開花。

 フルーフの魔王軍には所属はしなかったが、独自に研鑽を続けてフルーフの教えを忠実に再現して『真なる魔王』の扉を開けた。


 フルーフが『レパート』の世界から居なくなるまでに存在した、その世界の全ての魔法を教え込まれた。


 得意な魔法は『炎属性』。


(フルーフが得意としていた『神域魔法』である『凶炎(エビル・フレイム)』を『真なる魔王』の領域位階にしか辿り着いていない彼女が、死に物狂いで覚えて以降はソフィと戦う時まで自身の最高の魔法としていた)。


 『レパート』の世界から『リラリオ』の世界へ転移する前、レアには仲が良かった同胞は誰も居らず、その事に頭を悩ませたフルーフは、レインドリヒとユファの二体の配下にレアが世界を支配して帰ってきたとき、面倒を見てやってくれと残して自身も『アレルバレル』へと転移していった。


 魔王レアはリラリオの世界に跳んだ事で、ヴェルマー大陸に居る魔族達の今後のために『リラリオ』の精霊達の『(ことわり)』を残す事に必死になり、最後には『レイズ』魔国女王『エリス』を想い涙まで流す事が出来た。


 魔王レアは、同胞を想うという事を覚えるまでに成長を果たした。


 フルーフの考えていた懸念は、見事に()()されたといえる。


 ――第六章前半の補足と訂正は以上になります。


 敵であったレアが主人公となる第六章どうでしょうか。この後もまだ『後半』があり主人公視点は変わらず、レアのまま進んでいきますが『前半』とは違い『後半』は『アレルバレル』での話となります。


 つまり主人公であるソフィと、六章の主人公であるレア。2サイドの共演となります。

 『組織』の存在が動き始めたり『九大魔王』と呼ばれるに至った魔王達である『智謀』『処刑』『破壊』等々の魔族がソフィのために動き始めます。


 まだこの時は『九大魔王』ではなく『三大魔王』と呼ばれていた頃ですが、後に『九大魔王』と呼ばれる新魔王と、レアの邂逅となる場面等を作ってみようかと思っています。


 第六章後半も宜しければお付き合いくださいませ!


 それともうお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、第一章に出てきた『ミールガルド』で最強の剣士『リディア』は、()()()()()()()()()()()()()()です。


 ラクス達の子供の世代では『人間』の血が濃く色づいたことで、レアから教わった『スクアード』等々のコントロールを行える『ラクス』の力が宿ることはありませんでしたが、リディアの代に隔世遺伝が起きて『魔人ラクス』が『魔族レア』から享受したあらゆる技を()()()()()()で継承しています。


 但し、彼自身の両親は人間であるために、少し複雑な生態を宿す存在となっています。


 リディアに関しては、一応この物語の根幹部分に影響を与える存在にしたいと思っていますが、現段階ではまだなんとも言えません。一応のエピソードは完結まで考えていますが、私のことですから徐々にブレていく事でしょう。笑。


 次章では大魔王『ヌー』と戦い勝利したソフィ達の『アレルバレル』の過去時代を『フルーフ』を探しに向かったレアが体験する話となる予定です。


(※()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、本編にも今後出て来る登場人物なども出ます)。


 今後も本編で出す予定である『()()()()()()()()()』も含まれておりますので、宜しければご覧頂ければと思います(※『ユファ』もチョイ役で出てきます)。


 この物語を書き始めて今年12月で丸一年となります。初投稿作品で右も左も分からない状態で始めた物語でしたが、少しでも楽しんでいただけましたでしょうか?


 それでは第六章前半のあとがきはここまでにしたいと思います。SNSのDMやサイトでの感想。そして誤字脱字報告をしていただいた方々ありがとうございます! 感想をくれること自体が嬉しい事なのですが、ソフィ達の絵のイラスト等とても励みになっています。


 ――『ありがとうございます!』


 第六章後半のあとがきでまたお会いしましょう! それではお疲れ様でした!


 作者:羽海汐遠(はねうみしおん)

※次章のアレルバレルの過去編について重要な記載を追加しました。


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