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最強の魔王が異世界に転移したので冒険者ギルドに所属してみました。  作者: 羽海汐遠
ヴェルマー大陸の冒険者ギルド編

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2277.レイズ魔国の冒険者ギルドへ

 朝食を済ませたソフィ達は、午前中の内にヒノエ達の冒険者ギルド登録を済ませる為に『レイズ』魔国が管理する冒険者ギルドへと向かうのだった。


 すでにソフィ達がノックスの世界へ向かう前から、街の復興活動のほとんどを終えている状況にあったが、現在は完全にシティアスの町の復興は終えており、かつてよりもレイズ魔国全体が活気に満ち溢れている様子であった。


 そんな中、ソフィ達が『冒険者ギルド』へと足を踏み入れると、直ぐに建物の中に居た冒険者達が『ソフィ』の姿に気づくのであった。


「え、ソフィ様……!?」


「本当だ! ソフィ様よ!」


「つ、遂にソフィ様がお戻りになられたぞ!!」


 ソフィ達がギルドについてまだ数分も経っていないというのに、あっという間にレイズ魔国の冒険者達が集まってきて、感動した様子でソフィを取り囲み始めるのだった。


 元ラルグ魔国王にしてこのレイズ全域を救った英雄であるソフィは、下手をすればミールガルド大陸にある『グラン』の町以上の人気を誇っている様子であり、誰もが()()()()()()をソフィに見せているのであった。


「お主ら、落ち着くのだ! そのように囲まれてしまっては、前が全く見えぬではないか!」


「あ、も、申し訳ありません!」


「す、すみません!」


「ごめんなさい!」


 ソフィの言葉に取り囲んでいたレイズに所属している冒険者達は、慌ててソフィ達に道を開け始めるのだった。


「……何だか、前にも見たような光景ね」


 以前にもグランの町のギルドで同じような光景を目の当たりにしていたリーネは、懐かしい感覚を覚えながらそう静かに口にするのであった。


「す、凄い人気だな……!」


「さ、流石はソフィさんです。何処へ行っても大人気ですねっ!」


 先程までヒノエも六阿狐も押し寄せてきた人数に圧倒されていたが、ようやく落ち着いた様子を見せ始める。


「ふんっ、人間共の大陸より()()()()()()()()、こっちの方がずっとマシだな」


 ヌーだけは他の者達の感想とは異なっており、ミールガルド大陸の冒険者ギルドで感じた印象と比べて、魔族達の冒険者ギルドの方が居心地が良いと感じたようであった。


 グランやサシスの冒険者ギルドに向かっていれば、ヌーの中での『ミールガルド』大陸の冒険者ギルドの印象も大きく変わっていた事だろうが、向かった最初の冒険者ギルドがソフィを憎む者達の居る『ニビシア』であったが故に、ソフィやソフィの関係者に対する悪意や悪気を目の当たりにして、彼は非常に『冒険者ギルド』や『冒険者』に対しての印象を悪くしていたのである。


「こ、これはソフィ様! よくぞお越しくださいました!」


 騒ぎを聞きつけたギルド職員が慌てて奥に居るギルド長を呼びに行き、知らせを受けた『ディネガー』が慌ててソフィ達の前に姿を見せるのだった。


「おお、ディネガーよ、久しぶりだな。確かレルバノンが引継ぎを済ませた時以来であろうか」


「は、ははっ! 本当にお久しぶりでございます。ここでは注目されて落ち着かないでしょう。ささっ、奥へ! お連れの方々も!」


 前に見た時よりも、少しばかりやつれた様子のレイズ魔国のギルド長『ディネガー』は、ソフィ達にそう告げて奥の部屋へと案内をし始めるのだった。


 ……

 ……

 ……


 ディネガーの案内で通された部屋は、どうやら普段からディネガーが仕事で使っている部屋のようで、机の上には色々と重要な書類に見えるものが、そこら中に乱雑に散らばっていた。


「も、申し訳ありません! 直ぐに片付けますので、今しばらくお待ちください!」


 置かれている書類に気づいたディネガーが、慌ててそう言って書類の紙を束ねて整理を行っていく。


「こちらこそいきなり押し掛けてすまぬ。あんなにも騒ぎ立てられるとは思わなかったのだ……」


「ソフィ様はここレイズ魔国、いやヴェルマー大陸で知らぬ者は居らぬ程の有名人ですからな。龍族の襲撃から始まり、魔王の連合軍からユファ様をお救いなさり、そして何よりシス女王を無事にこの国へと帰還させた大恩人でもあらせられますからな」


 それを告げたディネガーが、元々はこの大陸出身ではなく、ミールガルド大陸から派遣されてきた人間である為、彼もこの大陸によく馴染んでいるなとソフィは感じたのだった。


 ようやく書類等の整理も終わり、ソフィ達は各々用意された椅子に座り始めるのであった。


 ……

 ……

 ……

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