第十一章の補足と訂正
★第十一章の補足と訂正、それと後書き。
皆さんお久しぶりです、作者の羽海汐遠です。
『最強の魔王が異世界に転移したので冒険者ギルドに所属してみました。』の十一章を最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回の十一章は私がこの作品を通して書きたかった内容の大半を詰め込ませて頂いたので、相当に長くなってしまいました。
これまでの最長が九章の二百話前後だったと思いますので、たった一つの章で千二百話を越える今回の十一章が、間違いなく過去最長の章となりましたね。
十一章の最初の話の投稿日が2022年の元旦の頃だったと思いますので、丸三年以上はこの『ノックス』編を書いていたという事になります。本当に恐ろしい話です。笑。
十一章を投稿し始めてから読み始めたという方が読者の方々の大半だとは思いますが、もしリアルタイムで三年以上を掛けて今回まで追って頂いた方がいらっしゃいましたら、改めて感謝を申し上げたいと思います。
――ありがとうございます!
三年という年月は決して短くはありませんからね。
…………
さて、それでは今回の十一章の内容と補足訂正に入っていきたいと思います。
冒頭にも述べたように、今回の章では私が書きたかった内容の一つである『成長』をテーマに掲げて書かせて頂きました。
それは大魔王ソフィの心境の変化や、サブキャラクターである大魔王ヌーに関しての戦闘に於ける強さといった見える部分に、性格といった一見しては見えない部分の双方の『成長』など。
この章を通してこれまでの大魔王ヌーとは、全く印象が変わったと思われた方も多く居たのではないでしょうか。
そんなヌーですが、目に見える部分である強さの成長では、相棒であるテアが傷つけられた事によって、オーラによる強さの変化『三色併用』を会得するに至りました。
魔族の纏う『紅』、魔王領域と認められる『青』、そして金色の体現者としての『金色』。
この三つの『オーラ』を同時に発動させた上で、上手くコントロールして併用状態を維持する事によって、爆発的に自身の能力を上昇させる事が可能となる『魔』の概念技法の『力』となります。
これによってヌーは『アレルバレル』の世界で『最恐の大魔王』と呼ばれていた頃よりも遥かに強さを増す事になりました。
まず間違いなく戦力値という面では、大賢者エルシスを上回る『魔神級』に達したと言って間違いないでしょう。
大魔王ソフィを除けば、これだけの強さを増した大魔王ヌーが作中で最強候補になるだろうと思われましたが、蓋を開けてみればこの十一章で彼より強い者が次々と出て来る事となり、最終的に作中最強候補からは、少しだけ遠のく位置に置かれる事となりました。
ですが、その最強候補から外れた場所の地点での大魔王ヌーの抱く現在の心境こそが、私が本当に描きたかった内容そのものなのです。
これが一つ目の今回の補足と訂正回で書き記したかった内容なのですが、彼は作中で多くの挫折を繰り返してきました。
それは作中でも記載した通りなので、あえてここでその内容全てを書く事は致しませんが、彼は十一章『旅籠編』で一度、エイジと酒を飲み交わすシーンで大きく成長を果たした姿を見せます。
エイジはこの時に内心では、二度とヌーが立ち上がれなくなってしまうのではないかと挫折を心配しましたが、もうこの頃にはヌーはそんな心配を微塵にも感じさせない程に心の成長を果たしていました。
そしてそれは王琳戦を終えた章最後まで、心の成長が衰えることなく続いて行きます。
かつての『リラリオ』の世界でのソフィに敗れた時の心境のままで、今回の『ノックス』編にその身を置いていたとすれば、エイジの心配した通りの挫折を味わい、もしかすると心が折れてしまっていたかもしれません。
しかし彼はそんな心の折れる心配もなく、しっかりと自分より強い者は多く居るのだという現実を受け止めて更に研鑽を続けて強くなろうという志を持つに至りました。
それは勿論彼だけの強さではなく、大きな支えになってくれた『テア』の存在があったからこそと言えるものなのですが、テアという『死神』の存在をしっかりと受け入れて、俺には『テア』が必要だと考えを持つ事が出来た心境の変化こそが、今回の目に見えない部分の『心』の『成長』に繋がったと言えるのです。
そんな心の成長は彼の自信にも繋がっており、十一章全体を通して多くの驚きをソフィに見せる事にもなりました。
その部分が多く現れた場面と言えば、やはりケイノトの町で何も言わずとも『テア』の為の食事を用意して、美味しいものを食べさせてあげようと行動に出るところでしょう。
これは作中の他のキャラクターであれば、そこまで驚きのある場面ではありません。しかしこれを行ったのが大魔王ヌーだという事にソフィは驚きを禁じ得ませんでした。
この頃から少しずつ見えない部分では、彼は一歩ずつ成長を続けていたのだなぁと思って頂けると嬉しく思います。
もちろん成長出来た部分に『テア』の性格も大きく関係していて、ヌー自身も彼女と性格の相性が良かった事が、とても大きな要因であったことは間違いないでしょう。
ヌーは苛烈な性格でこれでもかという程にぶっきらぼうではありますが、そんなヌーを前にしても一歩も引くことなく言いたい事は言う。遠慮なんてしてやるものかとトコトンまでヌーと言い合える『テア』の性格が、ヌーには非常に有難かったのでしょう。
そして単に口喧嘩で言い合うだけではなく、テアもヌーも相手の事をしっかりと考えて本気で傷つくと判断すれば一歩引いて話を合わせたり、そしてそれだけではなく相手を慮って味方になる。まさに相棒であり、家族のようなスタンスを二人は取り続けます。
この章の後半では、そんなテアに一緒にフルーフと戦ってくれと頼む場面もありました。もちろんこの時に至っても、同じ死神同士で戦わせるわけにはいかないからと、本音では一緒に戦って欲しいと思いながらもヌーは、遠慮がちにテアに伝える場面もありました。しかしそんな遠慮をしたヌーに対して、テアは逆にそんな気遣いは要らないとばかりに激昂して共に戦うと言ってくれました。
――もうこの時には完全に大魔王ヌーは、死神貴族のテアを手放す事は出来なくなったでしょう。
心境の変化が齎した事が、良き方向へと繋がっていった場面の連続。そしてその到達点を迎えたと言えるシーンですね。
作者の私がこの章で書きたいと考えていた内容の一つが、このフルーフと戦うというヌーだけの問題であったところが、ヌーとテアの二人の目的へと変わる場面だったのです。
これが本当に私は書きたかった。
この作品で『フルーフ』と『レア』の関係性に対してと言っていいのかは分かりませんが、それに合わせる形で『ヌー』と『テア』という対比というピースに当て嵌めたかったのです。
…………
これが一つ目の私がこの章で書きたかった『成長』に関しての内容です。しかしこのペースで補足を続けて大丈夫でしょうか。文字数制限いっぱいで途中でパート2にならないか心配になってきました。
まぁ、そうなったらなったで続きはWebで(作者近況ページ)。笑。
それでは次に移りますが、ソフィの心境の変化についてです。
こちらはヌーとテアのような『感情』に関してというよりは、どちらかと言えばソフィ自身が元々悩み考えていた事に関して、いよいよ結論を下したと言った方がいいかもしれません。
もう最初から結論となりますが、ソフィは妖魔退魔師のシゲンの思想を色々と聞いて感じ取り、自分が全てを担う必要はなく、大事な事は『自分が全てを与える必要はないのだ』という思考を持ってみるという判断に至りました。
妖魔退魔師組織の長は、間違いなく総長であるシゲンですし、強さも間違いなく妖魔退魔師組織の中で、副総長ミスズを含めても尚、圧倒的にシゲンの方が強いのは間違いありません。
しかし実際に十一章を通して『妖魔退魔師』組織で最後の腕試しを除いて、一番組織の中心人物に見えたのは、副総長であるミスズだと思われた方も多いと思います。
そしてそれは決して間違ってはいません。何故なら冒頭に述べたように、あえてシゲンは総長としての立場で常に組員達に与え続けるのではなく、普段は一歩引いた場所からまるでいち隊士のように副総長ミスズの決める事に同意して動く事に拘っていました。
これは組織のトップに立つシゲンが全てを決めるのではなく、組員一人一人に物事を考えさせた上で、最終的な責任をシゲンが受け持つというやり方をシゲン自らが取っていたのです。
もちろん現実にこの手法が取れたのも、副総長の立場に居るミスズという有能な右腕が居たからこそ、円滑に事が運べたというのもありますが、シゲンの思想にはソフィも背中を後押しされたのは間違いないでしょう。
そしてここで思い返して頂きたいのが、第九章の内容です。
九章では与える側ではなく、与えられる側であった『九大魔王』の『エイネ』が『アサ』の世界に跳躍ばされた事で、与える側に居るソフィがどういう事を考えて世界の安寧を維持しようとしているのかという事を考え始める事が出来るようになりました。
そして今回の十一章では与えられる側ではなく、与える側に居る組織の長であるソフィが、同じ与える側であるシゲンの思想をヒントに『全てを自分で決めて与える必要はないのだ』という結論に至る事を可能としました。
少し難しい話になりますが、先に九章でエイネが『アサ』の世界に行く事がなく、単に与えられる側の思想しか持ち合わせていなかったと仮定すれば、この十一章でソフィが辿り着いた思想があったとしても、そしていくらシゲンと同様の考えを持ったとしても、シゲンと同じ立場になる事は難しかったでしょう。
しかし九章での経験のおかげで『エイネ』が、この十一章で辿り着いた新たなソフィの物事の考え方に理解を示せる可能性が生まれたのです。
それは『エイネ』が『ミスズ』の立場になれる可能性を秘めているという事でもあり、延いては今後のソフィの考え方を上手く魔王軍全体に伝えられる、伝道者の役目を担えるという事にも繋がっていきます。
決して一人では考え方を変えても上手くは行きませんが、新たな思想の芽生えを二人が体現したとすれば、これはまた話が変わってくるのです。
当然にまだ『妖魔退魔師組織』のシゲンとミスズのようにはなれないでしょうが、少しずつ新たな形となる『アレルバレル』の統治に向けた第一歩がこの十一章で進めた事でしょう。
それはエイネにしてもソフィにしても、煌聖の教団の手によって別世界へ赴くことがなければ気づかなかった事であり、奇しくも『アサ』と『ノックス』という全く関連性のない世界で得た結論が、エイネとソフィの双方に同じ方向を向いて、物事を考えさせ始める事に繋がっていく事となりました。
今後はこれまでとは違った『世界の統治』の方法へと、少しずつ考え出されていく事でしょう。
それでは更に次の話に移らせて頂きます……が、本当であれば十一章の『ノックス』の物語を一つずつ語っていきたいところなのですが、そんな事をすれば本当にとんでもなく長くなってしまう為、後はこれまで『ノックス』編で頂いた感想の中で、特に多くのご質問があった内容に、可能な限りお答えしていこうと思います。
――――
Q.ソフィの全力は第三形態四翼の完全なる大魔王化で三色併用した状態でしょうか? また、その状態のソフィの戦力値と魔力値、三色併用ヌーの力も知りたいです。
一度個別という形でご返信もさせて頂きましたが、当時はまだ黄雀戦が行われていた頃だったと思いますので、あのタイミングでヌーの戦力値を明言するわけにもいかなかった為、章終わりの補足と訂正でお答えしようと考えていました。
A.まずソフィの全力についてですが、ご質問にあった形態は本気ではありません。
この時の状態はケイノトの町でイツキと戦った時の状態だと思いますが、第三形態四翼の完全なる大魔王化で三色併用した状態のソフィの戦力値は『1兆2825億』。そして魔力値の方は『1兆2487億5000万』です。
次に三色併用のヌーの力ですが、天狗族の帝楽智とほぼ同等の強さを誇り、妖魔ランクでは『9』に該当します。戦力値と魔力値に関しては、この段階では1兆後半から2兆未満といったところですね。
この世界に来る前までのヌーは、魔神級どころか大魔王最上位領域であった為、ノックスで三色併用に目覚めたヌーが如何に著しい成長を果たしたかが分かる結果となりました(※因みに帝楽智より、現在のヌーは少しだけ強いです)。
Q.ソフィ、シゲン、シギン、妖魔神、煌阿、王琳の戦力値が知りたい。
A.この質問が複数の掲載させて頂いているサイトや、私宛のDM等を通して非常に多かった為、この場で返信させて頂こうと思います。
もちろんこの頂いた質問に対しても個別に返信はさせて頂いておりますが、戦力値云々については章終わりの補足と訂正回で記載するつもりでしたので、今回この場で改めて説明させて頂きます。
それでは比較を行いやすくするため、まずはソフィの三割の開放時から数値を記載していきます。まず、ソフィがエルシスと戦った時の三割の開放時の戦力値が5500億となります。この時の基となるソフィの戦力値が275億ですが、それに三割の開放+三色併用で5500億になった形ですね。
次に四割の開放時のソフィの戦力値が、基となる戦力値が687億5000万であり、三色併用で1兆3750億、そこに魔王化形態が加算されて2兆500億となります。
そしてソフィが五割の開放を行った時の魔王形態を含めた戦力値が5兆146億となります。
更に煌阿と戦った時の無意識時のソフィが六割の開放を行った時の戦力値が8兆6000億であり、そこに魔王形態が加わった事で12兆9000億となります。
七割の開放時のソフィの基となる戦力値が1兆であり、そこから三色併用を用いた事で20兆となり、魔王形態が加算された事によって30兆に到達しました(※この状態のソフィが、作中で戦力値が最高到達を果たした状態となります)。
それでは次に妖魔山に登場した鵺族の『煌阿』の戦力値に入っていきます。
煌阿は卜部官兵衛によって洞窟に封印された鵺族の妖魔です。
卜部の本名は『卜部官兵衛』。
その正体は妖魔召士シギンの先祖であり、このノックスの世界で最初に『理』を生み出した存在であり、規格外の『魔』の概念理解度を深めた人間である。
卜部官兵衛は天上界でさえ、彼が寿命を迎える最後まで存在を認識出来なかった『超越者』。
そんな卜部官兵衛によって洞窟に封印されていた鵺族の『煌阿』の基となる戦力値が1兆1500億であり、最大戦力値は13兆8000億である。
次にご質問の感想にあった妖魔神は『神斗』の事だと思いますので、そちらの戦力値の紹介に入ります。
翼族にして妖魔山の妖魔神として君臨する『神斗』の基となる戦力値は5200億であり、最大戦力値は6兆2400億である。
因みにもう一体の妖魔神であった悟獄丸の基となる戦力値は、4250億であり、最大戦力値は5兆1800億。
十一章佳境でシゲンはソフィに対して腕試しを行いました。その時にソフィと対峙したシゲンの全力時の戦力値が14兆4000億となり、煌阿を上回る数値を残しています。
つまりこれはifの話になりますが、もし彼がソフィと出会う事なく妖魔山の調査を行っていた場合、王琳がシゲンと戦うつもりがなかったという前提で表舞台に出て来ることがなければ、彼は人間の身で妖魔神の『神斗』と『悟獄丸』の両者を打ち倒していた可能性もあったという事になります。
さて、次は前時代の妖魔召士で最強と呼ばれた人間『シギン』の戦力値に移っていきます。
シギンは卜部官兵衛の子孫にして、その先祖の卜部官兵衛と同様に独自に『空間』の『理』を生み出した人間です。
確かに同じ『空間』の『理』をシギンは生み出しましたが、同じ『空間魔法』であっても『時間術』に特化した『卜部官兵衛』の『理』とは異なっており、シギンの『空間魔法』の『理』は『移動術』に長けていて、まったく別種の『理』となります。
そんな前時代最強の妖魔召士であるシギンの基となる戦力値は1兆1000億であり、最大戦力値は13兆2000億となります。
…………
それでは最後に十一章のラスボスとなった王琳の話に入りたいと思います。
これまでノックスの世界で幾度となく、妖魔の中で最強の座を守り通してきた妖狐『王琳』。
表立っては妖魔山で最強の妖魔として、妖魔神と呼ばれている『神斗』と『悟獄丸』ですが、それはあくまで王琳が妖魔神と名乗る事を避けた結果であり、王琳が本気になれば『神斗』と『悟獄丸』を同時に相手取ったとしても、何もさせぬ間にあっさりと勝負を決められる程の実力差を持つ。
そんな王琳はソフィとの戦いの中で、幾度となく形態変化を行い戦力値を増幅させていた。
序盤の王琳は青を纏うに留まり、人型時の基の戦力値は1兆6000億であり、青のみの人型時の最大戦力値は8兆。
次にソフィ戦時の中盤、妖狐形態を取っている王琳の青を纏っている状態で12兆5000億。同時期のソフィ六割開放時の完全なる魔王形態時の戦力値が12兆9000億である為、中盤時においてはほぼ互角であった。
そして終盤時、王琳人型の金色と青の『二色の併用』時の基となった戦力値が、1兆6000億であり、最大戦力値が19兆2000億。
最終盤時、妖狐形態『二色併用』時の王琳の基となる戦力値は2兆5000億。そして最終戦力値が30兆である(金色と青の二色の併用)。
つまり最終地点で、大魔王ソフィの七割開放時と、大妖狐王琳の最終戦力値は互いに同じ30兆であった。そこに勝敗を喫する要因となったのは、ほんの僅かに大魔王ソフィが八割の開放を行いかけた事による一時的な爆発的戦力値の上昇と、それに伴う防衛力の上昇が決定打となった。
…………
以上となります。
他にも十一章の内容に関して、数多くの感想やご質問を頂きました。興味を持って頂き、本当に嬉しく思います。
本当にありがとうございました!
特に十一章の登場キャラクターの中では、エヴィと王琳が大人気でしたね。逆に私が話を引っ張り過ぎたのが原因なのかもしれませんが、シギンはそこまで人気がなかったですね。笑。
他には女性キャラクターで人気があったのはミスズで、こちらは他の追随を許さないくらいに圧倒的でしたね。やはり登場回の多さと交渉の場での話術に長けていた事が要因だったのでしょうか。それとコウゾウの話を行った時辺りで物凄い反響があったように思います。
いつか人物紹介ページの更新を行う時、詳細等を書いてみようかと思いました(書くとは言っていない)。笑
……
……
……
さて、それでは今回の後書きも締めに入ろうと思いますが、これ程長い十一章を最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。
ストーリーの内容に関しての後書きは、ヌーの成長とソフィの心境のみとなってしまいましたが、他にも煌聖の教団のミラとセルバスの深堀りしたい話や、テアとヌーの内容の話、他にもコウゾウやシグレの話など、色々と語りたい事が多くあったのですが、流石に三年以上続いたノックス編の話を全てここでするわけにもいきませんからね、ここで終わっておこうと思います。笑。
…………
最後に感想の中で一部お伝えした事もありますが、私は複数のサイト様でこの作品を投稿させて頂いているのですが、その中のとあるサイト様の方では3000話からは、新たに1話から記載という形になりそうなので、この作品を一度完結という形にして新たに続編として再開するかを検討しております。
まだ3000話どころか2000話を越えた辺りなので、毎日投稿でもまだまだ数年の猶予がある為、もうしばらく悩んでおこうと考えています。
3000話以降に新たに1話から始めると決めた暁には、天上界編から始めていこうと考えています。すでにそちらのストーリーに伴うプロット等、数十話分程度の構想は出来上がっているので、もし継続を決めた暁には、再び毎日投稿を行っていこうと思います。是非その際には楽しんで頂けると嬉しく思います。
さて、それでは今回の後書き(補足と訂正回)は、ここまでにしたいと思います。
長くなりましたが、十一章を最後までお読みいただきありがとうございました。
十二章もよろしくお願いします! それでは。
作者 羽海汐遠。
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