解説 連合艦隊艦艇紹介6
ヘリコプター揚陸艦飛鷹級
全長305メートル
最大幅62メートル
速力26 ノット
武装
80ミリ単装速射砲4基4門
40ミリ4連装機関砲8基
20ミリ4連装機関砲6基
3式連装対空ミサイル発射機6基
1式8連装対空ミサイル発射機4基
搭載機55機
満載排水量58700トン
同型艦飛鷹・海鷹・雲鷹
搭載能力
海兵隊2300名・榴弾砲26門・トラック75輌・兵站車輌25輌
正規空母隼鷹級を改装しヘリボーンによる上陸作戦能力を重視した、ヘリコプター揚陸艦である。艦種変更に伴って施された改装は次のとおりである。固定翼機の発着艦装置の撤去、主ボイラー・主機関の半減、速射砲の削減、海兵隊収容施設の設置、資材収容スペース確保、の以上が行われた。
更に前部エレベーターを潰して格納庫前半を2層に分け、資材・兵員用スペースを増設する改修も検討されたが、既に艦齢を重ねた艦であることから、これは断念された。しかし本級は元来が航空母艦であったこともあり、ヘリコプターの搭載・運用には十分であったが、兵員・貨物の収容の効率・費用対効果に難があると判断された。
その為に連合艦隊では新型揚陸艦の研究が進められておりヘリコプター揚陸艦と舟艇揚陸艦を統合して、全通飛行甲板と上陸用舟艇運用を兼ね備えた新型艦として強襲揚陸艦の検討が進んでいた。
ヘリコプター揚陸艦関ヶ原級
全長250メートル
最大幅40メートル
速力26ノット
満載排水量40000トン
武装
80ミリ単装速射砲8基8門
40ミリ4連装機関砲8基
20ミリ4連装機関砲6基
3式連装対空ミサイル発射機6基
1式8連装対空ミサイル発射機4基
搭載機38機
搭載能力
海兵隊2000名・榴弾砲22門・トラック60輌・兵站車輌20輌
同型艦関ヶ原・桶狭間・川中島・長篠・山崎・三方ヶ原・賤ヶ岳
世界初の新造ヘリ空母として、第三次世界大戦勃発直前に建造された艦艇である。大東亜戦争末期に実用化されたヘリコプターの発達を受け陸軍では、これを水陸両用作戦で活用するための研究を進めていた。そして大日本帝国軍統合運用司令本部が設立された1947年1月1日から陸海軍共同研究により、構想されたのがヘリコプター揚陸艦であった。
それは大東亜戦争中に実用化されたあきつ丸が全通飛行甲板を設置し、本格的な空母に近い構造となっていたのをよりヘリコプター運用に特化して設計された結果だった。
当初は単にヘリ空母の名称が検討されたがこれらの艦が、航空母艦の保有枠を圧迫しないように揚陸艦のカテゴリに移すことになり、ヘリコプター揚陸艦という新艦種が創設された。これはある意味で予算規模に煩い大蔵省を欺く為の言葉遊びとも呼べる苦肉の策だったが、結果的に世界各国の海軍にヘリコプター揚陸艦という概念を与える切っ掛けにもなった。
舟艇揚陸艦大隅級
全長250メートル
最大幅40メートル
速力26ノット
満載排水量40000トン
武装
80ミリ単装速射砲8基8門
40ミリ4連装機関砲8基
20ミリ4連装機関砲6基
3式連装対空ミサイル発射機6基
1式8連装対空ミサイル発射機4基
搭載機8機
搭載能力
海兵隊1900名・大発動艇10隻・特大発動艇4隻・戦車6輌・装甲兵員輸送車30輌・自走砲5輌・榴弾砲10門・トラック55輌・兵站車輌10輌
同型艦大隅・下北・知床
所謂ドック型揚陸艦であり、あきつ丸と神州丸の後継艦である。大東亜戦争後に改装や建造されたヘリコプター揚陸艦は上陸用舟艇の運用能力を持たない為、重装備の揚陸能力に欠けるという問題があった。陸軍は舟艇とヘリコプターの両方を運用できる艦を求めていたが、当時の情勢では、両方を本格的に運用できる艦の建造費は高額であると考えられていた。このことからヘリコプター揚陸艦と並行して、舟艇運用能力に重点を置いたあきつ丸と神州丸の後継艦を整備する計画が着手された。
その結果第三次世界大戦勃発前に建造され実用化されたのが舟艇揚陸艦大隅級であった。上陸用舟艇運用能力に重点が置かれ、ヘリコプター運用能力は限定的だが8機を搭載していた。
擱座着岸機能を有する揚陸艦の戦車揚陸艦を、アメリカ合衆国からの接収艦も含めて大量に保有している。




