ニューヨーク防衛戦2
更に修正です。
大日本帝国の諜報機関を帝国情報庁に名称を変更しました。
後に内務省警保局公安部(通称:公安部)が国内防諜を担当し、軍事情報収集と軍事情報保全を担う部署が登場します。
エリスが事実上率いる事になったアメリカ合衆国陸軍第42師団は、師団長のアイリーン中将以下全員が必死に作戦を実行した。これによりマンハッタン橋は破壊されたのである。確かに兵力差はあったが、エリスを指揮によりマンハッタン橋は破壊する事が出来たのだ。
だが地理的にマンハッタン島だけに神聖ゲルマン連邦帝国は上陸しておらず、当然ながら周辺部に上陸しており状況が劇的に改善された訳では無かった。その為にエリス達第42師団はニュージャージー州に移動し、師団の再編を行っていた。だがそれも中断し更なる後退を行う可能性が非常に高かった。
神聖ゲルマン連邦帝国空軍は南米属州ハバナから飛来し、常に空襲を行っていた。アメリカ合衆国空軍は大日本帝国空軍の開発した58式戦闘機極光改を配備していたが、奇襲攻撃で空軍基地を破壊されており飛行可能な機数は少なかった。その為にニューヨーク周辺部の制空権は神聖ゲルマン連邦帝国空軍が掌握していた。
アメリカ合衆国陸軍は大日本帝国陸軍の開発した、第1世代型赤外線ホーミング誘導方式の携帯式対空ミサイルで散発的ながら迎撃していたが、絶対数に圧倒的な差が付けられていた。
その為に神聖ゲルマン連邦帝国陸軍の上陸部隊は、更に橋頭堡を拡大していった。しかも神聖ゲルマン連邦帝国海軍潜水艦隊は潜水艦隊は砲撃型原子力潜水艦U−900級により、各地への対地攻撃を続けていた。その砲撃型原子力潜水艦U−900級を護衛する為に周辺には、攻撃型原子力潜水艦U−700級が展開しアメリカ合衆国海軍の接近を阻んでいた。
何せ頼みの綱の大日本帝国海軍連合艦隊第7艦隊を、攻撃型原子力潜水艦U−700級は核魚雷で消滅させており生半可な行動は控えていた。大日本帝国が核による反撃を行っていない為にアメリカ合衆国も、マリーナ大統領の判断により核攻撃は行っていなかった。
神聖ゲルマン連邦帝国も核戦争は避けたいのか、それ以後は核攻撃を行っていないのがせめてもの救いだった。だが現状では劣勢なのは間違い無かった。そしてアイリーン師団長のもとに陸上国防軍司令部が、マリーナ大統領の命令を伝達した。それはマンハッタン島を中心に半径100キロまで後退する、との事だった。神聖ゲルマン連邦帝国陸軍の上陸は阻止出来ないとして、後退し防衛線を構築するという判断だった。




