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プチラビット・アルビノ

 気が付けば、僕は町の広場へと戻っていた。


(そうか、僕は殺されたのか)


 幸い、ゲーム時間で3日間は3回までデスペナルティ無しでリスポーン出来る。


「・・・くくくっ、あの熊やろう。絶対に倒して見せる!!」


 僕は当分の目標を決めると、早速森へと戻ろうと町を出た。


(熊に遭遇したのは、森のかなり奥の方・・・。なら、あの熊はもう少しLVが上のエリアのモンスターという事だ。なら、先ずは森の浅い所でプチラビットを討伐して、クエストをクリアしてギルドに加入。そしてギルドクエストを受けてGをとにかく集める)


 頭の中でこれからの予定を立て、僕は森へ入るのだった。





◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「これで・・・10匹目!」


>プチラビットを倒しました。

>経験値を4入手しました。

>プチラビットより、アクセサリー『プチラビットの脚』を入手しました。


「アクセサリーを手に入れた!?」


 僕はここでまさかの幸運にニヤリと笑い、早速装備する事にした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ルクス

LV 2

所持金:1400G


HP40/40

MP30/40

ATK 16(+2)

AGI 14(+3)

DEF 16(+2)

INT 10

DEX 5

LUK 5(+3)


スキル

『錬金術LV1』『召喚術LV 1』『杖術(初級)LV1』『採取LV1』『ボディプレスLV1』『蹴撃LV1』


称号

無し


装備

頭:無し

右腕:無し

左腕:無し

身体:初心者の服(DEF +2)

腰:傭兵のベルト(無し)

脚:新米のブーツ(AGI +2)

盾:無し

武器:樫の杖(ATK +2)

アクセサリー

:プチラビットの脚(AGI+1 LUK+3)

:無し

:無し

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「AGIとLUKが上がってる・・・」


 新しく手に入れたアクセサリーの性能に、少し驚き、暫し固まっていた。その時、


「きゅう!!」

「っ!?プチラビット・・・?いや、違う!!」


 新たに飛び出してきたウサギ型のモンスターを見て、つい、先程まで戦っていたプチラビットかと思ったが、毛の色が少しだけ違った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

プチラビット・アルビノ

HP20/20

MP30/30

スキル

『跳躍』

『蹴撃』

『逃走』

『悪路走破』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(『プチラビット・アルビノ』・・・。プチラビットの亜種かな?けど、プチラビットより強い!)


 こちらを見たプチラビット・アルビノはすぐさま逃げ出そうとした。それを察した僕は、咄嗟に地面へ向けて『蹴撃』を放ち、瞬間的な加速を手に入れた。


「はっ!!」

「きゅぺっ!?」


 杖を横へと薙ぐと、プチラビット・アルビノは吹き飛ばされて木へと激突した。

 更に追い討ちをかける為に、追いかけて杖で突いた。


「ぎゅっ!?」


 変な声を上げてプチラビット・アルビノのHPが0になった。


>プチラビット・アルビノを倒しました。

>経験値を8手に入れました。

>プチラビット・アルビノより、『アルビノ討伐の証:プチラビット』を入手しました。

>プチラビット・アルビノより、『跳躍のスキルオーブ』を入手しました。


「よしっ!!」


 なんと幸先の良い!!

 こうして、ブラッドグリズリーへのリベンジを目指す僕の戦いが始まるのだった。

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