気づき
とりあえずペプシさん、オサシミさん、俺、の3人で3階の奥の部屋まで逃げ、そこで一息ついた。逃げている途中館内を見ていたがやはりどこか見覚えがある、思い出せそうで思い出せない、モヤモヤしていると
オサシミ「ログアさん……」
か細い声でポツリとオサシミさんが呟いた。あんなことがあった後だ心の整理がまだつかないのだろう、正直自分も実感がない、ペプシさんもだんまりしてるがその横顔はとても悲しげに見えた。
如月「ログアさん……ログアさん?…そうか、思い出した」
オサシミ&ペプシメン「?」
如月「なんかこの館初めて来たはずなのに見覚えがある訳だ、2人とも覚えてない?昔ログアさんがとあるアプリで作ったゲームをみんなで一緒に遊んだじゃん、その時のステージも館内でこんな見た目じゃなかった?名前は確か…そう、ログゲームだ。」
ペプシメン「そういえばそんなの作ってたねあの人」
オサシミ「その当時は凄い楽しかったよね、みんな笑いあって、、、」
如月「そうだね、ログアさんログゲームで煽られたりしてよく怒ってたっけ」
オサシミ「でもログアさんとやるゲームたのし…かったよね……ログアさん…うぅぅぅ」
ペプシメン「ログアさんのためにもこんな館からさっさと脱出してゲームマスターとかいうやつとっちめないとな。」
如月「そうだな…」
オサシミ「…うん」
3人は決心して館の探索をする事に決めた。
如月「そういえばもう1つ気になることがあったんだけど」
ペプシメン「何?」
如月「鬼の中身人間じゃないかもしれない」
オサシミ&ペプシメン「え?」
如月「鬼に蹴り入れたけどさ、尋常じゃないぐらい硬かったんだよ、むしろ蹴った足の方が痛かったまである、中身ロボットとかの可能性もありえる。」
ペプシメン「なるほどね、確認できるすべがあればいいんだけど、、、」
如月「とりあえずカードキー探しに行くか、3階を手分けして探そう、終わったら階段付近集合で。」
オサシミ&ペプシメン「おけ」
各々で3階の部屋を探索し始めた、自分は2部屋探索したがカードキーは出てこなかった、次の部屋を探索しようと中に入ろうとした時
オサシミ「2人とも〜ちょっとこっち来て〜」
オサシミさんに呼ばれた。
行ってみると、そこにはアイランドさんも一緒にいた。
如月「ここにいたのかアイランドさん」
アイランド「3人共無事で何よりだよ、それよりこの的当てゲーム見つけてさクリアしたら裏口のカードキーが貰えたんだよ、それでオサシミさん達が来るまでに結構当ててみんなの分用のカードキー手に入れたからみんなにもあげるよ。」
ペプシメン「これどこで使えるん?」
アイランド「多分4階入口のシャッターの反対側のボロボロの階段上がった上にある扉だと思う。」
4人で情報共有しているとアナウンスが鳴った
アナウンス「ピーン ポーン パーン ポーン ファルコンさんが地下のシャッターを開けました、現在の生存者は8人です。」
4人「え?」