再会
…翌日…
指定された場所は車で1時間の所にある山奥だった。こんな所に本当にゲーム会場があるのか?そんな疑念は目的地に着いた頃に消えていた、そこには鬱蒼とした森の中に大きな屋敷が建っていた。
駐車場もありそこには既に数台の車が止まっていた。
(やっぱり俺以外にも招待されてるやつがいたか)そう思いながら屋敷に近づくと、扉のそばに立っている人影が見えた。
執事服を着て仮面を付けている、体型からして多分男だろう。
執事服の男「卯月ヨザクラ様ですか?」
如月 「あ、はいまあ一応そうです。」
卯月ヨザクラは俺のネットでの名前だが一応合っているからそう返事をした。
執事服の男 「お待ちしておりました、貴方様が最後でございますどうぞこちらへ。」
どうやら集められた人は俺以外はもうここについているようだ、いったいどういう基準で集められたのだろう、そんな疑問を胸に案内されるがまま歩き1つの部屋にたどりついた。
執事服の男「この部屋でございます、どうぞお入りください。」
そう言われ部屋に入ると、、、
???「お、最後はヨザクラだったか!」
声の方に目を向けると、そこには昔つるんでいたログアさんがいた、周りを見渡すと見知った顔ぶれだった。ログアさんに返事をしようとする前に執事服の男が話始めた。
執事服の男「以上で皆様お揃いですね、念の為皆様のお名前を再度ご確認させて頂きます。
ログア様、イリー様、ペプシメン様、オサシミ様、さとさく様、アイランド様、あまえら様、ひび様、ファルコン様、そして卯月ヨザクラ様、以上10名様ですねゲームが始まるまでごゆっくりお過ごし下さい。」
執事服の男が退出した後、他愛のない話を久々に会った仲間たちと和気あいあいと話始めた。