テントで・・・・・
夜森の中の設置拠点内で・・・・
テントの中だが明るく・・・・
快適であり・・・・
家事マルッとおませ丸も存在し・・・・・
ゴーレムの一種だ・・・・
愛称ケモーマルフレンズ・・・・・
様々な種類のモデルが存在し・・・・
キャチコピーは・・・・・
「友達を働かせるのかー」
外見は可愛らしい動物をモチーフにしされている・・・・
テント内で頑張っているのは・・・・
「コン♪」
カミナは声をかけ・・・・
モフモフの可愛い金色狐をギューと抱きしめ・・・・・
「今日でレッスン終了♪」
「ほめてーほめてー」
コンは喜び伝える・・・・
「スゴイ！スゴイ！」
「ちょい前迄一般人だったのに」
「頑張ったねー」
カミナは世界でも有数のヤバい家の者だが・・・
武雷に嫁入り用なのだろう・・・・
一般教育しか受けていなかった・・・・・
「オメデトー♪」
「夕食？」
カミナは作業服姿だが可愛い・・・・
金の髪をキラキラさせつつ・・・・
「コン♪」
「ありがとー」
「そう夕食」
コンの愛らしさが加わり・・・・
抜群の素晴らしさ・・・・・
「コン頑張るねー」
「コウ」
「おう何だ！」
「今日出すの」
「カミナに？」
「そうよ！」
「今日こそ！」
・・・・・・・・・
お前ら・・・・・・
「ふー」
俺は息を吐き・・・・
両手を肩の迄上げ・・・・
「なんのことかわっかりません」
カミナは不機嫌に・・・・
「ぶー」
「コウの逸話知ってるんだから」
コンはあれーと
「うーん？」
「ベイビー卒業？」
コンの言葉に心で頷き・・・・・
そうかもな・・・・・
カミナを操る・・・・
俺に依存させ・・・・
何でも言う事を聞くものに・・・・・
あいつらと何が・・・・
カミナを操ろうとしていた・・・・
最中に気が付いた・・・・
カミナは気が付かせてくれた・・・・
俺は守れる存在に成れる可能性を・・・・
ヒーローにまだなれるのだと・・・・
コンは何時もの調子で・・・・
「カミナー」
「奥さんに成ってあげて」
「え”！？」
「だめー」
「やっぱベイビーすぎーコウ？」
ふ心にしみるぜ・・・・・
カミナは頬染め唸り・・・・・
そうとても愛らしく・・・・
思考暴走状態・・・・
「う”う”う”」
「でも」
「ただ抱かれるだけじゃ」
「そう引っ張らないと」
「でも」
「噂とちがってコウ」
「おとなすぎでーーー」
「ごめんコンー」
「コウまっでてー」
「おおきぐなるがら」
「がんばるから」
いやー心に幸せが染み渡るわー・・・・
いきわたりまくりですわー・・・・
「おうサンクス」
「カミナ♪」
「何時までも待ってるぜ！」
俺はサムズアップで己の想いの丈を伝え・・・・
「良かったねコウ」
「カミナも♪」
カミナは泣きつつ・・・・
「う”ん」
コンにカミナを任せ・・・・
俺が夕食をと・・・・
テント内の備蓄の食材を検索・・・・
今回は果実と食べられる野草と何かの肉・・・・・
全て下ごしらえ迄すんでいるなと・・・・・
ならと特性スパイスをチョイスし・・・・
圧力鍋をサモン！！！
そしてイン・・・・
圧力なべをスタート！！！！
セッティング！！！！
そしてゴー！！！！！
そして至上の愛らしさを・・・・
心から堪能し・・・・・
出来上がりを白いお皿に・・・・・・
「よっしゃーーーー」
「ゴールデンスープの出来上がりだーーー！」
「さあカミナ食べようぜ」
「うん♪」
「美味しいぜ☆」
「美味しいカレースープ♪」
「ふう美味しゅうございます♪」
コンは良き念を霞を食べるかのように・・・・
己がエナジーに変換し取り込む・・・
其れは念導・・・・・
己がつくり己がくらう事も出来・・・・・
此の世界では一般常識に使用されている・・・・・
そう皆魔術師であり・・・・・
異形具足を扱えてしまう・・・・・
そして世界に異形具足は溢れ・・・・
世界は変革し・・・・・
人は世界は終わりなき成長を得た・・・・
俺は考えながら食べる・・・・
アイツは予見していた・・・・
世界の終末を今を・・
そしてその先迄・・・・・・
食べ終わり・・・・・
洗浄を・・・・・
「後はコンが」
「寝ようカミナ」
「うん♪」
「明日はゴートゥーゴー」
大きい寝袋に二人で入り・・・・
カミナは小声で・・・・
「コウ」
「ホントに良いの」
「カミナ？」
「私を過去にして」
「明日を選ばなくて」
カミナを捨ててアイツの下に・・・・
「・・・・・・・・」
「俺とカミナは」
「ナウ＆フューチャー共に」
「でハッピー」
「オーケー？」
「オーケー♪」
俺達は笑い合い・・・・
眠り・・・・
翌日まだ日が昇らない中・・・・・
俺とカミナは具足姿で・・・・
外套を纏い・・・・
「姿は晒さない」
「喋らない」
「後は？」
「アドリブ」
俺は笑い・・・・
「ゴー！！！」
「オーケー！！！」
森を駆けだしていく・・・・・・
お読み頂き有難う御座います。
