皆仲良くめでたしめでたし
「コン」
「オイデー」
やれやれ最近多いね・・・・
まあいい事ではあるけどね・・・・・
コウ・デ・ブレイ・・・・
コンはね・・・
神だと思う・・・・
ああ死んだ神じゃ無くね・・・・・
終末ゲンナが様々な文献から・・・・
神が起こすであろうと予測し起きたイベント・・・・
ゲンナは異世界の統治機構を持つ・・・
組織に頭を下げ教えを乞い・・・・
ノウハウとシステムを手に入れ・・・・
統治管理組織（仮）を立ち上げ・・・
仲間を求めたがうまくいかず・・・・
コウが起こしたとされたあれを機に・・・・
ゲンナが正しいと皆理解しとんとん拍子で・・・・・
コウが参加以降は加速・・・
世界を征服し・・・・
神の所在を明らかにし・・・・
攻め込んだ・・・・
入って驚いたらしいよ・・・・
絢爛豪華な間で胸を反らして現れると思ってたらしいから・・・
其処は広い・・・・・
畳張りの風でがたがたと揺れる窓・・・・
ボロ部屋・・・・・
其処に布団をしいて・・・・・
寝てたのが神・・・・・
老人痩せ細り・・・・
「ありがとうな」
「シウテム」
そのわきに金のロボット・・・・
「・・・・・・」
「さてと」
神は起き上がり・・・・
白い服・・・・
平伏し・・・・
「ありがとう」
「概念は鬼才たちの」
「おもいは」
「異形具足に受け継がれた」
「名が残らなんだが」
「満足だ」
「どういう事だ」
ゲンナは叫ぶ巫女服の・・・
紫の瞳の黒い巨乳・・・・・
そのほかはゲンナの後ろに控え・・・・・・
神は上体を起こし・・・・
目を閉じ喋る・・・
「概念」
「デバイスに取り込まれた」
「ただの能力の一種として」
「私は納得できなんだ」
「其方はおもいが」
「ああ」
「伝わる」
「とりわけ興味深いのが」
「念導か？」
「ガウス様の」
「くそくらえ」
「己が負の腐の念を」
「喰らい念を導き」
「エナジーを増す能力」
「悪意喰らいを昇華させ」
「喰らう？」
「念導は違う」
「ヒガンの動力システムを」
「参考に」
「個人で行えるようにしたもの」
「個々人が思念を導き」
「エナジーを増す能力に」
「自身では糞まずいものを喰っていた」
「なのに他人には美味しい感情で良いとは」
「そういう人だ」
「ただ走る」
「まっすぐに」
「我らは後ろを・・・・・」
「横道に」
「本来概念に思い宿って居なかった」
「宿らせたのか」
「残す為に」
「保管されていた概念と関連する思いを」
「取得し」
「結合させ」
「コウが完成させた」
「やはりコウは貴様の」
「貴様の？」
「創造物か？」
「君もだ」
「ああ嫌だと」
「同じ？」
「？」
「普通に両親から生まれたと」
「家事マルッと」
「装甲列車」
「其の他もろもろ」
「神の」
「そして我らを滅ぼそうと」
「概念の想いに操られてだろう」
「魔具は」
「まあ超えてると知覚していたが」
「終末は」
「君の様に」
「世界を改変者を促したくてだ」
「もう私では受け入れられない」
「さりとて私は頭を下げる気にならなかった」
「神だろ」
「最後まで面倒を見ろ」
「君らはペットじゃないと思うけど」
ゲンナは神の面倒を見ることにし・・・・
神死んで復活して・・・・
神ヤメテゲンナと暮らしてる・・・・・
統治管理組織正式になり・・・
ゲンナのかわりにコウがトップに・・・・
コンの知る・・・
コウは・・・・
初めて親に尋ね・・・・・
捨てられ・・・・
コンたちは物・・・・・
それを友達・・・・
コウはノブに・・・・
僕は物それとも人と尋ね・・・・・
ノブはその問いに気が付き・・・・
多分逃げた・・・・
誰にも頼れれずに・・・・
何故そう思うか？
だってノブ真似てた・・・・
風来坊のコウも直ぐ逃げてた・・・・・
頼れずコンにも何も言わず・・・・
ただおそれて・・・・・
「カミナお仕事で居なくて」
今がコウ一番子供っぽいけどね・・・・・
「うんうん」
「けど直ぐ済むんだよね」
「そうなんだよ」
「でデートと」
「ラブダンジョン・・・」
「完成何個目だったけ」
「にデートか」
「オウコース！」
「おうおうめでてえ雰囲気じゃねえか♪」
「ノブの付き添いで」
「やあコウ君」
ノブとグレンが現れる・・・・
コウは皆にちやほやされつつ・・・・・
カミナはお仕事とコウとのランデブーと忙しく・・・・
とはいえ補佐作りに忙しいからだから・・・・
一月もせずに・・・・・
日がな一日ラブラブ・・・・・・
子供も直ぐに・・・・
世界はシャインが溢れ・・・・
皆仲良くめでたしめでたし・・・・・
お読み頂き有難う御座います。
