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スローライフ終了

スローライフ終了のお知らせが届いた。


「姫、大変です。北西国境のシベルタリアの視察に出向いていた、バッサル法王が何者かの襲撃を受けたとの連絡あり」


広い広い風呂でシュルリー王女を俺のチンポニウスでからかっていると、風呂のドアを勢いよく開けた、マタザが飛び込んできた。


「お父様が?無事なのですか?」


「わかりません」


「プルートー先生が一緒だったはずですが」


「はい、そちらも行方不明とのこと」


「すぐに出立します、準備を」


「はっ、かしこまりました」


イケメン、ちゃんと仕事するんだね。


「政宗、あなたのそれをどうにかするのはあとよ、今はお父様を助けに行かなくてわ」


風呂を勢いよく飛び出て言ったシュルリー王女。

ミラは、俺の右手を握りしめて何かを願いたいようにしていた。

わかったよ、わかっているよ、ミラ。

あいつは、ペチャパイ、いや、シュルリー王女は大事な仲間だよ。


「ちょっ、ちょっ、ちょっと待てよ」


髪をかき上げながらかっこよく言ってみた。


「なによ、粗チン」


うん、俺のチンポニウスは一般的な大きさだから。

前世で、歓楽街のお姉さまが言ってたから。


「仲間だろ、ってか、一応、この国の公爵なんだろ?俺?」


「だから、なによ?」


「命じろよ、助けてと」


目を真ん丸にして俺の言葉が意外だったんでしょうね。

シュルリー王女は、驚いていた。


「助けてくれるの?」


「ああ、一応だがあのプルートー先生も認める力があるしな」


「そうね、公爵としての領地の分ぐらい働いてもらおうかしら」


「だな、ミーラの友達ならただ働きもしてやるぜ」


かっこつけて言ったら、チンポニウスを引っ張られた。

う、っ、それは引っ張ってはいけません・・・・・・。


それから慌てて着替え外に出ると、俺の神輿馬車を準備していたハイトンが外にいた。


「御主人様、準備してありますよ」


良くできた家臣だ。


「ぶるるるるるる、ぶるるるるるる、パラリラ、パラリラ」


うん、ケンタウルスのケンちゃん、俺の生成魔術で誕生したなら空気読んでよね。


「なにこのダサい馬車、私のスイートベリーメルヘンチック号はまだかしら」


シュルリー王女のイチゴの馬車ってそんな名前なんですね。

うん、あれよりは俺のがかっこいいから。


「シューリー、乗り心地は保証できないけど、早さなら保証できるわ」


「そう、ミーラがそう言うなら乗ってあげなくはなくてよ」


知らないぞ~うちの馬車は茨城の珍百景、珍獣、絶滅危惧種の暴走族並みだぞ~。


「はい、シューリー、これ酔い止め」


「ミーラの激マズ変な薬シリーズ、久々ね」


「変じゃないもん」


うん、酔い止めあるなら俺にも出してよね。


ケンタウルスのケンちゃんが先頭のユニコーンが引く俺の神輿型馬車に乗り込む、俺、ミラ、ハイトン、シュルリー王女、マタザ。

あっ、マタザも乗るのね。

供回りの馬車が準備できていないのにも関わらず飛び出した。


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