lesson 4 美少女ゴーレム
休養の間にまた、嵐が過ぎた。
その間、ミラの太ももを枕にして休んだ。
ん？ハイトンは？
何か知らないうちにバトルがあったらしく今日はミラらしい。
従者として、プライドがあるのか？
ミラの太ももの枕はハイトンより柔らかい。甘いいい香りがする。
嵐が過ぎ去ったのを待っているかのようにプルートー先生が現れる。
「さて、今日は精霊魔法を使ってゴーレムを作りましょうか、ゴーレム、忠実な僕あれやこれや出来るわよ～」
「御主人様があれやこれやを望まれるなら僕が相手になります」
うん、なんか良いからそう言うの。
「今日は調度ぬかるんでいるから小手始めに泥団子を作ってから、精霊魔法で命を吹き込みましょう」
泥団子を作るなんて久々だなと思いながら10個の小さい泥団子を作る。
頭1、胴体1、右手2、左手2、右足2、左足2、を繋げて人形にする。
「最初だから人形を作ったほうがゴーレム作りやすいのよ、さぁ～政宗ちゃんの熱い液を注入するのよ」
はい、魔力を注入ですね。
魔力を出すのは慣れたため右手人差し指を泥団子にあて、前世で毎週パーツを組み立てた小さなロボットをイメージして送り込んだ。
すると、泥団子は少しずつ動き始めて30センチほどの小さなゴーレムとなった。
「政宗ちゃんのやりたいことやらせたいことさせてみなさい」
特別やらせたいことはないので踊らせてみた。
パラパラダンス。
様子を見ていたミラが喜んでおり、ミラはぬかるみに指を入れると俺が作ったゴーレムと同じサイズの泥ゴーレムを出現させ、２体でパラパラダンスをしている。
じゃあ、これならどうだと、オタゲー躍りをさせたら動きが激しすぎたのか泥団子ゴーレムはバラバラになり土に戻った。
ミラが悲しそうにしていた。
調子のってごめんなさい。てか、ミラは精霊魔法使えるのね。
次にハイトンが斧で割っていた、薪に同じく魔力を注入してみるとガチガチに動くロボットのようなゴーレムが出来たが最終的に自ら風呂を沸かしている火に飛び込んでいった。
役目は薪だからしかたないのか？
「ゴーレムは、魔術を唱えてる間、盾にしたりもするから固いものをイメージして無から出来るようになると良いわよ」
プルートー先生がそう言うので空気中の炭素を集めるイメージをして、光輝くダイヤモンドのゴーレムを作り上げてみた。これも30センチほどの。
「初日に出来るなんて素晴らしいわ、流石がに私が見込んだ旦那様候補」
ん？プルートー先生結婚まだなの？綺麗なんだけどなぁ。
ダイヤモンドゴーレムがどうなったかって、ミラが喜んでたのであげたよ、ガチガチのパラパラダンスを玄関に作られた台の上で踊ってる。
俺が解術するか死ぬか、ゴーレムの肉体が損傷しない限り動くらしい。
無から作り出せるのを身に付けたので、再び炭素を集めてダイヤモンドで150センチくらいのダイヤモンド美少女ゴーレムを石炭で精製したスクール水着を着せて誕生させたが、ミラもハイトンもプルートー先生も冷ややかな視線を送るから解術して消えて貰いました。
見てないところで作ろう。
